車のキズを直します!どこに付いたキズかと言うとドアミラーカバーです。中古車だったので、前オーナーによってこすちゃったキズなんですー。白のドアミラーカバーなので、これが黒いキズなもんで、目立ちます!今回は、【ドアミラーカバーのキズ修復】パテでキズの凹みを埋め塗装/下地の染めQさんのミッチャクロンマルチを使い方もご紹介します。ではでは、塗装はド素人のじぃーさんですがミッチャクロンマルチの力を借りて(失敗するけどドンマイ!)塗装ができちゃうので、解説してゆきます!皆さんもチャレンジして塗っちゃいましょう!
ドアミラーカバーを外す
今回登場するのは、スズキさんのハスラーになります。
こちらのドアミラーカバーを外してゆきます。
ドアミラーカバーは、簡単に取り外せますが、強引にやっちゃうと中の爪(金具)が折れちゃうので、慎重かつ大胆に外してゆきます😄
手順としては、
ドアミラーアンダーカバーを外し、上部のドアミラーカバーを外します。
ドアミラーカバーのキズの修復に用意する物/前準備
写真に写っているのは、ドアミラーカバーのキズなんですよー😫
ウインカーにもキズが入っちゃってます「うぅ~ ガックシ」
ハスラーさんキレイにするよー!
結構、キズが深いのでパテで凹ってる箇所を埋めてから塗装をやっちゃいます。
ドアミラーカバーのキズ修復に使う物
キズが深いこともあって準備する物が何点か必要になります。
- パテ
- 耐水ペーパー(♯600、1000番手)
- ミッチャクロン マルチ(プライマー)
- カラー塗料 (ハスラー色 スペリアホワイト)
- クリアー剤
- シリコンオフ または エタノール(アルコール)
- ショップタオル
- 液体コンパウンド(♯3000、♯9800)
- 電動ポリッシャー
- 「やる気と根気、折れない心」⇦これ大事 😄
以上が準備した物です!
<準備したグッズの用途は?>
パテ:
ドアミラーカバーのキズの凹ッてる部分を埋めて補修します。
耐水ペーパー:
足付けに使用します。プライマーなどの下地の付着性をよくします。表面の凹凸を整えるに使用します。
ミッチャクロンマルチ:
こちらは、初心者や慣れていない方向けの万能プライマー(プラサフ的なー)になります。下地、塗装のつなぎって感じです。付着、密着性に優れています。
カラー塗料:
ハスラー用のスペリアホワイト色の缶スプレーになります。
クリアー剤:
クリアー剤は、カラー塗装の保護と艶、光沢を出し整えます。
シリコンオフ:
塗装面、パテ付けを行う際の脱脂になります。エタノール(アルコール)でも脱脂は、出来ますよー!
ショップタオル:
シリコンオフやエタノールを使った時の拭き取りに優れ、油分を拭き取るのに使用します。
液体コンパウンド:
こちらのコンパウンドは鏡面仕上げ用の最終仕上げに使います。♯3000や♯9800といった物を使用します。
電動ポリッシャー:
鏡面仕上げに、じぃーさんがずぼらをしたく用意したものです😎
でも、キレイな仕上がりに圧倒します!
やる気と根気:
じぃーさんがよく置き忘れるやつだー!
これが一番ひつようやなぁ😄
塗装の前準備ってなに?
塗装をする前に!換気のいい所で作業を!
シリコンオフやエタノールは、有機性溶剤で揮発性があります。こちらも同様、換気のいい所で作業を行います😄
塗装にマスキングが必要な場合は、マスキングテープやマスカーの準備も必要になります。でも、今回はドアミラーカバーを外して塗装するんでマスキングはしないです!
分解したパーツや小さなパーツなどの塗装は、手で持ちながらの作業は難しいので、ここでいいものが、100均でありましたのでご紹介します。
自分でも作れそう!それを言っちゃおしまいよー😅
「塗装クリップ」の使い方
クリップの付いた棒状の「塗装クリップ」です!
こちらを使ってパーツを固定し塗装をやってゆきます😄
- 塗装クリップ(100均)
クリップにパーツをはさみ下側は、土台となる物に刺して使います。
いつもお外で塗装をやるので、地面に刺しちゃいます。
塗装の環境(屋内)が整っているなら発泡スチロールのブロックを土台にするのがいいですね😄
ドアミラーカバーのパテ/塗装の方法
ドアミラーカバーのキズを修復します😄
左のドアミラーカバーにキズが付いちゃっているんですが、装着されているカバーは、艶のないプラスティックな感じ?未塗装なのかよくわかんないです~。
せっかく、ドアミラーカバーを分解したので、光沢のある塗装でやってみようかと!
step➊キズを消す
耐水ペーパー(♯600番)を用意します。
キズの付いているところを耐水ペーパー♯600番で研いでゆきます。
研磨は、バリを取るような感覚で研いでゆきます。
step➋脱脂する
パテの前に、パテの密着をよくするために用意した、シリコンオフやエタノール(アルコール)を使って、油分、汚れを取り除いてゆきます。
※ちゃんと脱脂をやっておくことで、塗装の弾きやパテの剥がれを防ぎ長持ちさせることができます。なのでキレイに脱脂をしておくことをおすすめします😄
ショップタオルにシリコンオフかエタノール(アルコール)を含ませ、ドアミラーカバーの油分を取り除きます。
直接つけても、もちろんいいですよー!
※シリコンオフやエタノール以外にもブレーキクリーナーやパーツクリーナーでも脱脂ができます。なるべく速乾性のあるものを使うと拭きとりが楽ですよ!作業時は、必ず換気をしましょう😄
じぃーさんのハスラー、カバーの白色がはげてきているせいなのか、アルコールだと白が取れていきました!
シリコンオフは、取れることがなかったので、シリコンオフをおすすめします。
step➌パテを使う
脱脂が終ったら次に、キズの修復にパテを使ってゆきます。
段ボールに必要な量のパテを取り出します。
そのパテに硬化剤を足します。それによって、硬化のスピードが速くなります。
硬化剤の量は、パテが40にたいして1の割合で混ぜ合わせます。
※よく混ぜ合わせます。
混ざり合ったパテをドアミラーカバーのキズに塗ってゆきます。
若干、盛り上がった状態に塗ります。パテの量が少ないと硬化時に表面が下がってしまうことがあります。なので、少し盛り上げた状態にします。
使う量が少ないこともあり乾燥には、時間が掛からないかと。
余裕を持って約一時間ほど放置して乾燥させました。
(季節:晩秋11月下旬 気温:19℃ 天気:晴 風:あり)
一時間後、端の方が乾いているか触って確認、乾燥していたら次の作業に移ります!
step➍研磨する
次に、余分なパテを削る⁈
耐水ペーパー(♯1000番)を使って研いでゆきます😄
ドアミラーカバーの曲線や面にそって、パテを研磨します。
step➎汚れを落とす
耐水ペーパーで研いだパテや油分をシリコンオフやエタノール(アルコール)で拭き取ります。
ここでの脱脂は、手を抜けないですね!
脱脂がちゃんとできていないと、塗装の密着がわるく剥がれてきたりもするのでキレイに拭き取りますー!
step➏ミッチャクロンマルチを使う
脱脂が終ったら次に、プライマー(プラサフ)を下地に塗布します。
プラサフの代わりにミッチャクロンマルチ(プライマーに近いかと)を使って簡単に下地処理をします。
ミッチャクロンは、プライマーに近い下地剤になります。金属やプラスティックの表面に付着し塗装を密着させる便利で簡単なプライマーです!
今回のは、スプレー缶になっているので、吹き付け塗布のやり方は、カラー塗装と同じ要領です。
塗装を行う前に、よく振ります。
マスキング、マスカー部分や段ボールなんかに一度吹き付け玉を飛ばしました😄
ではでは、吹き付けます!塗布面の外側から吹き付けます。
一定のスピードで吹き付けます。左右往復しながら吹き付けます。
円の1/3が重なるように吹き付けるのがコツです!
一回目は、遠くから吹き付けます。
乾く直前にもう一度、同じ要領で吹き付けます。
二回~四回、吹き付けます。
二回目以降は、塗装する表面から、約20cm~30cmぐらいの距離から吹き付けます。
step➐表面をを平らにする
ミッチャクロンマルチを吹き付けて乾いたら表面を平らにします。
表面が凸凹だと、カラー塗装後も凸凹してます。
耐水ペーパーまたはサンドペーパーの♯1000番で整えます。
この後、キレイに拭き取ります。
※この作業の際は、油分が付かないようにゴム手袋をおすすめします。
step➑カラー塗装
ミッチャクロンマルチを使って下地ができ表面も平らになりました!
次は、いよいよカラースプレー塗装になります。
今回は、スズキさんの「ハスラー」のドアミラーカバーで、お色は「スペリアホワイト」色になります。スズキさんの色ですね。
この「スペリアホワイト」色は、光沢があるのですが(今の光沢の状態は、全くなし無塗装的な感じです)、光沢と輝きを出し特別感が出ればいいかなぁ~って考えました😄
ではでは、塗っちゃいます~。
下地で塗ったミッチャクロンマルチの塗布の方法(手順)と同様の吹き付けをやってゆきます。
➊ 少し温めておく。※注:熱してはダメですよー破裂します😱
➋ 吹き付けるスプレー缶をよく振る。
➌ 塗布する面の外から吹きつける。
➍ 一定のスピードで吹きつける。
➎ 吹き付け量は、円の1/3が、かぶる様に塗布。
➏一回目は、遠くから吹き付け。
➐二回目以降は、約20cm~30cmの距離から吹きつける。
塗料が乾いたら➋~➐の吹き付け手順で、3回~4回吹き付けます。
step➒表面を研ぐ
カラー塗装が終ったら表面を整えます。
表面を研ぐには、耐水ペーパー♯1000番(サンドペーパー)を使いならします。
カラー塗装の気泡やタレがあった場合は、研磨しカラー塗装の修正が必要ですよー。
軽く表面を研ぎ整え終えたら次の工程にすすめていきましょう!
step➓クリアー塗装
クリアー塗装をやってゆきますー😄
クリアー塗装は、光沢が出るので、マット塗装は、施工しませんよー(クリアー塗装はやらなーい)。
光沢を出させたいので、クリアー塗布します。
こちらも、カラースプレー同様の手順で吹き付けます。
※カラースプレー塗装、クリアースプレー塗装で、吹き付けすぎると液が垂れてきます。このような状態になる前は、塗布面がうろこ状になりギラギラと波打ち始めます。この状態になると塗料が垂れてきます。この寸前で乾燥になります!
「むずい~」ですけど、失敗してもいいわぁーぐらいの気持ちで、やりましょうねー!
じぃーさんも必ず失敗しますよー「気合で頑張る~」😄
クリアー剤も3回~4回吹き付ければ、完成です。
後は、完全に乾燥すれば液体のコンパウンドなどを使い磨き上げます!
https://mamecoro-ji.com/color-paining/
step⓫コンパウンド磨き
最後に、鏡のように磨き上げます!
コンパウンド磨きには、いくつもの商品があります。代表的なものは、
などがあります。
さらに、簡単に艶をだすなら
キズ消しを使って光沢をだします。
じぃーさんは、さらにもっとずぼらを…!
それは、これらを使ってボディーの気になるところも丸ごとやっちゃいます。
話しがそれそうだったですが、こちらを使います。
【呉さんのルークス(LOOX)】
【プロスタッフさんの電動ポリッシャー】
呉さんのルークス(LOOX)と電動ポリッシャーを使って一気に仕上げます!
詳しくは、こちらのサイトで!
⇩⇩⇩
step⓬コーティングする
塗装が終ったので、コーティングをやっていきましょう!
コーティングにもいくつもの種類がありますが、
ここでは、スパコレさんの「スパシャン」ガラスコーティングで施工してゆきます!
車全体のコーティングになろうかと思いますが、そこは割愛で、ドアミラーカバーでざっくりと解説します。
ドアミラーカバーを水洗い
先ずは、ドアミラーカバーに付いている汚れを水で洗い流します。
カーシャンプーを使う
カーシャンプーで洗います。
ここで使うカーシャンプーは!
もちろんスパコレさんの「カーシャン」と言うカーシャンプーです。
10:1の割合で濃縮タイプで希釈する商品となっています。水10で、洗剤が1ですー!
バケツに「カーシャン」を入れ、水を入れます。この時、水圧で泡立てながら注ぎます。
充分に泡だったらスポンジを入れ、泡をたっぷりとつけてドアミラーカバーを泡で洗うような感じで優しく滑らせてゆきます。
泡で洗い終えたら、水で流します。
スパシャン!
ガラスコーティングを簡単にしかもキレイにせこうするなら「スパシャン」です😄
この「スパシャン」を使ってゆきますー!
「スパシャン」は、希釈して使います。
「スパシャン」1にたいして、水は100になります。
1:100です。
バケツに「スパシャン」を入れます。そこへ水を注ぎます。
スポンジに希釈した「スパシャン」に染み込ませドアミラカバーに塗ってゆきます。
その直後に、水で流します。ドアミラーは、隙間の多い部品なので、よく水をかけすすぎましょう。
流し終えたら施工は、完了ですよー😄
※ボディーを施工する場合は、1パネル毎に塗布し水で洗い流します。これは、硬化スピードが速いので、直ぐに水で洗い流します。夏場の暑い時は、早めに洗い流すのがコツです!
拭き取り
「スパシャン」のガラスコーティングが終えたら、表面に付いている水滴を乾いたクロスで拭き取ります。
「スパシャン」どうでしょう⁈簡単にガラスコーティングができました!
ガラスコーティングをするなら「スパシャン」は、おすすめですよー😄
まとめ
今回は、「【ドアミラーカバーの修復】パテ・塗装/下地のミッチャクロンの使い方」をご紹介しました。
ドアミラーを例にパテ、塗装または、ミッチャクロンマルチを使って修復をしました。
樹脂パーツならこれで、出来ました。
塗装になると、初心者や慣れていないと難しく思ってしまいがちですが、ミッチャクロンを使うことで足付の手間が省け、簡単にカラー塗装ができます。
これらを参考にして、バンパーなどの修復ができますので、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか😄
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事も配信しておりますのでご覧下さい。
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ご覧いただけたらうれしいです。何かの参考になればと思います。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄