車の塗装で下準備に表面を研磨!塗装前の研磨に耐水ペーパーを使って削る、磨くをやっていき塗装の足付け処理をします。そのまま塗装をしても密着性が悪くうまく塗れず直ぐにはがれてしまいます。耐水ペーパー(サンドペーパー)を使って表面をあらし、ならすことで塗料を定着させます。今回は、塗装前の下準備に耐水ペーパーを使い表面を削る方法を解説します。
Contents
サンドペーパーとは?種類と使用方法
サビ穴のパテ埋めも終わり乾いたころで、もう夕暮れときに…
一人BBQを楽しみ過ぎた~😅
「明日やるぞー」と意気込むも雨!
作業が進まず1週間が経ち、ようやく研磨に取りかかりました。
始めますー😅
今回はパテで修復した後、研磨をしましたが、塗装を行う方も同じ下処理になります!パテの部分を飛ばしてご覧ください!
パテの研磨
パテは、硬化すると少し縮む。表面が少しくぼんでしまいます。そのため少し盛っていくことで薄っすらと山にします。少し山になった面をヤスリで削っていきます。
手を使って磨く道具としてサンドペーパー、砥石やヤスリがあり、機械だとグラインダー、サンダーやルーター、ベルトサンダーなどがあります。
今回の研磨の道具は、簡単に使える耐水ペーパー(サンドペーパー)を使います。手で磨くなら耐水ペーパー(サンドペーパー)が使いやすいです。
サンドペーパーとは
紙や布に研磨材が吹付、接着されたペーパー状のもの。用途は、木材や金属(樹脂)を研磨、研ぐ、削るといったことに使います。
道具ではあるのですが使い捨ての様な物なので消耗品の一種となります😄
表面のサビや塗料、パテやバリ取りに適してます。表面に穴を空けたり素材を切り落としたりといった作業には不向きです。
サンドペーパーの種類
一般的なサンドペーパー
- 耐水ペーパー:木材、金属と幅広く使われ、水に強いので使用の時は塗らして使えます。
- 空砥ペーパー:表面の研磨仕上げに使い、目詰まりが少なく耐久性があり水は、不向き。
- 紙やすり:サンドペーパーと呼ばれ、木材に使われ、目詰まりがしやすいです。
耐水ペーパーの番手と使用方法
ペーパーの番手には、種類がある!
番号に♯って書いてありますね、読み方は、メッシュです。番号は番手と呼び目の粗さになります。番手の数字が大きくなると目が細かくなり小さいほど、粗くなっていきます。
◆サンドペーパー目の粗さ:
- <目が粗い> 番手小 ➜ 番手大 <目が細かい>
◆番手の種類:
- 粗目 ♯40~♯100:塗装やパテ、木材の粗削りに使いますよ。
- 中目 ♯120~♯240:サビ、鉄板の焼き付き等の研磨に使います。
- 細目 ♯280~♯800:下地塗装の重ね塗り等に使用します。
- 極細目 ♯1000~:仕上げ用に使っていきますよ。
今回はもちろん耐水ペーパーを使います。
耐水ペーパーの特徴は、水に強い。水を使いながら研磨をするので目詰まりが少なく、長持ちすることです。また水を使うことで削りカスが舞うこともないです。
先ほど、パテに水をかけるとパテが水分を含み膨らむのですが、ほんのわずかな膨らみなので私は、水をかけながら磨いています。
水をかけるのは、研磨中の粉じんが飛散することを抑えることもできます。作業中は、マスクを必ず着用しましょう!
100番と320番で粗削り!パテの盛り過ぎはグラインダー!
パテがボディー周辺の高さになるまで磨きます。
市販品の耐水ペーパーのセット(♯100、♯320、♯600、♯1000)品で♯100番と♯320を使い粗削りをします。
<サンドペーパー>
削り過ぎに注意!削りすぎないようにしましょう。削り過ぎた場合は、パテ埋め再度おこないます。
パテは意外に硬く、更に量も多く凸凹、削るのに3時間ぐらいかかってまった~😄
グラインダーも使ってはみたものの、削りすぎて少しパテ埋めしたりと何回もやり直してます。
600番で表面の凹凸/表面を削り足付け!
600番を使い表面をあらす。600番で少し粗さを残す程度にします。塗料を密着させ剥がれないようにするためです。
水をかけながら600番で研磨していきます。
こちらも、ボディーの高さに合わせ、削っていきます。段差がないかは横から光の反射や映り込みを見ながら研磨になります。
出来上がりを想像してボディーの曲面を見て撫でては、うっとりして凄く楽しく作業をしましょう😄
まとめ
今回は、「塗装前の下準備って何?ボディー表面を削る!耐水ペーパーで足付け!」をご紹介しました。
サンドペーパーにはいくつもの種類がありました。使用したのは耐水ペーパーには、あらさによって番手があり用途も違いました。
番手の小さいものから大きいものに変えてパテの研磨を行い平らにならしていきました。使い方として耐水ペーパーを使い、水を含ませ何回も磨いていきました。
パテの量が多いところには、グラインダーや番手の小さいもを選んで研磨しましょう。
機械を使う時の注意点は、削り過ぎには気をつけて慎重に削りましょう!
慣れないと失敗もしますが(じぃーさんは何回も失敗してます)何回もチャレンジです!
大丈夫です。ゆっくりと作業をおこないましょう!
今回は、ここまでとなります。ご覧になった方は、いかがだったでしょうか。また、別の記事も見てくださいね。見ていただくとうれしいです。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全に事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう!