車のボディーを軽くなでるとなんだかざらついていませんか。それってボディーに付いた鉄粉ですね。この鉄粉、皆さんならどのように取り除いておられますか。この鉄粉を放置しているとボディー、ホイールの劣化の原因にもなり塗装へのダメージも。鉄粉が塗装内部へと浸食しサビの原因の一つにもなります。今回はサビの原因にもなる鉄粉をスパシャンのアイアンバスター４を使って鉄粉取りの方法をご紹介します。
ボディーに鉄粉？
一般的に車のボディーには、鉄粉が多少なりとも刺さっています。「えっ」と思われるかもしれませんが、大抵の車に刺さっています。
鉄粉の確認
確かめる方法としてよくやられているのが、セロハン（お菓子、タバコなどの包装）を用いて、なでてみると「ザラザラ」という感触が伝わってくるのがよく分かります。この感触が鉄粉になります！洗車もほとんどされず放置された車は、手でなでても分かるほどです。
ルーフやボンネット、ドアといったありとあらゆる所に刺さっています。特にドアの下側は、鉄粉が刺さっているようにも感じます（体験で）。
鉄粉はどこから？
どうして鉄粉がつくのでしょう。それは、鉄道のレールの削れや工事、工場など金属片の飛散であったりそういった近くや車の通りが多い場所も鉄粉の刺さる原因と言われています。又、自車から発生するブレーキダストといったものからの鉄粉であったりもします。
放置しているとどうなる？
鉄粉は、鉄なので酸化していきます。酸化すると塗装の中へ深く浸食し最悪の場合は、内部から腐食、サビを発生させる原因になります。
『光沢』や『すべすべ感』も無くなり綺麗な輝きも無くなっていきます。又、雨水の流れも悪くなり、そこから雨シミ、ウオータースポットなどの原因にもなります。
車を乗っていると多少にかかわらず、鉄粉は付いちゃいますね。車を走らせないわけにはいかないですよね。では、付いた鉄粉をどのように取ればいいのでしょうか？
それでは、どのようにして付いた鉄粉を何を使って取っていくのか、使い方も見ていきましょう！
アイアンバスター４って何？
アイアンバスター４は、スーパーコレクションさんから発売されている鉄粉除去剤になります。水で希釈（２倍希釈）するタイプになっています。臭いは、グレープフルーツの柑橘系となって和らいでいますが、それでも臭いはキツイです。これは、他の商品でもいえることなので仕方がないです。
| ブランド | アイアンバスター４ |
|---|---|
| 用 途 | 鉄粉除去剤 |
| 容 量 | ５００ml |
| 成 分 | 有機化合物 エステルナトリウム 水 着色材 |
| 液 性 | 中性 |
鉄粉除去剤によって、鉄粉を溶かして除去します。軽度な鉄粉を除去は出来るのですが、さすがに強固な鉄粉を完全に溶かすことは出来ないのでスポンジなどを使い軽くこすり取っていきます。
使用後は、必ず液剤が残らないように水で洗い流すことが必要になります。残っていると塗装にダメージになりますので取り扱いには注意が必要になります。
今回は、この液剤、スパコレのDrケアコレシリーズ・アイアンバスター４を使ったやり方の解説をします。どれだけ鉄粉を取ってくれるのか楽しみワクワクです。
上記の用具は鉄粉を除去する際に取れた鉄粉で塗装面へのダメージがあります。共通でいえることは、強くこすらない、カーシャンプーなども使い滑りをよくすることをおすすめします。
※鉄粉除去剤の中には、洗剤も含まれているともいわれています。（公式の中で）
アイアンバスターどこで販売してるの？
今回のスパコレさんのアイアンバスターはどこで販売しているのか？
ネットでは、Amazonさんになり、店頭販売だとオートバックスさんになります。
Amazonさんは送料がかかります。
ここで問題なのは、製品によってはAmazonさんには無くオートバックスさんにはあるといった場合もあります。人気の商品なので在庫切れもよくありますね😢
じぃーさんは、オートバックスさん（大きい店舗）を見てから判断してます。オートバックスさんで無ければ、その場でネット注文をすると言った感じです。
アイアンバスター４の使い方
ではでは、アイアンバスター４の使い方を見ていきましょう😆
鉄粉除去に使う物
今回は、鉄粉取りによくネットや動画で見られる粘土やクロスは使いません。
では、何を使うのでしょうか？
洗車用のスポンジで鉄粉取りをやってゆきます。
カーシャンプーで洗車するような感じと思っていただければいいですね😆
- アイアンバスター４ ※オートバックスさん 無ければAmazonさん
- 霧吹き ※100均 又は、ホームセンター
- 洗車用のスポンジ ※イエローハットさん 又は、オートバックスさん
ではでは、鉄粉除去の開始で～す！
霧吹きを使ったやり方
比較的、軽度な鉄粉の付き具合だったら噴霧器に希釈して使います。その方法を解説します。
step➊
水でボディーを洗う
ボディーに付いた汚れを水で洗い流して落としていきます。
※いつもの洗車をやってゆきます。砂やホコリを取りますー！
step➋
アイアンバスター４を希釈
霧吹きのボトルに使用する量のアイアンバスター４を入れます。次に倍の量の水を入れ希釈します。
１：１の割合 例）液１００mlに水を１００ml
写真ではダイレクトに入れてます。
※ゴム手袋を着用しましょう！
じょうごなどを使うとこぼさず入れられますよー。写真は、ダメなやりかたかも～😅
step➌
アイアンバスター４を吹き付け
霧吹きからアイアンバスター４をボディーに吹き付けていきます。吹き付けは、１パネル毎に吹き付けていきましょう。乾くとシミの原因にもなるので、乾きそうになったら水を少し加えるといいです。
ガンガンと、吹き付けます！う、腕がだるくなってきたです～
やる気と根性です😅
step➍
吹き付け後の放置
２～５分程度放置しておきます。塗膜に付いた鉄粉が溶け出します。今回のアイアンバスター４は、反応速度が速いので、直ぐに洗い流せるのもいいですね。
1パネル毎の吹き付け施工でやってゆきますね。
step➎
水で洗い流す
アイアンバスター４を水で洗い流していきます。綺麗に良く洗い流してください。残るとシミの原因になります。
頑固な鉄粉にはスポンジで！
先程のご紹介は、一般的な方法ですが、こちらは強固な鉄粉を取る方法をやっていきます。
先ほどご紹介したスポンジを用意しましょう！
始めの段取りで、ボディーを水できれいに流していきます。
step➊
アイアンバスターをスポンジに付ける
アイアンバスター４をスポンジに希釈せずそのまま使用する方法になります。ボトルの口にスポンジをあて逆さまにし大きさ５００円玉ぐらいを約３箇所に染み込ませます。また逆さまの状態でスポンジを滑らせて浸透するのもいいですね。
イエローハットさんで買った特売の９８円スポンジです😄
特売を見ると意外と安いスポンジがあるのでそれを使いました。
アイアンバスターは、カーシャンプーのように泡立ちます。
step➋
ボディーに塗布
アイアンバスター４には、洗剤も含まれているので洗車感覚で軽く擦っていきます。この時も１パネル毎に塗布、洗っていきます。
カーシャンプーを使った洗車のようですね。
step➌
鉄粉を浮かせるために待つ
またしばらく放置です。２～５分程度の放置をします。この時ボディーが乾かないようにしましょう。
む、むらさきー鉄粉が流れ出しちゃってます。効いてるな～😆
step➍
洗い流す
水でよく洗い流してください。残っているとシミの原因になります。
これでけの作業なので簡単ですね😄
後は、コーティング
アイアンバスターを使った鉄粉取りが終わりました。次にコーティングもやってゆきますので、参考になれば幸いです。ではでは、コーティング方法を解説してゆきます。（ざっくりですが…）
使うのは、スパシャンになります。
厚塗りの方法
施工方法は、厚塗りです！
コーティング専用のスポンジに直接染み込ませ、ボディーに塗っていきます。
塗り方は、１パネル毎に施工し、水で流すといった具合に進めていきます。
スパシャンは、硬化が速いので塗った直後に水で洗い流します。
※隙間などに残らないようにしっかりと水で洗い流します。
通常のコーティングの仕方
バケツにスパシャンをキャップ1杯または、適量（ん？）を入れてゆきます。
そこへ水を100の割合で足し薄めます。（液１：水100）
スポンジに薄めたスパシャンを浸します。
ボディー1パネル毎に塗布してゆきます。
塗布直後に水をかけて洗い流します。これだけです！簡単ですね😆
※スパシャンは硬化スピードが速いので、直ぐに水で洗い流しましょう！
詳しくはこちらのサイトから😄
↓↓↓
動画はこちら😄 チャンネル登録も宜しくね！
コーティングへの影響は？
今回のお車は洗車機のコーティング後にアイアンバスターで施工しました。
洗車機のコーティングは、落ちました！
洗車機のコーティングなので、判断が付きにくいのですが…。
ネットで言われているのは、安いコーティングは落ちちゃうといったことを見ましたが、コーティング剤が落ちるといったことは見てないですね。
水垢取りは、コーティング剤が取れちゃいますよ！
アイアンバスター４の特徴：
➊酸化せず塗膜を痛めない
➋反応速度が速い、鉄粉除去効果の向上
➌グレープフルーツの香り
アイアンバスターは、進化を遂げています！
皆さんもアイアンバスター４を使って愛車のお手入れをしてみてはいかがでしょうか。
鉄粉を取り除くには何を使うの？
先程の鉄粉取りは、洗車用のスポンジを使っていましたが、他にも鉄粉除去を手助けしてくれる用具も見ていきますね😄
鉄粉が付くのは、仕方ないですよねー。付いた鉄粉を取ってくれるのが、鉄粉除去剤や鉄粉除去粘土などがあります。
鉄粉除去の更なる用具はこちら！
- 鉄粉除去粘土
- 鉄粉除去パッド
- 鉄粉除去クロス（タオル）
鉄粉除去と言ってもいくつもの種類があります。目的は、同じですが使い勝手や鉄粉除去の性能など様々、その中でも代表的な上記４つの用具を見ていきましょう。
鉄粉除去粘土
こちらは、皆さんが知っていると思われる粘土になります。鉄粉除去粘土でトラップ粘土とも言われることもあります。粘土に鉄粉を取り込みながら除去していきます。
気を付ける点かあり、よく練って柔らかく、力を入れない、綺麗な面に練り変えて使用するなどがあげられます。カーシャンプーや鉄粉除去剤と合わせて使うとより効果的で、塗装を傷めるのを緩和してくれます。
こちらの鉄粉除去粘土は、鉄粉の除去に弱いもの、強いものなどがあります。コンパウンド入りのものもありますが、塗装面にキズが入りやすいのもあります。
基本的に鉄粉除去粘土は、キズが入ると思って使うようにしましょう。その後は、磨きが必要になります。
鉄粉除去パッド
こちらは、粘土に近いゴム素材のラバーをスポンジに貼り付けてあるものです。粘土は、鉄粉を練りこんで使いますが、パッドは鉄粉を内部に取り込まなくてもいいので、洗えば何回でも使うことができます。
中には、ポリッシャーに取り付けて除去するタイプもあります。
鉄粉除去クロス
ラバーパッド同様の材質でクロスにラバーを貼り合わせた鉄粉除去用具になっています。クロスになっていることで、狭い箇所、凹凸のある面など楽に使うことができます。
こちらもラバーになっていることで、何回も洗い使うことができ又、クロスなので一度に広い面積を除去することもできます。
スパコレさんで販売されているのがクレイタオルといった商品があります。
慣れていないとボディーにキズが入るとネットで言われていたりもします。
じぃーさんは、クレイタオルなどは、使わずに洗車用のゴワゴワした少し硬めで安めのスポンジを使うのがいいんじゃないかと思います。
洗車におすすめな関連記事はこちらから😄
洗車のおすすめ動画はこちらです～😄
ご視聴よろしくお願いします。チャンネル登録も宜しくです😄
まとめ
今回は、スパシャンアイアンバスター4を使った鉄粉取り方法をご紹介しました。
鉄粉は、環境によって違いがあります。鉄道や幹線道路の近くであったり、工場などにも影響されるものです。
とは、いっても生活のなかで仕方がないこともあります。塗膜に付いた鉄粉は、時間と共に内部へと刺さっていきます。定期的にまたは、こまめな鉄粉取りを行うと塗装面のダメージも少なくなり綺麗な状態を保つことに繋がりますね。
私も定期的に鉄粉を取るようにしていきますね！
今回は、ここまでとなります。ご覧になった方は、いかがだったでしょうか。また、別の記事も見てくださいね。見ていただくと励みになります。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全に事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう！
