メンテナンス

【ヘッドライトの黄ばみ取り】黄ばみの原因と取る方法

ヘッドランプ黄ばみ

車のヘッドライトの黄ばみ!長年乗っていると気になるのがヘッドランプの黄ばみ。材質のポリカーボネートの劣化によるもの。黄ばみによってヘッドライトは暗くなります。夜間の視界が悪く危険です。見た目の古びた感もあって気になるところ。今回は、ヘッドライトの黄ばみの原因と取る方法をご紹介します。黄ばみを落とし透明感や古びた感をなくしていきます!

 

 

ヘッドライトが黄ばむ原因

 

ヘッドライト

<ヘッドライトの黄ばみ>

 

ヘッドライトが薄暗い現象は、黄ばみだけではなくヘッドランプの寿命や劣化もあります。

こんな時は、ヘッドランプの交換が必要!交換方法は簡単で、こちらも合わせておすすめします。

>>ヘッドランプの交換方法はこちら

>>ヘッドランプが取れない場合はこちら

現在のヘッドライトの素材は、ポリカーボネート(樹脂)で作られ、昔のヘッドライトはガラスで作られていた。

ヘッドライトの樹脂メリット

ヘッドライトの樹脂は、ガラスと同等ぐらいの強度と割れたときの破片の飛散が少ない。

また、安全性によくデザインの加工が容易という面もあり、軽量化もできる優れたヘッドランプです。

まめころくん
まめころくん
でも黄ばみやすい!

黄ばむ原因として、日射しよる紫外線などの環境や熱源、キズによるダメージのもがあります。

  1. 日射し紫外線からの影響
  2. 熱源による影響
  3. キズなどのダメージ

日射し紫外線からの影響

屋外では、太陽の日射したっぷりと浴びてしまいます。

この紫外線が、黄ばみの原因になります。

現在のポリカーボネートは衝撃や透明性に優れているのですが紫外線には弱く経年劣化による黄ばみとなっていく。

熱源による影響

ヘッドライトは夜間の前方への光の照射によって安全を確保しています。

その光の熱源がヘッドライトのカバーに伝わり影響を与えます。

ポリカーボネートは耐熱性(熱変形温度 129℃~140℃)のある素材ですが、光源の熱が長年に渡り伝わることで劣化し黄ばむ原因となります。

キズ/こすれなどのダメージ

ヘッドライトは、車の前面にあることで雨や雪、飛び石などが飛んでくる過酷な状況にあります。

飛び石によるキズ(小キズ)、こすれが表面につくことで徐々に劣化が進行し黄ばみの原因になります。

 

 

黄ばみ除去に必要な道具は?

 

まめころくん
まめころくん
黄ばみ取りは何をつかうの?

黄ばみを取るには何を使うのか見ていきましょう。

黄ばみ取りに準備する物

  • マスキングテープ
  • マスカー
  • ハサミ
  • 中性洗剤(食器洗剤)
  • 耐水ペーパー(♯320 又は ♯600)
  • クリーナー(シリコンオフ)
  • 2液性タイプ ウレタンクリアスプレー

上記の道具を用意して黄ばみを取っていきます!

 

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黄ばみ取り方法

 

黄ばみを取る方法。黄ばみを取るには磨きや塗装をしていきます。

屋内、屋根のあるところでの作業は換気し屋外なら風の無い晴れた日に行いましょう。さらに、マスクは必ず着用しましょう。

洗浄とマスキング

まめころくん
まめころくん
ヘッドライトは外すの?

ヘッドライトを外さずに黄ばみを取っていきます。

初めに、キズ防止にヘッドランプ以外のボンネットやボディにマスキングを行います。

マスキングテープをボンネットやグリル、バンパーなどのヘッドライトの回り境界部分にマスカーを這わすように貼り付ける。

ヘッドランプを中性洗剤(食器洗剤)で洗っていきます。

今回は、食器洗い洗剤を使用します。

自動車専用スポンジに食器洗い洗剤と水を含ませる。

ヘッドライトを洗っていきます。

マスキングテープがずれたりしているとボンネットやグリル、バンパーが見えてしまい作業中にキズが入ります。

しっかりとキレイに養生していきましょう。

黄ばみは耐水ペーパーで除去

合わせて読みたいサンドペーパーの種類と研磨方法はこちら

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ヘッドライト研磨

ヘッドライトの洗浄が終えたら、耐水ペーパー(番手♯600)でヘッドランプを磨く。

黄ばみがひどい場合は、~♯320の粗目から♯600の順に使います。

ヘッドライトに水をかけ耐水ペーパーを一定方向に水を含ませ磨きます。

黄ばみを軽く削るように磨きます。

まめころくん
まめころくん
どれくらい磨くの?

そうですね。磨き終わりの合図になるのが、黄色い研ぎ汁が出なくなって白くなったところです。

♯600で磨いているとヘッドライトは白くなって「本当に透明になるの?」と思われるかと。

それじゃもっと細かい ♯1000、♯2000を使ったほうが…😣

しかーし、大丈夫です。この後のクリア剤の効果で透明に!

また、クリア剤の密着もわるくなり耐久性が低下します。

脱脂する

ヘッドライトの研磨が終えたら水で研ぎ汁を洗い流し拭き取ります。

次にヘッドライトの脱脂をします。

使うのは、脱脂剤「ソフト99 シリコンオフ」を使い脱脂。

<ソフト99さん シリコンオフ>

ショップタオルやタオルにクリーナーをしみこませ拭き取っていきます。

ソフト99 シリコンオフ300(9170)

ウレタンクリアスプレーで透明に!

 

研磨済み

<ヘッドライト研磨後>

ウレタンクリアスプレーを使って透明に!

今回使用するウレタンスプレーは2液性ウレタンクリアスプレーになります。

2液の液剤は使いきりにタイプになります。

左右両方のヘッドランプを施工するようにしましょう!

2液ウレタンスプレーは、約10時間で使用できなくなる。

代替えとしてクリアスプレーを使った場合、乾燥時に細かいヒビが入ります。

ヘッドライトの材質、ポリカーボネートは2液性ウレタンクリアスプレーがおすすめです。

透明 ヘッドランプ

<三菱 トッポさん>

吹き付ける前は、マスカーや空吹きしだまにならないように試し拭きをします。

厚塗りで吹き付けると液だれになるので薄塗りをします。

塗装をキレイにする方法はこちらと合わせておすすめします。

>>塗装方法はこちらから

ウレタンスプレーの吹き付け方法は、手首を左右に扇状 ⇦⇨に回し対象となる範囲の外から吹きつけます。

吹き付ける回数は3回、4回(片方)薄く吹きつけます。塗布面がうろこ状になると液だれになる直前です!

吹き付け対象の範囲でスプレーの吹き付けを止めないことがコツです!

範囲内で止めてしまうとだまになったり、液だれになる原因となります!

液だれになるとヘッドランプの照射光量が減り車検時に受からなくなることもあるので気を付けたいところ!

 

 

 

まとめ

 

今回は、ヘッドライトの黄ばみの原因と取る方法をご紹介しました。

ヘッドライトは車の顔の目ともいえる箇所で黄ばんでいると古く見え見栄えの悪くします。

黄ばみがなく透明であれば、古臭さもないものです。

黄ばみが取れたら心の「もやもやも」取れますよね😄

黄ばみ取りには耐水ペーパーを使い磨きました。

番手は♯600を使い粗目を使いました。それは、クリアー剤との密着性を高めるためでした。

作業はとても簡単で誰でもできるDIYメンテでした。

初心者の方、チャレンジしてみてはいかがでしょうか⁉

綺麗になっていくのが見てわかり「びっくり」です!

今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもご覧下さいね😄

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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。

では、また次回お会いしましょう。

 

 

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田舎のおっちゃん
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田舎の沿岸沿いにポツリと在住のごく普通な凡人。昔は車の整備士さん。 物に愛が付くのは車だけ!この言葉に感動。車好きに。 将来の夢:車とバイク、工具に囲まれた生活! 休日に出来る車のDIYメンテにチャレンジしてみたい方に、車の修復をご紹介できたらと思いサイトを立ち上げました。 車の何でもを載せて、ご紹介もしていきます! ご視聴よろしくお願いします😄
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