車のエンジンルーム、お掃除しておられますか。エンジンルームのお掃除はボンネットの淵やフェンダーとボンネットの溝などはお掃除されているかと思いますが、それほどお掃除してない箇所です。エンジンルームの汚れは長年放置していると、どことなくオイルが付いていたり?砂やチリ、虫の残骸と頑固な汚れとなってこびり付いています。今回はエンジンルームに溜まった頑固な汚れを綺麗に!エンジンルームのお掃除に高圧洗浄機を使ってする方法をご紹介します。
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エンジンルームの洗剤選び
皆さんは、エンジンルームのお掃除をするとなると何を使いますか。一般的には、中性洗剤やカーシャンプーをブラシで洗っていくイメージだと思いますが、今回はいくつもの中から試してみたものをご紹介します。
経年劣化の車は、とにかく汚れが頑固にこびり付いています。
さほど汚れの少ない車なら中性洗剤やカーシャンプーでも汚れは落ちてくれます。新車や購入後間もない車の汚れであれば全く問題もなく使え、水でも落とせる場合もあります。
しばらく3年ほどの放置された車ならマジックリンや激泡ガラスクリーナーでも時間は掛かるけれども汚れを落とすことができますが、それ以上の経年劣化の激しい車なら汚れを落とすのは難しくなります。
経年劣化のエンジンルームを18年経った、ほとんど洗われていない車で頑固な汚れならaxeさんのルークリ洗剤が解決してくれました!マジックリンや激泡ガラスクリーナーの弱アルカリ性の洗剤でも落とせなかったのが、吹き付けた瞬間に汚れが面白いほど落ちてくれるスグレモノです。
こちらのルークリ洗剤は内装用の洗剤なのですが、試しにエンジンルームに使ってみたところ、抜群の洗浄力でした。ちなみに生ごみ用のごみ箱はマジックリンを使っていたのですがこちらのルークリ洗剤を使っています。嫌な汚れもスッキリしてくれます!
洗剤の前置きはこのくらいにして、用具選びに入ります😄
エンジンルームのお掃除に使う用具
どのような用具が良かったのかも見ていきましょう。
- ルークリ洗剤
- ブラシ
- 高圧洗浄機
- ブロワ
- ラップ
- 工具
- マスカー、マスキングテープなど
こちらの洗剤は、先ほどの説明にも出てきましたが、使い方はいたって簡単、水で希釈するタイプになっています。2倍に薄めて使います。注意点としては、アルカリ性なので手袋は必ず着用します。手袋着用はマジックリン等と同じですね。
ブラシは、トイレで使う毛が硬めのブラシがいいです。トイレのブラシは毛が硬くていいのですが、使ってみての感想は、持ち手が長い分しなって毛先に力が掛からないです。結局、ブラシのところを持って使っています。ボンネットの広さにも影響があるとは考えられますができる限り持ち手の短い方がしっかりと洗えますね。
ケルヒャーさんの高圧洗浄機になります。私が使っているのはK2です。(※13年に購入した物で壊れたことがないです)サイレントではないやかましい方です😅
サイレントの高圧洗浄機を使ったことがないので、どれぐらい静かなのか分からないですが高圧洗浄機は何かと使えて重宝します!
この前は、車のシート(後ろ座席)を外して洗って、家には窓ガラスの枠と網戸を洗浄しました。いらないバスタオルを当てですよ😄
最後に溜まった水、水滴を吹き飛ばすのに使用します。洗車時は、ブロワがあると、とても作業が楽ではかどります!重宝しますよ😄
エンジンルーム内の部品の養生に使います。薄いラップは、部品の角にあたると直ぐに破れてしまうので、何重にもまく必要があります。旭化成さんのサランラップは丈夫なのでおすすめです。
メガネレンチかスパナなど。今回は、メガネレンチが迷子になちゃったので代わりのスパナさんに登場してもらいました。寸法は10mmです。何に使うのかと申しますと、バッテリーのケーブル端子を外すのに使います。
取り扱いの注意点は後程、説明します。
※今回はフロントグリル等は外してないです。簡単にお掃除です😄
フェンダーやドアミラーなどを養生する時に使用します。塗装面の保護のために使用します。
高圧洗浄機でお掃除する方法
今回のお掃除は、「※自己責任で」お願いします。
高圧洗浄機を使ったエンジンルームのお掃除方法を見ていきましょう。
マスカーなどで養生
フロントガラスやフェンダー部分にマスカーを使い養生します。
今回のお掃除で私の車には、養生を行っていないですが、皆さんのお車には必ずマスカーやビニールなどで養生をしましょう。また樹脂部品は変色(白化)することがあります。
その時は、メラニンスポンジやシリコーンで綺麗に戻ります。でも、養生することをオススメします。
バッテリーを外す
バッテリーを外していきましょう。
バッテリーに繋がっているケーブル端子を外していきます。今回は、10mmのナットで留められているのでメガネレンチやスパナを使って取り外します。
メガネレンチをおすすめします。スパナは、慣れていないと滑ってナットをなめることがあります。そうなると外すのに大変です!
⊖端子を外す際に気を付けてほしいのが、⊕端子にレンチ等の工具が、すれたりあたらないようにしましょう。感電しショートします(火花と共にレンチが溶けます)。
かなり危険で火傷やそれ以上のことも、また火災の原因にもなります。取り扱いは充分に気を付けましょう。
ケーブル端子を外す
端子は、⊖端子から外します。次に ⊕端子を外していきます。
バッテリーを外す
バッテリー本体を外します。留め金具で固定されています。固定されている金具は、一般的に上から〚〛⇦ このように挟み込み2箇所のナットで固定されています。
2箇所のナットを外します。ナットサイズは、10mmです。
金具が取り外せたらバッテリー本体をエンジンルームから取り出します。
※自信のない方は、バッテリーをしっかりマスカーなどを用いてちゃんと養生すれば大丈夫です。絶対ではないので!
バッテリーはかなり重いので腰や腕を傷めないように気を付けましょう。
また、バッテリー液をこぼさないように、上に付いている各層の蓋には小さな穴が空いているのでそこからのシミ出した液に触れないように。衣服は洗濯時に化学反応で穴が空きます。
整備時には専用の衣服に着替えることをオススメします。
私は、ホームセンターで購入したつなぎ服で作業をしていますよ😄
ついでにバッテリーの点検も行っておきましょう!バッテリーが弱っていたら交換が必要です!
ラップで養生
ヒューズボックスやバッテリー端子の ⊕側に付いているヒューズ、スロットバルブ、エアクリーナー回り、端子、後は気になるところにラップを巻いていきます。
高圧洗浄機で吹き飛ぶのでマスキングテープなどを用いて留めていきます。
私の場合は、あまり気にしないのでそのままです😅
エンジンルームを濡らす
いよいよ高圧洗浄機の登場です!
高圧洗浄機を使いエンジンルームを濡らしていきます。この時点で砂埃や溜まった汚れはほぼ落ちてくれます。
決まった順番は、無いです😄
自分の思うようにやればいいかと思います!
とはいえ、順番を決めるならば以下の通りです。
➊ボンネットの内側から水をかけていきます。
➋手前のグリル側
➌エンジン部分
➍両サイド
➎エンジンルーム奥側(ダッシュパネル)
以上の➊~➎の順番で進めると汚れが他に付きにくいです。
ゴーグルとマスク、合羽を着ておくことをオススメします。
かなり水はねが多いので少し濡れます!かなり濡れます😅
濡れてもいい服装で作業をしましょう。汚れの異物が飛んできます。目や口に入るのでゴーグルとマスクは必要です。気を付けて作業をしましょう。
車のDIYをするには、必ずマスクとゴーグルが必要なアイテムの一つです!安全な作業をするために持っておくことをオススメします。
エンジンルームの洗浄
ブラシと洗剤、ルークリ洗剤を使って洗浄していきます。軽自動車の場合は、範囲が狭いのでどこから洗ってもいいです。普通自動車ならエンジンルームからボンネット内側の順で進めます。
➊ルークリ洗剤を水で希釈します。(2倍)
➋ルークリ洗剤をエンジンルーム内側の奥に吹き付けブラシがけをします。
➌両サイドに吹き付けブラシでみがく。
➍フロント側周辺をブラシでみがく。
➎気になるところをブラシと洗剤でみがいていきます。
➏ボンネット内側、下の方にルークリ洗剤を吹き付けブラシ掛けをします。
❼ボンネット内側、残りの上半分をブラシでみがきます。
個の進め方が、洗剤が垂れてかからないです。合羽を着ているので意識せずに作業ができますが、なるべくかからないようにしましょう。
ブラシはご家庭用のトイレやお風呂用のブラシを使うのですが、持ち手が長いと力が入らないので持ち手の短いのがオススメです。
ゴム手袋、ゴーグル、マスクは着用必須です!液剤を吸い込まないように!
ご家庭にあるマジックリン等と同じ注意事です!
水で流す
水で流していきます。もちろん高圧洗浄機を使います。
勢いがあるので飛び散ります!気を付けましょう。
先程と同じく、ゴーグルやマスク、ゴム手袋は必須です、安全に配慮して作業を行いましょう。
泡が出なくなるまで洗い流します。
水滴を飛ばす
ブロワを使い風圧で吹き飛ばします。
ボンネット側から徐々に下がって吹き付けます。ケーブル端子や配線、コネクター・端子部分、オルタネーター、マスターシリンダーなどの各部位に念入りに吹き付けて残水を吹き飛ばします。
エンジンルーム乾燥
しばらく放置し乾燥させます。奥の方に残水や水滴が付いていることもあるので更に自然乾燥します。
この時、サビた箇所があればサビ止め剤やサビ転換剤などを使い予防しておきます。ボルトのサビは、交換をしておくことをオススメします。
バッテリーの取り付け
外したバッテリーを取り付けます。気を付けることは、液を漏らさない、かからない、落とさないです。安全靴も忘れずに!
バッテーリーケーブルをつなげます。⊕端子からつなげ⊖端子をつなげます。工具は10mmのメガネレンチです。
※ショートさせないように慎重に作業をしましょう。感電、火災、火傷の原因になります。気を付けてください。
洗浄作業は、これで完了です。
お掃除で注意すること
高圧洗浄機でのエンジンルームお掃除に自信がない方は、無理をせずに水栓シャワーやブロワを使うことをおすすめします。この洗い方は、頑固な汚れを落とすための洗浄になります。昨今の自動車は、電子部品が多いこともあり養生はちゃんとやっておくことが必要です。
作業の際の注意すること:
ゴーグル、マスクは必須です。また安全靴、作業着、ゴム手袋も忘れずに着用をオススメします。合羽もあれば着用したほうがいいです!
バッテリーなどを取り扱うので感電や火傷、火災には気を付けるように作業をしましょう。
ご視聴、よろしくお願いします😄
エンジンルームのお掃除 動画!
泡洗車の動画!
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まとめ
サイトを参考にされて不具合、事故、怪我等生じましても責任を負いかねますので予めご了承ください。
今回は、高圧洗浄機を使ったエンジンルームのお掃除方法をご紹介しました。
ブラシやマジックリンやコンパウンド入りの液剤では、頑固な汚れはなかなか落ちないものです。頑固な汚れを高圧洗浄機、ルークリ洗剤を使うことで綺麗に汚れを落とすことができました。
ルークリ洗剤は、室内用でしたがエンジンルームにも使えて楽に汚れが落とせる!これは優れものでした。
エンジンの汚れは、部品をサビさせたり劣化の原因にもつながるので、定期的に点検がてらお掃除をするのもいいじゃないでしょうか。
皆さんもエンジンルームを綺麗に、また異常がないか点検確認していくことをオススメします😄
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事もご覧下さいね。
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう!