車のボディーのお掃除やメンテナンスは皆さんどのようにされていますか。例えば、ボディーの汚れ、ひどい雨シミ・水垢、または日射しや街灯、照明に照らしたときに見える輪っかのキズ、洗車キズなどがあります。ボディー表面の光沢はなくなって古びた感じにみえますよ。今回は、このような雨シミの汚れやキズを消すオススメのダブルアクションポリッシャーのご紹介と使い方をご紹介します。雨シミや輪っかキズ(バフ目、オーロラキズ)をポリッシャーが解決してくれます!それでは、見ていくことにしましょう。
Contents
ポリッシャーとは
ボディーの雨シミ・水垢、キズなどが付いていくと「ピカピカ」な光沢感がなくなってくすんだようにみえたり、輪っかキズみたいな洗車キズが目立つようになりますね。
<2つの違った回転軌道により(ダブルアクション)理想的な手塗りに近い運動を再現した簡単に扱える初心者に安心なポリッシャーをご紹介しています。こちらも合わせてご覧ください>
このような状態になった場合、どのようなメンテナンスを行えばいいのでしょうか。
これらの雨シミ・水垢、輪っかキズ・洗車キズを落とすには、専用の液剤などがあります。塗って放置したり磨いたりもします。このような液剤などは、手で磨いていくことになります。1パネル毎に磨いていてもかなり大変です。ボディー全体になると更に時間がかかり慣れていないとムラになったりもします。
ここで登場するのが電動のポリッシャーになります。電動で磨き上げてくれるので時間の節約にもなりますが、なんといっても綺麗な仕上がりにしてくれるので、かなりのスグレモノになりますね。
綺麗に仕上げてくれる電動のポリッシャーですが、いくつかの種類があります。どのような種類があるのか見ていくことにしましょう。
ポリッシャーの種類
ポリッシャーには、タイプによって3種類あります。
- ダブルアクションポリッシャー
- シングルアクションポリッシャー
- ギアアクションポリッシャー
以上が一般的な3タイプになります。
ダブルアクションポリッシャー
初心者の方にダブルアクションは扱いやすい⁈
ダブルアクションは、上下運動に回転運動を合わせて磨いていきます。2つの運動が組み合わさることで同じ位置での回転による削り過ぎを最小限に抑えることができます。これによって、初心者の方に、取り扱いやすくなっていると言われています。
シングルアクションポリッシャー
ポリッシャーに慣れた方やベテランのプロ、玄人仕様がシングルアクション!
同じ回転運動だけを行っているポリッシャーです。同じ回転を行っていることで研磨力はあります。研磨力があることで、削り過ぎに注意が必要になります。ある程度の経験が必要となります。
ギアアクションポリッシャー
ギアアクションは、ダブルアクションとシングルアクションの中間になるポリッシャーです。回転トルクを持ち偏芯・振動を組み合わせによる磨きを行うポリッシャーになります。
ダブルアクションポリッシャーとは
磨きをプロ(業者さん)に頼んだら、約2万、3万いや状態によってはそれ以上になるかもしれません。磨きを自分でやれるのが「ダブルアクションポリッシャー」です。
プロは、「シングルアクションポリッシャー」を使うことで表面の凹凸をなだらかにし「ダブルアクションポリッシャー」を用いて仕上げていきます。
シングルアクションもいい点はあります。回転トルクが安定していることで塗装面の凹凸をなだらかにすることができます。とは言え慣れていないと難しいのですが。難しいのは説明の通り回転運動が一方向でドリルのような動きになっているので、ポリッシャーの動きをコントロールできなかったり、同じ面に留まり削り過ぎたりもします。
シングルアクションの良い面もあるのですが初心者の方には、難しいかと…。
なれていないと取り返しのつかないことに!バフ目やオーロラキズに…
シングルアクションよりダブルアクションが扱いやすく失敗のリスクも減ることから今回は、ダブルアクションポリッシャーを使っていきます!
※私も慣れていないので…😆
オススメのポリッシャー
選ぶ際のオススメのポリッシャーは、「ダブルアクションポリッシャー」です。ダブルアクションの動きは回転運動に加え上下運動も合わさることで、塗装面の熱も最小限に抑えられ、磨きキズと言われる『バフ目』の失敗も減らすことができます。
※やり方次第で発生はします!気を付けましょう!
これからごお使いになる方には、ダブルアクションポリッシャーをオススメします。初心者の方でも扱いやすく、塗装面の摩擦熱もある程度低く抑えられることもあり、また最近では性能も良くなっていると言われています。
私が使っているポリッシャーはコチラです!超初心者用かも。
登場するのは、プロスタッフさんの『シャイン ポリッシュ』です!
今回は、こちらのポリシャーを使ってボディーを磨いていきます!
Amazonさんでベストセラー1位の商品です!ワックスがけバフ×2個と仕上げ用バフ×1個が付いているのでコンパウンド、WAXがあればすぐにでも始められます。
ちなみに、バフセットも別に用意しておきました。
コードレスもあります!
満充電で約1時間の駆動となっています。電源のケーブルがないのでボディーにあたる心配はないですね。1時間で物足りない方は、ケーブル付きがいいですね。
ポリッシャーに使う研磨剤
研磨剤は、いくつもあり迷うほどです。皆さんは、どのようなボディ表面(塗装)の状態でポリッシャーをお使いになられますか?
ポリッシャーを使う時は、塗膜が削れるキズ、塗装面が削れていたり、または薄っすらとついた洗車キズ、バフ目・オーロラキズであったり対物によるおこったキズなどさまざまな種類があります。また光沢が落ちる原因の雨シミやウォータースポットを取り除くにも使ったりもします。
今回は、いくつもの塗装、ボディー面にダメージを与える原因は様々ありますが、中でも軽度のダメージの雨シミ、ウォータースポットや洗車キズ、輪っかの様に見えるキズをダブルアクションポリッシャーを使ってやっていきます!
使用する肝心の研磨剤は、何を使いましょうか。こちらもいくつもの種類があり迷います。
研磨剤はどれを選ぶの?
数ある研磨剤の中で選ぶのですが、できるだけリスクを少なく、また簡単に綺麗に仕上げていきたいと皆さんも思うはず。初めての時は、よくわからないので少し不安です。
コンパウンド入りを使ってみよう!
研磨と言ってもボディー塗装を削って塗りなおすわけではないので市販されているコンパウンドが配合されているワックスやコーティング剤、洗車用のカーシャンプーなどを使って磨きましょう!
- 水アカ一発
- LOOX(ルックス)
- 液体コンパウンド など
他にもいくつもの種類がありますが、人気があるものやオススメ商品を見ていきましょう。
水アカ一発
リンレイさんから発売されています、水アカ落としとワックスのW効果で頑固な汚れ水アカを落としてくれます。ミクロパウダーが配合されていることもありポリッシャーとの相性も良く洗車キズ程度なら消してくれます。
LOOX(ルックス)
車好きの方なら知っているコンパウンド入りの光沢剤と言えば、ご存知、KUREさんから発売のLOOX(ルックス)です。私もルークスは、気になる箇所があれば使っています!雨シミ、ウォータースポットなどに使用しますが、綺麗に仕上がります!
初めは、ショップタオルで引き延ばし磨いていたのですが、ボンネットを磨くのに結構な時間と手間がかかり、またムラができたのをきっかけにポリッシャーを使い始めた不慣れな人です。
更に、ボンネットに付いた指で擦ったキズもLOOX(ルックス)をかけ磨いてみたところ。失敗もなく綺麗に磨くことができました。ワックスも含まれているので「ピカピカ」に仕上がります!
液体コンパウンド
ソフト99さんの商品で液体コンパウンドです。
AmazonさんでベストセラーNo1の商品です。こちらの液体コンパウンドは3種類のキズ消し用の「♯3000」、仕上げ用「♯7500」、超鏡面用「♯9800」からなる研磨材です。
使い方は、キズ消し用からではなく、超鏡面用の「♯9800番手」から使っていくことをおすすめします。番手の荒い方から使ってもいいのですが、番手の細かい方ではじめ様子をみてから徐々に荒くする方が新たにキズが付くことを極力防ぐことができます。
※「♯9800」⇨「♯7500」⇨「♯3000」の順に使うのがいいでしょう!
ポリッシャーの使い方
ポリッシャーを使うにあたって、研磨剤(コンパウンド)を見てきましたが、いよいよポリッシャーの使い方を見ていくことにしましょう!トリセツです😄
ポリッシャー自体の取り扱いは、いたって簡単です。
➀カーシャンプーで洗車
カーシャンプーなどを使い洗車し、泥や砂、塵などを充分に笑い流し、クロスなどでボディーに付いた水滴をよく拭き取り乾燥させます。
汚れが付いた状態での使用は、キズを付けるおそれがあります。
よく洗車をし、汚れを落としておきましょう!
また、電源のコードやプラグに水がかからないように作業をしましょう!
②バフ取り付け
ポリッシャーのパッド部に「ワックスがけ用バフ」をかぶせ正しく装着します。
※装着がちゃんとしていないと研磨中に外れてしまいます。
バフが外れている!
バフが付いていないとこんな感じ。
バフ取り付け中。
取り付け完了。
➂研磨剤塗布
ここでの研磨剤とはLOOX(ルックス)になります。
LOOX(ルックス)をポリッシャーをかけたい場所に少しだけ噴霧します。普通車のボンネットなら約5~7プッシュします。軽く吹き付けていきましょう。
ワックスをかける場合
液体ワックス:バフ面に十字に液を付けます。
半練りタイプ:ヘラなどを使ってバフ面に薄く塗布していきます。
➃ポリッシャー準備(電源確認)
電源プラグをコンセントに差し込みます。電源スイッチが【OFF】になっていることを確認します。
電源コードを肩にかけてボディーにコードが当たらないようにします。
注意すること2点!
1)コードがボディーに接触しないように必ず肩にかけて作業をします!接触によってキズのおそれがあります。
2)コードがポリッシャー動作中に巻き込まれることもあるので気を付けて作業をしていきます。こちらも肩にかけていることで防止策になります。
➄磨き開始
ポリッシャー本体の電源を【ON】にしボディーに軽く起きワックスがけを行います。その際、電源スイッチが付いている持ち手がアーム部といい、そこを持つ。もう片方の手は、アーム部の反対にあるグリップ部に軽く支える程度にして、力を入れずに作業をしていきます。
1)ポリッシャーの電源は、作業前に「ON」しないでください。バフに付いたワックスが飛び散ります。
2)ポリッシャーは、移動させながら使用しましょう。一箇所に集中させるとキズや白く曇ったようになります。ボディーのエッジや曲面、端部には気を付けて作業を行いましょう。
3)ポリッシャーを強く押し当てないこと。キズの原因や凹みのおそれがあります。
4)連続30分以上は使用するとモーターに負担が掛かるので約30分程、モーターを休ませてから使用しましょう。モーター焼付き防止。
➅磨き終了
磨き終えたらポリッシャーの電源を【OFF】にします。電源プラグもコンセントから抜きましょう。
LOOX(ワックス)が乾いたら(磨きが終えたら)拭き取っていきましょう。
「拭き上げバフ」もあるのでワックスの拭き上げが簡単で楽になります。
➆艶出し
艶出し作業を行います。乾いた艶出し用のクロスなどで拭いていきます。ボディー表面は「ツルツル」になります。
バフを「仕上げ用バフ」に切り替えて艶出しもできます。
➇コーティング
ガラスコーティングなどを施工します。
こちらのコーティングは、好みでいいかと思います。私の場合は、ガラスコーティングを施しました。使用したのはスパシャン2020を厚塗りしています。
<動画はこちら>
まとめ
今回は、車に使うオススメのダブルアクションポリッシャーのご紹介と使い方をご紹介しました。
皆さんも一度は、洗車はするもののなんか光沢がさえない感があったりと思うこともありますよね、それは雨シミやウオータースポット、洗車キズなどです。これらを解決してくれるのがポリッシャーでした。
初心者の私でもボディーを綺麗にすることができました。研磨剤も色々と迷ったのですが、LOOX(ルックス)にたどりつきました。ワックス効果も抜群に効きます。
ご紹介したポリッシャーも使いやすく簡単で楽ちんです!皆さんもチャレンジしてみてはどうでしょうか。
今回は、ここまでとなります。ご覧になられて、いかがだったでしょうか。また、別の記事も見てくださいね。ご覧いただけたら励みになります。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全に事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう!