車の未塗装の樹脂部品がだんだん白くなってきました。経年劣化によるものです。雨や雪などにさらされていることで白くなってきます。今回は、「シリコン洗車で白くなった未塗装の樹脂部品を復活させる方法」をご紹介します。最近では、この未塗装の樹脂をコーティングする商品が続々と出てきてます。しかーしですよ、その数ある中で使用するのは、シリコーンオイルKF96、こちらの工業用シリコーンオイルを使って「シリコン洗車」をやっていきます!
Contents
シリコーンオイルKF96とは
シリコーンオイルKF96とは、どのようなものなのでしょう?
シリコーンオイルKF96とは、信越化学工業さんの工業用シリコンになります。ざっくりとですが・・・。😄
こちらの商品は、ネットなどで約2,000円前後で販売されています。缶の容器に入れられた容量は1㎏です。一般的なシリコンオイルだとスプレータイプが多く、最近では、缶の容器に入れられたものが徐々に増えてきました。
容 量 | 1㎏ |
---|---|
色 | 無色透明 |
タイプ | 離型 |
粘度(cSt) | 50 数値が高いほど粘度も高くなる 型番の末尾の数字 |
引火点 | 310℃以上 |
※シリコーンは、ありとあらゆるものに使われています。例えば、食品や日用品、精密機械など様々な分野に使われています。
シリコーンオイルKF96を使ったホイール洗車はこちら。
シリコーンオイルKF96の使いかた
今回は、ハスラーさんのサイド周り、バンパーなどの未塗装になっている樹脂部品が白く濁ってきたので塗っていきます。
白くなると古びた感じになっちゃいますよねー😅
今回のシリコーンオイルKF96の施工に準備した物は、こちらです。
- シリコーンオイルKF96
- ショップタオル
<ショップタオル>
<シリコーンオイルKF96>
step➊洗車する
いつも皆さんがされている洗車をやっていきます。
未塗装の樹脂部品は、車の下によく使われています。下の方に使われていることもあって泥や砂といった汚れがあるのでよく洗っておきます。
※汚れが残っているとキズの原因にもなるので注意しましょう。じぃーさんはそのまま汚れも落としながら施工してます。良くない例ですね😅
カーシャンプーなど洗剤を使うとキレイになります。
step➋シリコーンオイルKF96を準備
シリコーンオイルKF96を準備します。
シリコーンオイルKF96は、缶の容器に入っています。缶には円いふたが付いているのですが開け方は、ふたの真ん中(少し膨らんでいる)を指で押し込みます。そうすると「パチン」といって円いふたの外周が開き外れます。
缶ふたが外せたら中に内ふたが付いているので取り外します。
※取り付けは、缶ふたの内側を押してもとに戻します。戻せたらはめます。
step➌シリコーンオイルを取り出す
シリコーンオイルKF96を取りだします。
シリコーンオイルKF96の缶の口にショップタオルをあて缶を逆さまにして染み込ませます。
約2回ほど繰り返して染み込ませます。
ショップタオルに染み込ませる。
step➍塗布する
次にシリコーンオイルKF96をハスラーさんの未塗装の樹脂部分に塗っていきます。
塗っていくと光沢が現れてきます。シリコーンオイルKF96は適度に伸びてくれるので少しの量の補充で済ませることができます。
バンパーの装飾された細かい隙間や四隅は綿棒などを使うとキレイに仕上がります!
さらに伸ばし塗布します。
キレイに仕上がってきました。簡単に施工ができます。
じぃーさんの施工は、大雑把ですが・・・😅
番外編
グリルなどのメッキが施されている部品にも塗布します。
光沢が出るのですが水シミなどは少しは取れますが完全に取れるといったことはないです。
輝きが増す分、水シミが目立たなくなるといった感じです🤩
輝いています😍
グリルなどのメッキ部品が終れば、次にワイパーブレード周りも塗っていきます。
※ワイパーゴムには、塗布はできません!
ドア周辺のメッキやゴムなどにも塗布していきます。
- 樹脂の未塗装部品
- メッキ部品
- ゴム(ワイパーは除く)
- プラスチック部品
簡単にまとめると以上になります。
シリコーンオイルのメリット
シリコーンオイルは、環境面において人体に悪い影響を及ぼすことはみられず、ここで出てくる車などにも影響は無いです。
車に使っての塗装の変色なども起きることがなく、コーティング剤のように使うなら失敗するといったことがないのでDIYをやられる方には、もってこいな製品です😄
※シリコンはありとあらゆる所に使われています。食品にも使われてもいます・・・。
お車にコーティングを施すのに使われるのであれば、ムラにもなります。塗りこんだ時にくすんだようにもなりますが、拭いていくうちに光沢が出ます。ムラがいまいちとれなくても洗車をすることで落ちてくれます。
持続性がないのでこまめな洗車をされる方や短い期間だけど光沢を楽しむ方にむいています。
また未塗装の樹脂部品やホイールなどにはキレイに仕上がってくれるのでおすすめです😄
シリコーンオイルのデメリット
先ほど、メリットでも出ましたが、ムラになった時は、洗車で落とせる・・・。と、いうことは、ボディ表面に定着しにくいということです。
定着がしないのは、硬化することもなく時間と共に流れ落ちていくので、コーティング効果の持続は、期待できないものです。そもそも硬化することがないので塗装を保護する効果はないのです😅
店頭やネットで販売されている車専用のガラスコーティングのように期待はできないです。
デメリットをあげてきましたが、とはいえ未塗装の部品やホイールなどの洗車には活躍してくれます!
まとめ
今回は、『シリコーン洗車』で白くなった未塗装の樹脂部品を復活させる方法をご紹介しました。
店頭やネットで並んでいるガラスコーティングやコーティング剤のような固まって定着することはないですが、こまめに洗車をされる方には、コスパもよく仕上げられます。
また、持続性がないのでボディ表面を保護するといったことができないのもデメリットでした。
しかし、未塗装の樹脂部品であったりゴム部品、ホイールなどのコーティングには役にたってくれます。こういった部品のコーティングは、直ぐに劣化や落ちたりもするので『シリコーンオイルKF96』はコスパよく施工ができますね😄
今回は、ここまでとなります。
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄