車の塗装で思いつくのが、ボディーであったりバンパーですよね。今回は、初心者の方でも自分で出来るブレーキキャリパー塗装をご紹介します。前々からブレーキキャリパーの塗装をやりたくて妄想を繰り返してたんですが、とうとうブレーキキャリパーをカラフルな色で塗装をやっちゃいますよー!ブレーキキャリパーの塗装を失敗しないためにもコツ、ポイントを入れながら解説します。更に安く仕上げようと!失敗例も多いですけどご参考までに、それではご案内します!
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塗料のタイプは?
色々調べて見たところ2液性のタイプがいいと言われている方もいました。某有名な99と書かれているメーカーさんの2液タイプでしたけど、お店を回りあちこち探したのですがもうどこのお店にも売ってなくて後で調べたら廃盤とのこと😣
そしたら違うメーカーの耐熱性の塗料と思ったのですが、ここまで迷ったのだからと「安く仕上げよう」とホームセンターのコメリパワーさん(ロゴマークがほっこりする)に行って塗料を探し「うろうろ」。
ありましたよー!金属・トタン用の塗料。ブレーキキャリパーも金属「使えるやん」と手に取り、色も考え中。
ちなみにジィーさんは、かなりの老眼なので裏面の注意書きは見えてないです!
見えてないのでそのまま買っちゃってます。よくあります…老眼鏡を忘れると大変なことに😢
この塗料は、でっかく鉄部とトタンと書かれているのでよかった。時間は見えていないです!色は、店員さんに確認!ここ重要!
18年前の三菱トッポさんボディーカラーはシルバーに赤はダメかー似合わないかなーと迷っていたのですが、やっぱり赤に憧れていたので
赤色に決めました😄
そんなわけで赤色にすることで更に1色、白色を買うことに!それは白色を下地に塗ることで色が映えてくるので塗ることにします!これでもお安くできますね。
そんなわけで今回は、以前から塗ってみたかった赤色で塗装をやりますよー😄
仕上がりが楽しみです!
ブレーキキャリパーの塗装方法
色も決まったところで、塗料と道具が必要です。この日は、コメリパワーさんで揃えました。
塗装に準備する物
- 塗料(赤色と白色)1缶 0.2L
- 薄め液 100ml
- 筆(万能筆 30mm)さらに細筆があると便利
- いらない瓶(筆洗い用)
- ブレーキクリーナー
- 金ブラシ または、いらない歯ブラシ
- マスキングテープ、(こだわるなら新聞紙かビニール必須)
- ゴム手袋、グローブ
- タイヤを外す道具一式とジャッキ(割愛します)
ブレーキキャリパー塗装開始!
塗装の前の準備は、車体を上げてジャッキアップします。ジャッキスタンドを設置しタイヤを外しておきます。
ジィーさんは、キャリパー塗装、初めて!ドタバタしてます。塗装はこの前のボディー塗装と大昔にガンプラ(ザク、緑のやつ)作ったぐらいです😅
ブレーキキャリパーを外す
ブレーキキャリパーを外さなくても出来るよーって方は、外さなくても大丈夫です!
※ブレーキパッドがキャリパーに取り付けられているタイプは外しておくと塗装しやすいです。取り付けにえらいこっちゃになりますが…
今回はブレーキキャリパーを外して塗っていきます。
ブレーキパッドに塗料が付くので外していきます。マスキングする箇所も減るので大胆に塗れますよ。やっちゃいますけど😅
※ブレーキキャリパーを外すと楽に塗れるとは思うんですが、初心者には難易度が上がるので付けたままで塗っちゃってもいいですが、
そこは、おまかせです。こだわるなら外しましょう!
ちょっと背伸びしてみようとブレーキキャリパーを外して塗っちゃいます😄
ブレーキキャリパーを固定している14mmのボルト、スライドピンを外します。下側だけです。
外したらブレーキキャリパーを上へ「よいしょっと」引き上げます。それだけでも塗りやすくなりますよ。
ブレーキキャリパーを固定しているブラケットもよく見えるので塗りやすくなります!
ブレーキキャリパーを外しS字のフックに引っ掛けます。仮に引っ掛けてます。
ここで思ったのが、ブレーキローター!取ってしまえばもっと楽です😄
ブレーキローター取ちゃいました😄
これで、養生の範囲が少なくなった。
ブレーキキャリパー洗浄
ブレーキキャリパーとパッドを外し終えたところで
よーく見て見るとブレーキキャリパー、ブラケットが、かなり汚れてるー!
この状態では、塗料は塗れないのでブレーキクリーナーかパーツクリーナーで汚れを落とします。頑固な汚れとサビは、金ブラシを使います。
三菱トッポさんのブレーキキャリパーは、かなり頑固な汚れでした。18年も経つとこんなになるもんなんだ😣
金ブラシを使う時は、ゴム製部品、ブッシュなどにキズを付けないように慎重にこすっていきましょう!歯ブラシを用意したものの頑固な汚れで登場しなかったです。
シリコーンオフは、今回使いません。よくシリコーンオフを脱脂するのに使いましょうと記載されていますがブレーキクリーナー、パーツクリーナーで脱脂されるので使いませんでした。
ブレーキクリーナーを使って金ブラシで「ゴシゴシ」です。
更に、ショップタオルを使って「ふきふき」します。
かなり頑固な汚れでした両方の掃除に1時間以上もかかり、少し焦り気味😣
塗らないところはマスキング
ブレーキキャリパーキャリパーブラケット以外は、塗装をしないので養生をします。
ブレーキパッド、ブレーキローターも付いていないので楽です。ゴムブッシュやブレーキホースにマスキングテープで養生します。
あーー
やっちゃいました!マスキングをせずに塗っちゃいました!さきばしちゃいました、焦らずに😣
気を取り直してマスキングです!
ゴム製品のブッシュ、ブレーキホースにマスキングテープで養生しています。
何となく適当な感じですが、大丈夫ですよ!
ブレーキキャリパー下地塗り
ブレーキキャリパーに塗装開始!
ここからは、かなりの根気と根性だけの挑戦です。地味にコツコツと塗っていきます。
その前にゴム手袋をはめます。
初めに下地にする白色の塗料を塗っていきます。
下地に白色を塗ることで上塗りした色が映えるようになり仕上がりも綺麗になりますよー!
塗っている最中に気が付いたのですが、筆が30mmと幅が広かったので塗りにくかったです。10mm幅の筆か細筆でよかったと感じました。細かい所はとにかく塗りにくいです。当たり前かあー😅
今回使用している塗料は、速乾性はないので夏の晴れた日では、3時間で乾燥となっています。重ねりは、なんと~ 8時間となっています。「ダメじゃん」これは、強行突破あるのみ!
待てないので強行突破して2時間だけ待って塗っていきます!
※下地と混ざることもなく塗ることは可能。
今回の塗料は、垂れてくる時もあるのですが、思ったほど垂れてこなかったのでスグレモノですね!どれくらいで垂れるのかやってみたのですが、筆にたっぷりと付けると垂れました。そりゃそうだわね。
筆を洗う
よくよく考えたら1本しか買ってこなかったので薄め液で洗っていきます。
薄め液は、チョーキツイ臭いを放ちます。頭がくらくらするほどです。換気のいい所で使いましょう!
容器は、ビニールカップなどは溶けちゃうので使えません!缶や紙コップなどを使いましょう。試しにやってみたら溶けました😵
上塗りで仕上げる
筆を洗い、昼食も終えて2時間が経ちました。下地の塗料は、意外と乾燥しています。
でも、塗料の定着まではしてないと考えられます。完成したら、もう一日、動かさずに放置することに!
※金属用の普通の塗料なので2日間の作業で行うのがいいですね。
とにかく早く時間が無い方は、ホルツさんから出ている速乾性のあるものが、オススメですね。15分ほどで乾きます。使いきりなのでブレーキキャリパーだけでは、もったいないので、エンジン回りや足回りなどに塗るといいと思います。
次に上塗りの赤色を1回塗りでやっていきます。
筆にたっぷり付けすぎ!垂れてる。やっちゃった😅
塗る前から「ぽたぽた」してます。後の拭き取りが大変です。下に新聞紙か段ボールなど敷いておくこといいですよー!失敗!
靴の裏に塗料が付いちゃってえらいこっちゃ~に😅
慣れないとこんなもんです。
上から塗っています。
結構な厚塗りをしてしまったので乾きが遅くなりそうです。でもこんなに厚塗りするなら「下地なくてもいいんじゃー」っておもちゃいました。
色映えにこだわらないのであればそのままでもOKかと😄
出来上がりは、下地を行ているせいかやっぱり赤色が映えますね!いらないと思ったけどおすすめします。
下地2時間の乾燥で強行突破をしたにもかかわらず、下地と混ざることなく鮮やかな赤色になりました😄
どうですか!綺麗で鮮やかな赤で塗れてます!
筆の毛がー!
筆の毛が抜けてくるので取りながらの作業です!
ホームセンターに売られている毛が抜けにくいと書かれた筆(189円)がいいのかもと思います。
試していないので抜けないかは分かりませんが。
安かった98円の万能筆は、大量に抜けましたね!安さにつられてしまった😅
ブレーキ部品の取り付け
塗装が終ったら外した部品の組付けです。
ブレーキパッドを取り付けに残念ながら一部、塗料が取れました😣
構造上、難しいのかも。
塗装の削れた箇所をもう一度塗って補修を行います。
また、塗り残しもあちこちで発見!塗り残しを塗っていきます。
ブレーキキャリパー塗装時の失敗例
誤塗装:
塗ってはいけないところに塗ってました😅
■ホイールハブやナットに塗ってます。
■ブレーキキャリパーブラケット以外に塗っています。
■スライドピン(上下2本)塗ってます!
手袋は必須
手袋は、必ず着用しましょう!
手が真っ赤になっちゃいます。
塗料は、なかなか落ちないですよ!
車輪装着
車輪を付け、ジャッキスタンドから車を降ろします。車輪を付ける時にホイールがブレーキキャリパーにぶつからないように気をつけ装着。
完成しました!出来栄えチェック
どうでしょう!ホイール越しの赤いブレーキキャリパー、カッコイイ🤩
塗っちゃいけないところに塗りましたが、見えないのでよしとしましょう!
この後は、雨が降らないことを祈りつつ、定着を待つだけですね!
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まとめ
今回は、初心者DIYメンテブレーキキャリパー塗装する方法をご紹介しました。
ジィーさんは、塗装は得意じゃないのですが、何とかできました。車用の塗料じゃないから長持ちするか分かりませんが、塗れたことの喜びが勝っています😄
駐車場で、自分の車のキャリパーを見てうっとりです😍
皆さんもどうでしょうか!DIYメンテにチャレンジしてみはいかがでしょうか。みんなと違う感は半端ないです!
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事もご覧下さいね。
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう!