車の洗車に欠かせないのがワックスやコーティング剤です。ワックスやコーティング剤に求められるのは光沢であったり水をはじいたり耐久性などがあげられます。このような条件を満たしてくれるコーティング剤があり、それはスパコレシリーズのスパシャンです。今回は、ガラスコーティング剤で皆さんお馴染みの有名なスパシャン、さらに光輝な仕上がりとなったスパシャン2020「TOKYO」のコーティングの使い方と過去のスパシャン2017Sと比較をご紹介します。
Contents
スパシャン2020 TOKYOとは
2020年モデルがいよいよ発売されました。スパシャン2020TOKYO!他のコーティング剤との違いは勿論すぐに分かるほどの圧倒的な疎水力!(撥水とは言わず疎水だそうです!)そのコーティングのスゴさは高級コーティング剤と言うにふさわしい!
スパシャンを見た感じ?
スパシャンの特徴は見た感じの高級感とオシャレな製品です。先ずは外観から見ていきましょう。
箱からしてワインかシャンパンが入っているかのパッケージ、又デザインは「TOKYO」のロゴと聖火台をイメージするイラストになっています。では、蓋を開けて中を取り出すと「ワイン?シャンパン?」かと思わせるガラスのボトルでこれまた高級感が漂う!
中のコーティング剤も綺麗な液体で見た目がドロッとしたまるでカクテルのような雰囲気のような液体になっていますが、間違えて飲まないように~!絶対にダメです!
<使用上の注意!>
■保管場所
誤飲を防ぐために置き場所、取り扱いに注意する。
■飲んだ場合
飲んだ製品を持参して医師の診察を受けてください。
保管場所には特に気を付けてください!
スパシャンは、スーパーコレクションさんが開発したコーティング剤になります。スーパーコレクションさんは、スーパーカーをはじめ輸入車、高級車を取り扱う輸入車専門店です。
<スパシャン2020>
名 称 | SPASHAN2020 |
---|---|
用 途 | 自動車用コーティング剤 |
内容量 | 500 ml |
価 格 | 8,000円(税別) |
スパシャンの特徴
今までのスパシャンは、疎水と言われていたのですが今回は、拒水と表現されています!何でしょうこの拒水とは?言葉を見ると水が拒否するほどの撥水と考えてもいいのだろう、たぶん…。後程、使ってみた時の感覚で見ていくことにしますね!
スパシャンの性能をみると撥水角はなんと110º以上で大きな水玉になっているとのこと!ほとんど球の状態に近づいている!!
滑り落ちるというよりここまでくると転がり落ちる感じにですね!
<スパシャンの性能>
コーティングの硬化が早いと言われています。これによって施工後に
●光沢
スパシャンの表現で「ヌルテカ」➜「チカチカ」とうたわれています。ざっくり言うと、ボディーがツルっとし周囲の景色を映すガラス板のような仕上がりになるという感じです。
●防汚性能防防汚性能
汚れが付きにくく、拒水効果のおかげで付いた汚れも簡単に流れてくれます!
「拒水」と言うキーワードが気になるところですが、そこは実践で見ていくことにしますね。改良を重ね撥水角や光沢、汚れからボディーをガードと更なる進化を続けているスパシャン。今回のスパシャン2020TOKYOはどれだけ進化したのか?その進化の過程も見ていくことにしましょう!
スパシャン2020 TOKYO の使い方
「スパシャン2020 TOKYO」の使い方の手順を追ってみていきましょう。スパシャンは原液に対して水で希釈するタイプとなっています。
使用する物
- スパシャン2020 TOKYO
- カーシャンプー
- 洗車用スポンジ
- バケツ
- 散水シャワー
- 施工用スポンジ
- 拭き取り用のクロス
以上の用具が必要となります。一般的に使われている用具だと思います。用意しましょう!
スパシャン2020 の使い方
スパシャンの原液を水で希釈して使用します。
車両のボディーや特にボンネットの温度を冷ましてから施工を行いましょう。
又、炎天下の使用は避けましょう。硬化時間が早いこともありボディーが熱い状態での施工はシミやムラの原因になるので注意しましょう。
ではでは、スパシャン施工の手順(使い方)を解説していきますー😄
step➊
カーシャンプーでボディーを洗い砂や汚れを取り除きます。
散水シャワーか高圧洗浄機などを使い泥、砂などの汚れをとります。次にカーシャンプー(濃縮)をバケツに入れ適量の水を足します。
水圧で泡立てます。バケツから泡があふれ出すぐらいに泡立てスポンジに泡を付けて洗っていきます。
step➋
スパシャンを施工していきます。
用意したバケツにスパシャン「1」を入れていきます。対して「100」の割合で水を入れてよくかき混ぜます。
※泡立つので水の量が見えづらくなることがあります。確認しながら注いでいきます。
例)10mlのスパシャンだと水は1,000mlとなります。
20mlなら2,000mlですね。
step➌
施工用(洗車用)のスポンジを用意します。
施工用(コーティング用)のスポンジにバケツの中のスパシャンを染み込ませます。
step➍
スパシャンをルーフ(天井)から施工していきます。
スパシャンを車両の上➜下へ1パネル毎に施工していきます。先ずは、ルーフから徐々に下へとスパシャンを施工します。
step➎
ルーフを水で流していきます。
ルーフの1パネル施工後、水でよく流していきます。※余分なスパシャンが残っているとムラの原因になります。
step➏
次はサイド側へスパシャン施工。
ドア側、リア側、ボンネットへと順次スパシャンを施工し水で流していきます。
step❼
ボディーの拭き取り、ボディーに残った水玉や水滴をクロスを使い拭き取っていきます。
日射しの強い日は避けるのがいいですね。又は屋根のある場所などで施工ができればムラやシミが付きにくいです。
コスパはいいの?
コストパフォーマンスはどうでしょう?スパシャンの施工1回の普通自動車の使用量は約2,000mlだとするとスパシャンの原液は20ml使用します。
スパシャン1ボトルの容量が500mlなので、1回の施工で20ml使用すると25回分になります。
- スパシャン容量500ml
- 1回の使用量20ml
- 1ボトル25回使用
1回の施工の金額は約320円となります。プロ仕様のコーティング剤で考えるとかなりお得だと考えられます!コーティングの専門店だと約3万円、新車時のコーティングなら約7万円とかかるのでコスパはかなりいいですね。
スパシャン2017Sと比較
スパシャンの歴史は2015年からの登場で年代ごとに名前と改良がなされてきました。私が使い始めたのが2018年ごろ、スパシャン2017Sです。この当時のコーティング剤の中では、抜群の撥水疎水効果で驚きでした。今も覚えています。うれしくて知り合いの車にもコーティングしてました😄
2年前のスパシャン2017S「ヌルテカ」とスパシャン2020の「チカチカ」の光沢感や滑りを比較したいと思います。どちらが光沢感、滑りがあるのかどれだけ進化しているか楽しみです!
スパシャンを比較!
- それでは「ヌルテカ」「チカチカ」の比較をやっていきましょう!
- ボンネットをマスキングテープで区分します。
- 左半分に、スパシャン2017Sを施工していきます。
- 塗り終えたら水ですすいで余分なスパシャンを流します。
- 乾いたクロスで残った水を拭き取っていきます。
- 残り右側半分をスパシャン2020で施工します。
- こちらも同様、水で流していきます。
- クロスなどで拭き取っていきます。
以上の施工で輝き、スパシャン2020と2017Sの拒水効果を見ていきます。
スパシャンの比較結果
スパシャン2017Sとスパシャン2020の比較です。
2017Sの撥水効果もすごいと感じますが、2017S以上に2020は、水の抜け感が早いです。すごい!見ても分かるほどの水はけの早いのが2020です。光沢感も「チカチカ」が凄すぎです!おすすめのスパシャン2020どうでしょう、使ってみる価値はあると感じる商品ですね!
スパシャン2017S
スパシャン2017Sは、約2年前の製品ですが、水はけはいいです。では、水の引き具合はどうだったでしょう。たとえるなら海の波がすーっと引きながら流れるといったあの感じです。今も性能は、全く見劣りしない内容ですね。又、光沢感もバッチリです!
スパシャン2020
スパシャン2020は、かなりの優れものですね!2017Sも凄いのですが、スパコレにうたわれていた大きな水玉によって拒水効果と表現されていましたが、納得です!水はけが早い!散水シャワーの水が当たると水玉によって滑り落ちていくように流れていきます。夕暮れも近く日の光が照らされたボディーは、光る水面のような輝きで綺麗な仕上がりでした。イベントに飾られている展示車ような光沢になりました!
動画はこちら!
まとめ
今回は、スパシャン2020「TOKYO」の使い方や従来のスパシャンと比較をご紹介しました。
数あるコーティング剤の中で、外観からしてもカッコいい雰囲気になっていますね。性能はカッコいいだけではなく、しっかりとした商品になっています。光沢や撥水拒水効果もバツグンで触った時のスベスベ感がとてもいいです。
スパシャン2020の光沢は、深く濃いしっかりとした深みのある光沢になっていました。それも驚きの進化です!
又、スーパーカーや輸入車、高級車に使え又、イベントやカーショーの展示のような輝きが手に入るのも魅力なコーティング剤ですね。
今回は、ここまでとなります。ご覧になった方は、いかがだったでしょうか。また、別の記事も見てくださいね。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全に事故の無いことを祈っております。
では、また次回にお会いいたしましょう!