車のパテ埋め

真鍮丸棒を使ってサビ穴の補強!車の修復は自分で出来る!

鈑金

車の補修でよくあるのが、腐食によるサビ。放置するとサビ穴になって大変なことに!そんなサビ穴、皆さんならどうされますか?通常なら修理工場で直しますが、自分で直すことはできないのでしょうか?もちろんできます!今回は、サビ穴を真鍮丸棒で補強してからパテ埋めを自分で直す方法をご紹介します。車のDIYメンテ、サビ穴の補強にチャレンジしていきましょう!

>>パテを使った修正方法はこちら!

 

 

 

サビの発生原因は?サビ穴の補強は何を使うの?

 

まめころくん
まめころくん
特にサビる部分ってどこなんだろ?

車の下回りはサビる!

特にサビてくる場所はタイヤハウスの周辺やサイドシル辺りがサビやすいですね(サイドシルは、ジャッキをかけたりするところ)。

サイドシルは、キズの入りやすいところで仕方がないのですがゴムのパッドなどをあて保護をする必要があります。

 

サビの発生原因

サビの原因はキズからの腐食であったり塩カル(凍結剤)など。浅いキズ(クリア塗装のダメージ)ならサビにならないですが、塗装面(カラー塗装)がはがれるといった深いキズや車の飛び石、下周りに入るキズと様々です。

サビ穴の補強材は?

サビで空いた穴!

サビ穴に補強が必要です。補強には様々な材質がありますが今回は、真鍮丸棒(真鍮)を使っていきます。

真鍮丸棒は、加工がしやすく簡単に取り扱えてホームセンターで購入できる汎用品です。

黄銅(こうどう、おうどう)銅と亜鉛の合金になります。

一般的に真鍮(しんちゅう)と呼ばれているのは、亜鉛が20%以上のものが多い。

サビ穴の補強は、真鍮丸棒をつかいます!

三菱トッポさんのタイヤハウス周りにサビが広がってますー😣

タイヤハウス サビ

<車のサビ>

長い年月、放置された車、経年劣化でいたみが激しい車です。なんとこのサビ、削っていくと穴が大きく広がり内部はボロボロ、補強が必要です!

サビの下地処理

サビ穴の下地はサビ止め。下地も必要になります。サビを防ぐ防錆剤、サビを止める転換剤の使い方をこちらで解説しています。

>>サビの処理はこちらから

 

 

真鍮丸棒は、サビ穴の補修/補強に使えるの?

 

真鍮は、銅の一種で仲間です。例えるなら5円玉やお仏像さんに使われている材質で工業製品では、製造部品の抵抗体や自動車の配管の継手、電気部品など多種多様な所に使われている素材です。

銅は、不純物が多く含まれていますが、真鍮は、その不純物を取り除いた物にすず、亜鉛などを混ぜたものになります。

真鍮(しんちゅう)の特徴

  • 加工が容易

銅も、真鍮も同じなのですが、何と言っても加工がしやすい。曲げたり、伸ばしたり切ったりとイメージ通りの型が作れる。車のラインに沿って型を成形しやすい。

  • 耐久性

サビにくいので長期に渡り使える。5円玉や10円玉がほとんどサビずにいまだに使えるのはこの特性からです。車の補修材料で、サビないのがいい点です。

  • 導電、熱伝導が良い

電気が通りやすく、熱が伝わりやすいので、電気配線などに使われていますね。

 

 

 

真鍮丸棒を使って加工する!取り付けの方法

 

真鍮棒用意したものは、真鍮丸棒でサイズは、 100mm×ø3mm になります。

真鍮丸棒

<真鍮丸棒>

 

ここにテキストを入力

このサビ穴をある程度補強しておくことで、パテづけ作業が楽になります😄

パテづけ作業方法!パテづけは、補修の重要な作業になります。ことらで解説してます!

>>パテづけ作業方法

真鍮の径は、穴の形や大きさに合わせて選ぶのがいいかと、しかし加工しやすいのは、ø3mmのサイズです。

ボディーの形に沿った型を作っていきます。

<タイヤハウス周辺のサビ>

サビ穴に合わせ長さを調整し切ります。曲線は、丸いパイプにあてて曲げたり、ペンチなどで折り曲げていきます。細かく曲げることもできるので好みの型が出来ると思います。

私は、曲げるときに水道の蛇口の曲面や円筒になった金属を使って初めに粗く曲げ、後は手とラジオペンチで修正しながら形を整えていきます😄

注意すること

ボディーからはみ出さないようにしっかりとマスキングテープ等を使い貼って固定します。

この状態でハンダや金属用の接着剤を使い真鍮丸棒をボディーに固定していきますよ。ハンダ付けは、サビが無いところで!サビた箇所は、ハンダがのらないので気を付けましょう。

 

ポイント

今回は金属用の接着剤を使用。ハンダ付けをやってみましたが、サビ部分が多く密着することが出来なかったのですが、金属用の接着剤を使っていきます。

こちらの接着剤は、セメダインPM165-R(コンクリート、金属、木材用)です。

サビた部分を取ると表面は、凸凹。このような凸凹の部分にも使えとても便利な接着剤です!

接着剤の乾燥時間は量によるのですが、2時間は放置します。

ほとんど、半乾きでしたけど…😱

半乾き状態でしたが、真鍮丸棒を揺らしてみて動かなかったので、上からパテ埋めしていきました。

このサビ穴をある程度補強しておくことで、パテづけ作業が楽になります。

 

 

まとめ

 

今回は、「真鍮丸棒を使ってサビ穴の補強!車の修復は自分で出来る!」をご紹介しました。

車の穴が起こるには、サビがありましたね。大小さまざまな大きさがあります。サイズに合わせた材質や、形がありますね。

補強の材料は、真鍮丸棒を使いましたが、使い方にも工夫を凝らせばいろんな使い方ができると思います。

真鍮丸棒は、加工がしやすい優れた材質で、車のラインに型を作るのは簡単ですね。

大きな穴なら何本かに切り分けるか板に板なったものを使っていくのもいいと思います。

固定する時は、マスキングテープを使う方がいいと思います、真鍮棒が固定されていないと倒れてきて上手く付けられず、傾いた状態で固定になるからです。

ジィーさんは、マスキングテープを使わず取り付けようと頑張ってました😅

皆さんも休日にDIYで楽しく!

頑張って綺麗なボディーに仕上げていきましょうね!

 

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田舎のおっちゃん
まめころ
田舎の沿岸沿いにポツリと在住のごく普通な凡人。昔は車の整備士さん。 物に愛が付くのは車だけ!この言葉に感動。車好きに。 将来の夢:車とバイク、工具に囲まれた生活! 休日に出来る車のDIYメンテにチャレンジしてみたい方に、車の修復をご紹介できたらと思いサイトを立ち上げました。 車の何でもを載せて、ご紹介もしていきます! ご視聴よろしくお願いします😄
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