車のタイヤ、外した後の保管方法。タイヤ交換後、どのように保管すればいいでしょうか?今回はタイヤ交換を自分で行い、交換後の劣化や傷みを防ぐお掃除と保管方法をご紹介します。タイヤの保管に雨や雪、直射日光のある場所では、タイヤの劣化が進みます。少しでも長持ちさせるには、いい状態、環境で保管したいものです。では、タイヤの交換後にやっておきたいお掃除と保管の方法を見ていきましょう!
Contents
タイヤの交換方法
季節によってタイヤ交換が必要になる地域もあり、カーショップやディーラーなどでタイヤ交換を行います。
もちろん自分でタイヤ交換は、できます。
自分でタイヤ交換をすることで交換費用を安くすることができ、愛車の状態も確認、見ることができます!
step➊ホイールナットをゆるめる
各タイヤのホイールナットを全てゆるめる。
ホイールナットは、ホイールレンチを使ってゆるめます。
ホイールナットにレンチをかけ反時計回りにナットを回しゆるめる。
ナットがかたく締まっている時は、ホイールレンチを足裏でしっかりと固定し踏み込みます。
step➋輪止め(タイヤストッパー)
車が動かないように輪止め(タイヤストッパー)でタイヤの転がりを止める。
輪止めをタイヤの前後にかける。
リアのタイヤを浮かせるには、フロント側に輪止めをかける。
フロントを浮かせるならリア側のタイヤに輪止めをかける。
<輪止め>
step➌ジャッキアップ
ジャッキを使って車体を浮かせる。
<ジャッキ>
オイルパンにジャッキをかけないように注意が必要。破損の原因になります。
ジャッキスタンドを車体の下へもぐらせ固定する。
<ジャッキスタンド>
step➍タイヤ交換
ギヤはニュートラルに入れる。AT(オートマチック車)は、シフトロックを解除します。
ホイールレンチでナット、ボルトをゆるめ外します。
タイヤが外せたらスタッドレスタイヤか夏タイヤを交換します。
ホイールナットの締め付けには規格があります。規格と締め付け方法はコチラも合わせておすすめです。
ホイールナットを脱着する際、タイヤの左右部分を両ひざで押さえ動かないように支えます。
タイヤを押さえることでホイールナットを取り外した時にタイヤが外れ落下し、ケガのおそれがあるので両ひざで押さえます。
ひざで抑えることで安全に作業ができます。
<両ひざで押さえる>
タイヤ装着後は空気圧も点検!
交換後は、空気圧が下がっていることもあり燃費の低下や摩耗になりやすくまた、タイヤの劣化につながります。
外したタイヤのお手入れは?
脱着後のタイヤを保管する前にやっておくこと。タイヤのお手入れになります。
外したタイヤの取付位置の表示
外したタイヤの取り付け位置を表示。
例えば、フロント右のタイヤなら養生テープ(マスキングテープ)か張り紙に右前(FR)、リア左なら左後(RL)と自分がわかるように記入します。
貼る場所は、サイドウォールやパターン溝(トレッド)に貼っておきます。
表示することで摩耗状態も把握することができローテーション時期も分かります。
表示をテープなどで貼ると「ネチョネチョ」になることも。そんな場合は、チョークなどでタイヤの内側に表示することをおすすめします。
取り付けられていた場所を表示することで、摩耗の状態をみてローテーションができるようになるので便利です!
外したタイヤは洗浄!
汚れたタイヤやホイールをそのままにしておくとゴム面が劣化したりホイールの光沢のくすみ傷んでくることにもなります。
外したタイヤとホイールを洗ことをおすすめします。
タイヤの内側は、日頃の汚れやブレーキダストが溜まっています。
散水シャワーや高圧洗浄機で洗っていきます。簡単に汚れが落ちるので便利な道具だと思います。
しかし高圧洗浄機でも落ちない頑固な汚れは専用ブラシやホイール専用洗剤を使います。
ホイール専用のブラシ、スポンジに洗剤を使って磨くときは、優しく洗う。
タイヤ、ホイールを洗うには、食器用洗剤(中性洗剤)がおすすめです。
液性は中性で肌にも優しく、車に使っても安心です。
洗車後は、水分をとり乾燥させます。
これでタイヤ・ホイールの洗浄は終わりです。意外と簡単です!
タイヤ・ホイールにコーティング
タイヤ・ホイールのコーティング前に状態を確認。
タイヤ状態を確認。ゴムにヒビやトレッド部分に釘や石がはさまっていないかチェックをします。
タイヤの状態を確認するのを忘れる場合が多いかと!
確認ができたところで、コーティングを始めます!
ホイールのコーティングの方法はどのようにするのか、キレイに仕上がるのかを次にご紹介しています。合わせておすすめします。
タイヤ・ホイールのコーティング!
信越化学工業シリコーンオイルKF-96を使いホイールとタイヤをコーテイングを行います。
施工方法は、簡単です。
KF96をショップタオルに浸します。
KF96をホイールから塗布していきます。
次にタイヤに塗布します。
これで、ホイール・タイヤのコーティングは終わりです。
キレイに仕上がりました!
タイヤの保管環境と保管方法
タイヤの交換は、外したタイヤの保管が必要。
摩耗とかで廃棄するのであれば、カーショップ、ディーラーで廃棄をお願いすればいいのですが。
スタッドレスタイヤ、夏タイヤなど交換した場合は自宅で保管することになります。
では、外したタイヤはどこに保管するのがいいのか⁈
保管する環境でタイヤが劣化する?
保管場所はどこ?
直射日光があたる、雨や雪にさらされる屋外はなるべく避けるのがベスト!
過酷な環境下での保管は、タイヤのゴムが劣化することで、カーカスといわれるタイヤの骨格を形成する大事な部位の性能の低下になります。
カーカスとは、タイヤの受ける荷重、衝撃、空気圧に耐え、車を安全に走行するための大事な役割を持っています。
<タイヤ側面>
このような環境下では、ゴムの劣化が進みヒビが入って安全性が低下し問題が発生する可能性があります。
環境下での劣化:
この現象名をオゾンクラックと言います。
収納する場所はできるだけ屋内で保管することをおすすめします。
タイヤの保管方法
タイヤの保管場所は屋内が好ましい⁈
タイヤの色が付かないように床に段ボールや板を敷きます。
乾燥させたタイヤを1本ずつビニール袋に入れ、横積みに重ねていきます。
タイヤは立てて保管すると変形になる場合があります。
タイヤの保管場所は、屋内のほうがいいのですが、どうしても屋外に保管しないといけない場合があります。
すのこの上に横積みにしていきます。
タイヤを1本ずつビニール袋に入れるか、ラップで巻いて(養生用ラップ)、養生します。
できるだけ空気に触れないようにします。
次に1本用のタイヤカバーか4本用のタイヤカバーに包み、なるべく日差しや雨のあたらない屋根の下で保管します。
これでタイヤの保管ができました。
保管する場所は大丈夫?
保管場所が離れすぎていたり目の届かないところの保管は盗難に注意!
自分が気付く場所などを設定し保管することをオススメします。
今やネットで購入!
タイヤ交換の際、タイヤの状態を確認します。その時にタイヤが摩耗していることもあります。そんな時に便利なのがネットでの購入です。
近くのカー用品店やガソリンスタンドでも受け取れそのままタイヤ組みもできるので安心ですね!
タイヤ購入&近くのガソリンスタンドで取付できる新サービス【TIREHOOD】
まとめ
今回は、自分でもタイヤ交換をする方法とタイヤの劣化やいたみを防ぐお掃除と保管方法をご紹介しました。
タイヤは路面と接触している非常に大切な部品の一つです。
事故にならないように日頃のお手入れと保管を大事にしていかないといけないです!
お掃除後のコーティング剤としてシリコンオイルを使いました。
光沢もありタイヤも綺麗になるので、気持ちのいいものです😆
また、脱着の際のポイントとして、ひざで支えてホイールナットの脱着がありました。
支えていないとケガのおそれがあるので十分に注意して脱着作業を行っていくことが肝心です。
保管場所では、屋内外での保管方法がありました。
屋内より屋外でのタイヤの保護は大事です。そのために、タイヤカバーなどがありました。
皆さんもタイヤの劣化を防ぐとともに綺麗な状態を維持していきましょう!
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもご覧下さいね😄
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう。