車の修復には、ボディの保護が必要!修復作業のボディ保護は、養生シートや紙(新聞紙)を貼り付け固定し使います。養生は、マスキングテープやマスカーを使い固定します。マスキングテープ、マスカーテープと呼ばれるテープは、多種多様で、いろんな所で使われています。主に建物や機械設備、車などの組み立て補修、表面などを保護するために使用されます。今回は、車のボディーの保護に必要なマスキングテープとマスカーの種類と使い方をご紹介します。
Contents
ボディの保護をするマスキングテープ/マスカーとは
車の修復でボディ表面などを養生!研磨からでる切り粉や鉄粉、樹脂粉や塗装時に飛散してキズやよけいな塗料が付かないように保護します。養生を行う時は新聞紙やビニールシートなどを使います。
養生を固定するには、マスキングテープを使って貼っていきます。
マスキングテープは、養生を固定するだけのテープではなく、そのままマスキングテープ貼って養生することもできます。
養生に優れたマスキングテープは、用途によっての種類や使用方法があり使い方もさまざまです。
養生の種類は大きく分け2種類になります。
- マスキングテープ
- マスカー
マスキングテープの種類と使い方
今回のマスキングテープは車の塗装の養生に使用!
マスキングテープの特徴!
マスキングテープの特徴:
マスキングテープは、塗料が付かないように新聞紙やビニールなどを貼り付けるテープです。
テープの粘着は丁度いい強さで、表面にキズがつかない柔らかさになっていて剥がしたときにネチョっとした感じが無いテープです。
マスキングテープは、寸法や部品の名前、メモといった用途にも使え、部品の固定や接着時の仮止めにも使えます。
マスキングテープの種類
<マスキングテープ>
マスキングテープの種類、サイズ色、用途によるいくつかの種類があります。
マスキングテープの色:
色の種類は豊富で、ベージュ系色(白系)や青色、緑色、黄色、カラフルなイラストが入っているものがあり様々な種類があります。
たくさんの色の週類がありますが、用途に合わせて使うことができます。例えば、気が付いてほしい箇所や注意が必要なところに派手な色(赤色)で警告することもできます。
また白い部材に白色のマスキングテープは、わかりずらいので色の入ったものを選ぶ、といったようにするのが良いのではなかろうかと。
マスキングテープのサイズ:
サイズは、巾12mm、15 mm、18mm、24mm、30mm、40mm、50mmといくつも種類がありこちらも用途によって使い分けができます。
12mm~24mmは、小さいものや細かな物に 30mm~50mmは大きな物、建物の塗装に分かれます。30mm~のテープでも車に使えますから大丈夫です。サイズが上がっていくと値段も高くなります!
マスキングテープの使い方
今回、修復に使うマスキングテープ、サイズは24mm幅を使い養生します。
マスキングテープを使って新聞紙やビニールシート貼って固定していきます。
マスキングテープの貼り方:
ボディーのプレスラインやボディー横のキャラクターラインに沿って貼り、ドア、ガラス、ヘッドランプの境目、またタイヤなどのゴム製品や樹脂製の部品、エンブレムなどの縁や溝に貼ります。
ビニール袋で養生
養生にビニール袋(ゴミ袋)を切って長方形にしてマスキングテープで貼って固定していきます。枚数は必要に応じて使用します。今回は4枚で養生しまます。
<ビニール袋>
養生するのはサビ穴周辺のタイヤハウス、ビニール袋を約50cm付近に扇状に囲むようにマスキングテープを使い貼っていきます。
マスキングテープで養生
マスキングテープで養生する!
マスキング養生のポイント!
下から重ねて貼っていく方法をおすすめします。
上から重ねた場合、マスキングテープ上半分が重なり外側になることで水分や液剤、塗料などの染み込みの原因になり養生できていないことになります。
さらに重なった部分にシワがあった場合、染みこんでしまいます!
<マスキングテープで養生>
上記の写真はヘッドランプにマスキングを施工してみました!
テープの下半分が重なりが下側になっています。
マスカーの種類と用途/使い方
マスカーの特徴!テープにビニールシートが初めから付いていてそのビニールシートを広げて貼り付けて養生ができます。
ビニールシートは折りたたまれていて広げて使うことが出来ます。
マスキングテープ同様、塗料を塗らないところをマスキングしたりキズから守るための保護(養生)シートになります。
新聞紙やビニールシートなどは使わなくても簡単に貼っていくことが出来るので初めての養生をする方には便利です!
マスカーの種類
<マスカー>
マスカーの種類:
シート幅の種類は、300mm、550mm、1000mm、1100mm、1800mm、2000mm、2100mm、2400mm、2600mm、2800mmと、いくつもの種類があります。
また、テープ部分は、ガムテープや紙などがありテープ部分の色もいくつもの種類があります。
マスカーは、シート幅の違いによる種類がる!マスキングテープと同じように用途によって使い方を分けていけばいいと思います。広範囲で使うなら楽でいいです。
マスカーの用途/使い方
マスカーの用途!今回は車のサビ穴を修復し塗装でDIYメンテに使用します。その範囲にマスカーを使用します。
マスカーの用途
他の用途にも使用できます!
建築資材の養生であったり機械切削等の養生など多様に使うことができます。
マスカーの使い方
マスカーの使い方!サビ穴や塗装、パテなどの場所に向かって貼り、反対に反り返して固定していきます。
<マスカー使用時>
上記の写真は、下方向に貼って上に返しているところです。分かりにくいですけど…😅
<マスカーを貼る>
マスカーを貼る:
プレスラインやキャラクターライン、ドア、バンパーに沿って貼っていきます。
今回の塗装や研磨の養生は、このように貼っていきます!
はがすタイミングは、塗料を塗布後に乾いたか確認後、約1時間ほどで剥がしていきます。
マスカーのデメリット⁈
風があるとテープの部分が強力にくっつき戻せないことです😅
車庫や風のない時が作業に適しています!
失敗例の写真です! こんな感じであちこちにくっついちゃいました😅
<マスカー失敗例>
作業中の失敗はテープ面とシートがくっついてしまうことです。
テープの粘着は強いので、シートに触れるとくっついてしまい、使えなくなるので気を付けましょう!
強引にはがすとシートが破れます!
マスキングテープ/マスカーの注意点
塗装時の養生の注意点!塗料が広い範囲に飛び散るのでここはしっかりと養生しましょう。
養生の失敗:
広範囲に養生しておきましょう!
塗装部分の養生だけで養生範囲が足りておらず運転席側のガラス面に塗料が飛び散ってます!やばーい。
ガラス面やゴム部品に小さな塗料跡がついていて取るのに苦労しました😅
<養生範囲が足りない>
ガラス面やゴム部品に小さな塗料跡がついていて取るのに苦労しました😅
マスキングテープ、マスカーの注意することは、テープが浮いているとその隙間から塗料が染み込んでいきますよテープを貼るときは隙間なく浮いていないことを確認し、しっかりと貼っていきましょう。
まとめ
今回は、車の修復時にボディ保護するマスキングテープとマスカーの使い方、種類をご紹介しました。
マスキングテープは、いくつもの幅や色の種類がありました。
用途によって使い分けができます。
車に使用する時は、ボディーの塗装や研磨、パテ埋めを行う時に、ガラス面や樹脂部品、ゴム製品の保護をすることを目的としたテープでした。
使用時に、そのままでも使えるのですが広範囲に養生する時は、新聞紙やビニール、シートを使って貼り付けます。塗料がつけないところも広範囲で保護、養生しないと飛び散った塗料が付いてしまうといった惨事も…。
車を覆いかぶせる感じの養生がおすすめです!
マスキングテープを更に、使いやすくしたのがマスカーでした。若干値段は上がりますが、マスカーはビニールシートが初めから付いた状態なので作業は、とても楽です。
注意点は、テープ部分がシートについてしますと剥がせなくなるので気を付けたいところです!風のある日は特に注意が必要だ!
貼るところは、プレスラインやドアの境目でした。テープの浮きもよく見て貼り付けていきましょう!
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