電装品

自分で出来る車のヘッドライトの交換方法と交換時期

ヘッドライト交換

車の修復にヘッドライトの交換がある。交換は、ハロゲンバルブ切れによるものでヘッドライトが1個(片方)でも切れると、薄暗く前方が見えずらく運転に支障をきたします。今回は、切れたバルブ(ヘッドライト)の交換を自分でする方法と交換時の工具、交換時期をご紹介します。

 

 

ヘッドライトの種類とは

 

ヘッドライトバルブの種類。

現在、一般的に使われているヘッドライトは、ハロゲンバルブやHID(ディスチャージランプ)があります。

車種やグレードによってはLEDタイプもあります。

最近は、LEDが徐々に標準化にもなりつつ安全性が増してきています。

まめころくん
まめころくん
LED化が進んできているね!

ハロゲンランプの種類は豊富だ!中でもおすすめなのがこちら。自分の好みもあるので見てみよう!

車検対応も調べておくことも重要!

 

 

ハロゲンバルブの交換時期

 

ヘッドランプが突然切れることも!ハロゲンバルブの交換時期について。

まめころくん
まめころくん
突然切れると焦るねー!

ヘッドライトが突然切れると焦ります。

バルブ切れの原因は電球の寿命によるものです。

 

【ハロゲンバルブの交換時期】

ヘッドライトスイッチONで徐々に薄暗くなっていく時やスイッチONでハロゲンバルブが点いては消え、消えては、点いたりとなる。

 

ヘッドライト ON でランプが消灯している場合、一度ヘッドライトの表面(樹脂カバー)を軽く叩いて衝撃をあたえるかボンネットを開けて後ろから軽くゆすってみたりすると点灯することがある。

接触不良になっていることもあるので取り敢えずやってみる。

樹脂カバーは、強く叩かないように!キズや破損のおそれがあるので注意しましょう!

夜間の運転中にハロゲンバルブが切れるとカー用品店は、閉まっているので困りまります。

そのまま放置して運転していると罰則を受けることになります。

 

バルブ切れの運転は違反になります。罰則もあるので気を付けたいところ。合わせておすすめします。

ヘッドランプ
【ヘッドライト切れて危な~い】ヘッドライト切れの罰金・違反点数夜間の車の運転で「おや?」なんだか前方が暗い!降りてヘッドライトをみるとヘッドライトが切れてる!ヘッドライト切れの経験って皆さんあります...

国産、海外の製品があります。いくつもの種類があります。次にハロゲンバルブの種類を見ていきます。

 

ハロゲンバルブの種類

 

ハロゲンバルブの種類。

カーショップの棚にはハロゲンバルブがズラリと並んでいます。

ハロゲンバルブの端子形状の違いがいくつもあります。種類が豊富。

ハロゲンバルブ端子の形状

ハロゲンバルブ端子の違い、種類はいくつもある。

端子形状

H1、H3、H4、H7、H9、H11、H16、HB3、HB4

上記の規格(種類)があり、一般的に多く使われている規格は「H4」、「H16」、「HB3」です。

ハロゲンバルブ端子H4の特徴

今回は、三菱のトッポのバルブを交換。

<三菱 トッポ>

 

三菱トッポのハロゲンバルブ端子は、H4端子で │ ̄│ このような形状の3端子です。一般的なハロゲンバルブになります。

ヘッドライトー2

<ハロゲンバルブ H4 規格>

H4の特徴は、ロービームとハイビームを切り替えることができ、照度は明るくバルブサイズも大きくなっています。

ハロゲンバルブの定格

ハロゲンバルブの定格電圧には、12V 60/55W といったワット数が定められている。自動車に合った規格や定格を確認して選ぶといいでしょう。

 

ハロゲンバルブの交換方法

 

ハロゲンバルブの交換は、自分でも簡単にできる。

取り出しにくいところもあり工具が必要になってくる場合も!

ハロゲンバルブ交換に必要な工具

ハロゲンバルブ交換に必要な工具。

バルブ交換の際にバルブを取り囲む部品がある場合は、その部品の取り外し作業があります。スパナやメガネレンチ、ボックスレンチなどの工具を準備する必要になります。

トッポのヘッドライトの助手席側は、工具は必要ないのですが運転席側は必要となります。

ボンネット内にあるエアフィルターがハロゲンバルブ(運転席側)の後方に設置されている。

取り外していかないとハロゲンランプのコネクターに辿りつけないです。

今回は三菱トッポのハロゲンバルブを交換しますが、自分の車のヘッドライト周りの部品をよく確かめてそれに合った工具を準備してください。

ハロゲンバルブを用意しましょう!

今回、使用したハロゲンバルブは「IPF」さんの ハロゲンバルブ H4 4550k です。

こちらのハロゲンバルブはあまり流通しておらず、4750k をおすすめします。ケルビンも若干高いバルブとなっており、ネットでの購入がコスパよくおすすめです。

ボンネットを開ける

先ず初めにボンネットを開ける。

<三菱 トッポ>

ボンネットを開けます。

運転席の足元周辺にボンネットを開けるためのレバーがあります。そのレバーを引き上げるとボンネットのフックが解除されボンネットは少し浮き上がります。

ボンネットの隙間からフックをつまみ解除してボンネットを持ち上げます。

ボンネットを支えるつっかえ棒状のステイがあるのでボンネットを開けた状態で固定します。

中には、エアシリンダーによって軽く持ち上がるタイプもある。

ヘッドライトの電源(スイッチ)は OFF にします。安全に配慮してバッテリーから端子を外しておくのもいいでしょう!

次は、ハロゲンバルブを外していきます。

エアフィルターの取り外し

まめころくん
まめころくん
今回は、三菱トッポで交換します

ボンネット内のエンジンエアフィルターを取り外します。

外さない車種もあります。

エアフィルターを外す。

2本のネジを外しエアフィルターのカバーごと取り外す。

蛇腹状になったゴムの配管があり「くねくね」と動かすことができます。

作業の邪魔にならないように横の方に置きます。

エアフィルター

<エアフィルター>

ハロゲンバルブのコネクター取り外し

ハロゲンバルブの端子は3端子でH4の規格です。

コネクターの形状はヘッドライト後方から見ての形となっている。

コネクター端子の左右には、爪(フック状)が付いているものがある。

爪のあるものは、左右をぐっと押し込みながら抜き取ります。

左右の爪が硬い場合がある。

無理やり引っ張るとハロゲンバルブの留金が曲がったり、最悪の場合ヘッドライトとバルブとの座面が破損する。

強引に引っ張ったりするのは、やめよう!

またコネクターの周辺は狭いので、別の配線などが切れないよう注意します。

ゴムのカバーを外す

ハロゲンバルブの端子。

コネクター回りにほこりや水が浸入するのを防ぐゴムのカバーがある。そのカバーを外します。

取り外し方はすごく簡単で、かるく引っ張れば外せます。

<ゴムのカバー>

取り付け時の注意点

ゴムのカバーには側面に穴が開いているものがあり、その部分を下向きにする。

水が浸入した場合、穴がドレンの役割をすることで水を排出します。

 

ゴムカバー

<ゴムのカバー>

簡単に外すことができます。

ハロゲンバルブの取り外し(金具の外し方)

ハロゲンバルブは、金具によって止められている。

細い針金状の金具がハロゲンバルブの後ろをランプ台座に止めることで固定されています。

<ハロゲンバルブ 固定金具>

上記の写真は、ハロゲンランプの金具を外した状態の写真 

取り外し方は、金具の先端部分のフックが台座の突起に引っ掛けてあり、その金具をハロゲンバルブ側へ押し込み下におろして外します。

2本止めの金具は、左右のフックが台座に引っ掛けて止められています。

取り外し方は、1本留め同様、ハロゲンランプ側に金具を押し込み下に下げれば外すことができます。

車種によって金具の形状が違うのでよく確かめてから外します。

ハロゲンランプの金具を外します。

ヘッドライトー4

<ハロゲンバルブの金具>

金具は、手探りの状態で見ると折れ曲ったり、ケガをすることもあります。

取り外し時には十分に気を付けてケガのないように!

鏡などを使い確認することをおすすめします。

ハロゲンバルブー3

<H4バルブ 端子>

新しいハロゲンバルブを取り付ける

新しいハロゲンバルブを取り付ける。

ハロゲンバルブを取り扱う時の注意点があります!

バルブを素手で(指)触らないようにしましょう。それは、油分がバルブに付くことで、油分が付いた箇所が高温になりガラスが割れたりします。

高温タイプのハロゲンバルブは、特に気を付ける必要があります。

触れた場合は、綺麗なウエスにアルコールを付け拭き取るようにします。

水などが付いたときは、よく乾かしてから取り付けるようにしましょう!

ハロゲンバルブの点灯確認

ハロゲンバルブを取り付け後の点灯確認。

ゴムのカバーを取り付ける前にハロゲンバルブが点灯するか確認します。

ハロゲンバルブにコネクターを差し込みます。

ヘッドライトのスイッチを ON 、ハロゲンバルブが点灯しているか確認します。

ゴムのカバーを取り付ける

次にゴムのカバーを取り付ける。

ゴムカバーの側面に穴が開いているので、穴を下に向けて取り付けます。

ハロゲンバルブの端子が見えるようにはめていきます。

ゴムカバー

<ゴムカバーを取り付ける>

コネクターを取り付ける

ハロゲンバルブにコネクターを取り付けます。

ゴムのカバー取り付け後、バルブ後ろの端子とコネクターをはめ込みます。「カチ」と音がする奥まで差し込みます。

端子を折らないように取り付けていきましょう。

 

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ハロゲンランプの取付けは自分でも簡単に取り付けられます。動画も合わせておすすめします。

 

 

まとめ

 

今回は、ヘッドライトの交換方法と交換時期をご紹介しました。

ヘッドライトは、夜間の道路を照らし自分の存在をわかるようにしたり、通行人、自動車、建物を照らし安全に走行、運転ができるライトです。

安全面においてはヘッドライトの役割は最も重要になります。

ヘッドライトが切れたりすると薄暗く危険で安全に運転することができなくなり、放置していると罰則になることも・・・。

予備のハロゲンバルブを持っておくと直ぐに対応ができます。

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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。

では、また次回お会いしましょう。

 

 

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