車の修復で板金塗装があります。中でも、塗装を行う際にいくつかの手順があり、初めの下処理に必要な塗装がプラサフになります。今回は、塗装を行うときに必要な下地処理の塗料、プラサフについて効果と特徴についてご紹介します。プラサフは、自動車やバイクなどのカラー塗装を行う時に力を発揮します!ではでは、【プラサフとは?】下塗り塗料による下地処理と塗装効果を解説をし、プラサフによる下地処理の効果と特徴を見ていくことにしましょう!
Contents
プラサフとは?
プライマー「primer」とサーフェーサー「surfacer」を合わせて作られた略語がプラサフです😄
とはいえプラサフやプライマー、サーフェ…??と言われても聞き覚えの無いものばかりで、各家庭に必ずあるものじゃないですからね。
プラサフとは、大雑把に言うとプライマーとサーフェーサーの2つの塗料の特徴を併せ持った塗料がプラサフと考えればしっくりきますね。
プラサフとは、なんやろ~😄
- 「primer」プライマー
- 「surfacer」サーフェーサー
プライマー「primer」
プライマーは、翻訳すると『初めて・入門など』が挙げられます(辞書調べ)。外国語が弱いもので…。自動車で考えてみると初めに塗る、手順から行くと下塗りとなりますね。
以上のことでプライマーは、自動車の塗装や建築などで使用されている下地処理用の塗料で接着させるためのものです。また、上塗り材などの塗料をボディーやパテ(下地)に染み込ませないよう働いてくれます。
塗料で接着とは、どういうことなのか?それは、塗装前の下地の塗料(塗装)でボディーやパテの盛った対象面とカラー塗料との間に使うことで密着性を高め、塗装を長持ちさせてくれます。
建築では、「シーラー」と言う下塗り材もありますがプライマーもこの下塗り材の一つです。
プライマーも種類があります。そちらも見ていきましょう。
■鉄に塗ることで表面に塗膜を形成しサビから保護する「防錆プライマー」
■上塗り材と対象面との密着を高める「接着プライマー」
自動車はどちらも兼ね備えているものが主流となってきています。

サーフェーサー「surfacer」
サーフェーサーは、翻訳すると『表面など』ですね。自動車で言うと表面に塗装を塗るって感じです。
サーフェーサーは、自動車のボディーの凹みやキズにパテを使いますが、表面(塗装面)の凹凸を平らにするための塗料でパテの一つでもあります。
サーフェーサーをしっかりと塗布することでパテの保護にもなりカラー塗料の定着性も良くなることでプライマー同様、塗膜を長持ちさせてくれます。また、リフティングも抑えてくれます。
※リフティング:塗膜が縮んで、出来たまだら模様になっていくこと。
しっかりと塗らなかった場合は、ひび割れ、上塗りの剥離が発生し再度、下塗りからやり直しとなります!
試してみた!
- 脱脂なしのところ
- プラサフなしのところ
- プラサフを薄く塗ったところ
以上の3パターンで試してみました。やばいほど、ひび割れやサビの発生、塗膜浮きと症状がでましたね。4ヶ月目に現れてきました。
なんとか4か月間は持ちましたけどダメですね。
プラサフは、以上の点から双方の下塗りのいい所を合わせたものですね。
バンパープライマー
プラサフの使える素材に注意が必要です。プラサフは先ほど述べたように鉄にはいいのですが、バンパーなどの樹脂素材には効果が弱く専用のバンパープライマーをおススメします。
樹脂素材に密着し、カラー塗料の密着も高めてくれます。

プラサフの塗装効果
プラサフは、プライマーとサーフェーサーの良い点を取った優れものでどちらも下塗りの塗料でもあり性能面でも効果があります。
おすすめしたい商品!
作業効率の良さ
プライマーとサーフェーサーが合わさることにより作業時間が1/2(約半分)で、終えられることになります。手間のかからない作業の良さがいい点ですね。
ムラの無い均一で綺麗な仕上がり
ボディーとカラー塗料の密着性が高いことでリフティングによる塗料のムラやひび割れを起こすことなく綺麗な仕上がりとなります。
コスパの良さ
なんといってもこれは、大事ですね!コスパが良くないと自分で修復の意味がないですね😄
2つの製品が一つになることでコスパがいいと思います。さらに、効果も変わらずならばこちらを選んで正解ですね。初心者の方でも気軽にチャレンジできるのも魅力です!
しなっと耳よりばなし、いいざぁ~ !
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まとめ
休日のDIYの予習はできましたか。ボディーに付いたキズは、気になるところです。
塗装は、難しいですが、「失敗してもいいやー」ぐらいの気持ちでチャレンジですよー😄
今日は、プラサフとは?下塗り塗料による下地処理と塗装効果を解説をご紹介しました。プラサフは、プライマリーとサーフェイサーの良いとこどりをしてます。
優れた下塗りの塗料でした。しっかりと塗っておかないとひび割れやまだら模様になって綺麗な仕上がりにならないので気をつけて丁寧に塗っていくこともポイントの一つでした。
しっかりと下塗りを行えば初心者の方でも簡単に、綺麗に仕上がるのでDIYにチャレンジしてみればどうでしょうか。
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では、また次回お会いしましょう😄