下塗剤(プラサフ)

【プラサフとは?】下塗り塗料による下地処理と塗装効果を解説!

プラサフ アイキャッチ画像

車の板金塗装にプラサフ。板金塗装の下地処理で使う塗料にプラサフを使います。初めの下処理に必要となる塗装がプラサフです。今回は、下地処理に必要な下塗り塗料のプラサフの塗装効果をご紹介します。プラサフは、自動車やバイクなどのカラー塗装を行う時に力を発揮します!ではでは、プラサフによる下地処理の効果を見ていきます!

 

 

プラサフとは?

 

塗装には、プラサフが必要!

<プラサフ>

まめころくん
まめころくん
プラサフってなんだ?

プラサフの名称は、プライマー「primer」とサーフェーサー「surfacer」を合わせて作られた略語です。

プラサフやプライマー、サーフェ…??と言われても聞き覚えの無いものばかり、各家庭に必ずあるものではないです。

プラサフとは、簡単に説明するとプライマーとサーフェーサーの2つの塗料の特徴を合わせ持った塗料がプラサフ!

  • 「primer」プライマー
  • 「surfacer」サーフェーサー

上記がプラサフのいいとこどりをしている2種類の塗料です。

 

 

プライマー「primer」

 

プライマーは、翻訳すると「初めて・入門」です(辞書調べ)。

まめころくん
まめころくん
英語が弱いもので…

自動車で考えてみると初めに塗る。手順から行くと下塗りなります!

プライマーは、自動車の塗装や建築などで使用されている下地処理用の塗料です。

塗装前の下地の塗料(塗装)でボディーやパテの盛った対象面とカラー塗料との間に使うことで密着性を高め、塗装を長持ちさせてくれます。

建築では、「シーラー」と言う下塗り材もありますがプライマーもこの下塗り材の一つです。

 

まめころくん
まめころくん
プライマーの種類ってあるの?

プライマーには種類があります。

  • 鉄に塗ることで表面に塗膜を形成しサビから保護する「防錆プライマー」
  • 上塗り材と対象面との密着を高める「接着プライマー」

 

プライマーは、どちらも兼ね備えているものが主流となってきています。

 

カラー塗装の仕上がりに影響があるプラサフとボカシ。その使い方と特徴を合わせておすすめします。

tosou
カラー塗装前後を整える【プラサフとボカシ剤】役割と使い方車のカラー塗装前後に必要な塗装調整!塗装は、へこみやキズ、サビのパテ埋め補修の終わりに使うプラサフとカラー塗装後に使うボカシ剤があります...

 

 

サーフェーサー「surfacer」

 

サーフェーサーは、翻訳すると『表面など』です。自動車で例えると表面に塗装を塗るって表現になります…。

まめころくん
まめころくん
サーフェーサーも重要!

 

サーフェーサーをしっかり塗布する。

それによってパテの保護になりカラー塗料の定着性も良くなります。

プライマー同様、塗膜を長持ちさせてくれます。また、リフティングも抑えてくれます。

リフティング:塗膜が縮むことで、できたまだらの模様の状態のことを表します。

失敗例

次に失敗例を試す!下記の失敗例を作りどのような現象がいつ頃に発生するのかを検証してみました!

パテの塗装 悪い例

<サビの修復失敗例!>

サビ修復の失敗例!

  1. 脱脂のムラを作り油分を少し残す。
  2. プラサフ掛けをしないところをつくる。
  3. プラサフを薄く塗ったところをつくる。

上記の3パターンで試してみました。

ヤバイほどひび割れやサビが発生!塗膜浮きと症状が4ヶ月目に現れてきました。

「なんとか4ヵ月間は持ちましたけど結局ダメです」

は、下地で重要なので丁寧な作業が必要!

 

 

バンパープライマー

 

プラサフの使える素材に注意が必要。プラサフは先ほど述べたように鉄にはいいのですが、バンパーなどの樹脂素材には効果が弱く専用のバンパープライマーがおすすめです。

樹脂素材に密着し、カラー塗料の密着も高めてくれます。

 

tosou
カラー塗装前後を整える【プラサフとボカシ剤】役割と使い方車のカラー塗装前後に必要な塗装調整!塗装は、へこみやキズ、サビのパテ埋め補修の終わりに使うプラサフとカラー塗装後に使うボカシ剤があります...

 

 

プラサフの塗装効果

 

プラサフは、プライマーとサーフェーサーの良い点を取った優れもの。どちらも下塗りの塗料でもあり性能面で効果を発揮してくれます。

 

作業効率の良さ

プライマーとサーフェーサーが合わさることにより作業時間が1/2(約半分)で終えられることになります。

手間のかからない作業性の良さがいい!

ムラの無い均一で綺麗な仕上がり

ボディーとカラー塗料の密着性が高いことでリフティングによる塗料のムラやひび割れを起こすことなく綺麗な仕上がりとなる。

コスパの良さ

なんといってもコスパは大事!コスパが良くないと自分で修復した意味がない!

プライマーとサーフェーサーの2つの製品が一つになることでコスパがいい。

さらに、効果も変わらないことも良い点でもあります。

初心者の方でも気軽にチャレンジできるのも魅力だ!

 

サビの広がりを止める「赤サビ」から「黒サビ」に変える転換剤の使い方と特徴も合わせておすすめします。

転換剤 アイキャッチ
【赤サビと黒サビの違い】赤サビから黒サビに変える転換剤とは?車の劣化でやっかいなのがサビ。サビを放置すると広がりもろくなり穴が開き補修が必要となります。ボディーにできたサビを今回は、転換剤を使い赤...

 

 

まとめ

 

今回は、下塗り塗料によるプラサフを使い下地処理と塗装効果を解説しました。

初めての塗装は、難しいですが、「失敗してもいいやー」ぐらいの気持ちでチャレンジすれば慣れてくるので修行しましょう😄

プラサフとは?プライマリーとサーフェイサーの良いとこどりをしてます。

しっかりと塗っておかないとひび割れやまだら模様になってキレイな仕上がりにならないので気をつけて丁寧に塗っていくこともポイントの一つです。

初心者の方でも簡単にできるDIYです。チャレンジしてみればどうでしょうか。

今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事も配信しておりますので、ご覧下さい。見ていただけると嬉しいです😄

また、mamecoroエンジンは、YouTubeでの動画も配信しております!そちらもご覧ください。よろしくお願い致します。

チャンネル登録も宜しくお願い致します。

ご覧いただけたらうれしいです。何かの参考になればと思います。

皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。

では、また次回お会いしましょう😄

最新の投稿
田舎のおっちゃん
まめころ
田舎の沿岸沿いにポツリと在住のごく普通な凡人。昔は車の整備士さん。 物に愛が付くのは車だけ!この言葉に感動。車好きに。 将来の夢:車とバイク、工具に囲まれた生活! 休日に出来る車のDIYメンテにチャレンジしてみたい方に、車の修復をご紹介できたらと思いサイトを立ち上げました。 車の何でもを載せて、ご紹介もしていきます! ご視聴よろしくお願いします😄
\ Follow me /