車の塗装を保護するには、ガラスコーティングやワックスなどがあります。コーティングの違いはありますが、どちらも車の塗装面のキズ、汚れから守ってくれます。何もせずに放置していると塗装面が傷み、やがてサビの原因にもなりかねないです。今回は、ワックスについて「液体/ハンネリ/固形ワックスのツヤと撥水効果の3つを比較」し、ご紹介します。ご紹介するワックスは、いくつかのタイプがあります。大きく分けて液体ワックスやハンネリタイプ、固形ワックスなどの3種類がありこれらのメリット・デメリットをみていきます。
Contents
液体ワックス
液体ワックスは、『リンレイさんの 濡れたままでWAXワックス』を使っていきます。
こちらの液体ワックスは、濡れたままでワックスがけができ水分と一緒に拭き取るだけといった簡単にワックスがけができるお手軽ワックスになります。
さらに、コスパもよく洗車の作業が苦手、面倒だな~と思う方にはおすすめなワックスです😄
商品名 | リンレイ 濡れたままでWAX(ワックス) |
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容 量 | 450mL |
成 分 | シリコーンポリマー |
ハンネリワックス
ハンネリワックスは、『ソフト99 ワックスハンネリ』を使います。
こちらのワックスは、かなり昔、今から50年以上の半世紀は優に超え、一度は目にしたとがある歴史のあるワックスです。スゴ😄
ハンネリ言われている通り柔らかいクリーム状のワックスになります。
商品名 | ソフト99 ハンネリ |
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容 量 | 280g |
成 分 | ワックス、シリコーンオイル、石油系溶剤(45%) |
※ソフト99ワックスハンネリの少し気になるところ:洗車キズがつくこともあるのでその点は注意をしたいところ。使用時は、目立たないところで試してからワックスがけをすることをおすすめします!
固形ワックス
今回登場するのは、『シュアラスター カーワックス インパクト ジュニア』になります。
こちらのワックスは、カルナバ蝋が入った固形ワックスになり、こちらも長い歴史があるワックスになります。シュアラスターを世に知らしめたベーシックグレードのワックスになります。
今も、絶大な人気のあるカルナバ蝋入りのワックスです。「ツルツル」、「ツヤツヤ」の光沢は見ていてもうっとりとなる濡れたような煌めきにうっとりです。
商品名 | シュアラスター カーワックス インパクト ジュニア |
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容 量 | 100g |
成 分 | カルナバロウ、石油系溶剤 |
以上の3種のワックスを実際に塗ってツヤと撥水効果を比べていきます😄
ワックス3種の塗り方
ワックスの塗り方は、3種の内、ハンネリワックスと固形ワックスの2つは、どちらも同じやりかたです。
では、どのようにワックスを塗るのかを種類ごとに見てゆきましょう😄
※ワックスを塗る前に塗装色に合っているか再度確認しましょう。
液体ワックス
初めは、液体ワックス『リンレイ 濡れたままでWAX』の使い方から解説します。
step➊ボディをキレイに!
ワックスの前に、ボディをキレイにお掃除します。
泥汚れや砂、ホコリをキレイに洗い流します。
さらに、カーシャンプーを使って洗車していきます。
※汚れは、しっかりと落としキレイにします。汚れが残っているとワックスがけの時にキズを付けてしまいます。
step➋ワックスがけ
こちらのワックスがけは、2通りの方法をご紹介します。
1つ目は、記載されている使用方法でのやり方です。
2つ目は、じぃーさんのワックスがけのやり方です。一つだけ作業が増えますがキレイな仕上がりになります。
ボディが濡れたまま
記載されている使用方法です。
水やカーシャンプーを使って洗車が終えたら、そのままの濡れた状態で清潔なタオルやクロスにワックスを吹き付け、ボディに塗りこんでいきます。タオル、クロスが水を拭くんでくるのでしぼりながら塗りこみます。
1パネル毎にワックスがけを行てゆきます😄
水を拭き取りワックス
こちらのワックスがけ方法はじぃーさんのやり方です。
洗車で濡れたボディの水を乾いたタオルまたはクロスで拭き取っていきます。
※この時にボディの洗い残しがあれば水、カーシャンプーを使って再度洗います。
ボディが拭き終えたら、ワックスがけを行います。
ワックスをボディに直接吹き付けます。
乾いた清潔なタオルかクロスで拭き上げていきます。
※気温の高い晴れた日は、シミの原因にもなるので涼しくなってからワックスがけをします!
以上で、液体ワックス『リンレイ 濡れたままでWAX』の使い方でしたー😄
ハンネリ ワックス
次にハンネリタイプのワックス『リンレイ ワックスハンネリ』を使う方法を解説します。
step➊汚れを落とす
ボディに付着した砂や泥、ホコリなどを洗い流し拭き取ります。
※キレイに汚れを落とします。残っているとキズの原因になります😱
step➋ワックス取り出し
キレイなスポンジを用意します。
※砂や汚れが噛んでいないかもよく確かめます。
スポンジに水を染み込ませ固く絞ります。
缶ふたを開けます。
スポンジにワックスを片面に回しながら薄く適量をつけます。
ワックスのスポンジやフタを落とさないように気を付けましょう。
落とすと砂がかんでしまいキズの原因になります。落とした場合は、キレイに砂や汚れをかき出し取り除きます。
step➌ワックスがけ
スポンジに付けたワックスをボディの1パネルに点付けしていきます(3、4箇所)。
汚れやシミがひどい箇所(水アカ、タール、ピッチ)がある場合は、キズが付かない程度の力で汚れを取り除くように塗ってい行きます。
ワックスを伸ばして塗ります。
約30cm²に縦、横に塗ります。
step➍ワックス拭き取り
ワックスを塗ったら、しばらく乾くまで(約5~10分)待ちます。乾燥したワックスを拭き取ります。
清潔で乾燥したタオル、クロスを用いて拭き上げます。
※塗ったままの放置は、避けましょう!放置していると拭き取りにくくなったり、シミやムラの原因になったりもします。
step➎ワックス終了
ワックス使用後は、容器のフタをしっかりとを密閉し、溶剤が蒸発して乾燥しないようにします。
3つ目のワックスは、固形ワックスのやり方の解説をします。
固形ワックス
固形ワックスは、『シュアラスターカーワックス インパクトジュニア』を使います。
step➊車を洗う
他のワックス同様、ボディの洗車をやっていきます。
汚れが残らないように洗車します。
step➋水を拭き取る
水またはカーシャンプーでの洗車が終えたら、残った水分を清潔なタオルやクロスで拭き取ります。
step➌ワックスがけをする
乾いたボディにワックスをかけていきます。
ワックスの缶ふたを開けます。この時、ワックスの容器フタ(青いフタ)の突起凸を缶ふたの端に引っ掛けておこし開けます。
付属のスポンジに水を含ませ固くしぼります。
スポンジの片面にワックスの表面をこすり付けワックスを付けます。適量です😄
ワックスがついたスポンジでパネル毎に点付けしていきます。
いよいよワックスを塗布します。点でつけられているワックスを伸ばしていきます。
約30cm²程の範囲で横、縦とワックスがけをします。これを1パネル毎にやっていきます。
step➍乾かす
この乾燥は、約5分~10分で乾くので、初めに塗布したパネルは乾いてきます。乾いたパネルを清潔なタオル、クロスで拭き取っていきます。
乾いていなければ、乾燥するまで待ちます。
step➎ワックスを拭き取る
ワックスが乾いたら拭き取ります。
清潔でキレイなタオル、クロスを使って拭き取ります。
※初めの拭き取りは、表面がザラツキ拭き取りにくいですが、徐々に拭き取れるようになります。
ワックス効果比較
ハンネリ、固形ワックスの両方を塗っていきます。
登場するのは、ハスラーさんですよー😄
運転席側のドア3ヵ所を使って撥水効果を試します。
ではでは。
運転席半分フロント側(向かって右半分)が、液体ワックス『リンレイさん 濡れたままでWAX』がけを行い、運転席ドア半分(向かって左半分)のリア側に『ソフト99さん ハンネリ』を塗布しリアドア側半分のフロント側(向かって右半分)、『シュアラスターカーワックス インパクトジュニア』をワックスがけを行いました。
先程のワックスの塗り方の手順で塗っていきます。「ヌリヌリ」します😄
ワックスを塗る
上記の写真、右側から順に『リンレイさん 濡れたままでWAX』、次に『ソフト99ワックスハンネリ』、左を『シュアラスターカーワックス インパクトジュニア』を清潔なスポンジに取り出し、塗っていきました。
『ソフト99ワックスハンネリ』と『シュアラスター カーワックス インパクトジュニア』の2つは、乾くのを待ちます。
ワックスを拭き取る
両ワックスが乾いたら清潔で乾いたタオル、クロスを使って拭き取ります。
※乾燥時間は、約5~10分ほどになります。放置するとシミや水アカなどの原因にもなりかねないです。
ツヤの確認
光沢感「ツヤツヤ」してるのか?
3種類、どれを見ても「ツルツル」に輝いてます。しか~し「テカテカ」感が若干あったのが『シュアラスターカーワックス インパクトジュニア』でした🤩
触ってみた感触は?
各ワックス後に指でなでた時の手触りで「ツルンツルン」感があったのは、こちらも『シュアラスターカーワックス インパクトジュニア』でした😄
水をかけてみる
次に水をかけ、撥水効果をみていきます。
※ワックスがけ直後なので、ワックスが定着されているかは、わかりません😅
こちらに関しては、3種共に効果が同程度でした。水をかけた後の触った感触は、シュアラスターの「ツルンツルン」感は、残っていました。
リンレイ 濡れたままでWAX
ワックスがけ後、水をかけます。
水かけ後の撥水効果はバツグンです😄
ソフト99 ハンネリワックス
水をかけます。
撥水効果は、いいですよ😄
シュアラスター インパクト
シュアラスターカーワックスがけが終ったので水をかけて撥水効果をみます。
水をかけてみました。
撥水効果はとてもいいですよ😄
水シミ、汚れ落ち
ワックスによる水シミや汚れ落としができるの?
水シミ、汚れを落としてくたのは、『ソフト99ワックスハンネリ』でした!
汚れに関しては、すぐれものです。他のワックスでは、水シミなどの汚れは落ちてくれていませんでした。
リンレイ 濡れたままでWAXの効果
水シミは、取れた感じはしないですね~🤔
ソフト99 ハンネリワックスの効果
ソフト99 ハンネリワックスは、水シミや汚れ(キズ汚れ)なども取れちゃいました🤩
シュアラスター インパクトの効果
シュアラスターカーワックス インパクトは、水シミや汚れなど取れてる感じはないです🤔
各ワックスには、それなりのメリット、デメリットがあります。自分の使う用途で選ぶのがいいですね😄
しかし、『ソフト99さん ワックスハンネリ』は、持っておいてもいいんじゃないかと・・・。ガラスコーティング施工時に付いたシミなども落としてくれます!
ワックスがけ10日後の効果
ワックスがけを行って、10日後が経過しました。その時点での撥水効果とスベスベ感はどうなのか?を試してみました。
10日間の気温は、夜は「ぐっと冷え」0℃~5℃で、昼間は5℃~12℃、朝は夜露で濡れています。
天候は、雨が2回降り小雨と大雨がありました。大雨の後に手で水洗いを1回やってます😄
この状況からの比較となります!どのような結末があったのでしょうか・・・
濡れたままでWAX(ワックス)10日後
こちらは、水玉ができ撥水効果も持続してくれています。触った感触は、若干「スベスベ感」は、ないものの効果が持続しているのは素晴らしいですね!
ハンネリ ワックス 10日後
ハンネリ ワックスは、撥水効果が少しなくなったような気がしました。触った感触は、さほど変わらなかったです。水シミができているようにも感じませんでしたよー😄
インパクト ジュニア 10日後
次にインパクト ジュニアですが、撥水効果がワックス直後よりも増してる⁈そんな気にもさせてくれるワックスです。持続性はすごい!
触った感触は、「ヌルヌル感」は、若干減りましたが、それでもいい感じです😆
3種類のワックス、10日後の効果は、1番が濡れたままでWAXとインパクト ジュニアですね!2番がハンネリになりました(あくまでもじぃーさんの感想です😄)。
驚いたのが、液体ワックス(濡れたままでWAX)が一番低価格なのに効果がすご過ぎ。
ワックスがけが初心者の方や慣れていない人、面倒だと感じる人には『リンレイさんの濡れたままでWAX』がおすすめですね!
上の写真は、比較したものです。
フロントドアの右側が、『リンレイさん 濡れたままでWAX』で、写真中央のドアノブ部分がが『ソフト99 ハンネリワックス』、写真左側のリアドアが『シュアラスターカーワックスインパクト』です。
『シュアラスターさん カーワックスインパクト』は、水玉ができ落ちていきます。
『ソフト99さん ハンネリワックス』は、のべーっと水が引いていきます。
『リンレイさん 濡れたままでWAX』は、水はじきはスグレモノでした。
まとめ
今回は、「液体/ハンネリ/固形ワックスのツヤと撥水効果の3つを比較」をご紹介しました。
皆さんもワックスがけするには、いくつものタイプがあって悩まれるかとおもいます。また種類も豊富でさらに迷う!
じぃーさんも、種類が多くて選ぶのに大変です。
ワックス3種のメリット・デメリット
今回のワックスは、一長一短がそれぞれあり、デメリットをメリットがカバーしてくれるといったすぐれたワックスです!
リンレイ 濡れたままでWAX
リンレイさんの濡れたままでWAX(ワックス)は、手触り感は、さほどあるわけじゃないのですが、ワックス効果の持続性には驚きです!コスパもよくそれらを総合して考えるととてもスグレモノのワックスです!
ソフト99 ハンネリ
こちらソフト99さんのハンネリワックスですが、スベスベ感はあり、ワックス効果と汚れや水シミなども落としてくれるすごいワックスです。
ワックスの持続性は若干、他よりも落ちますが、汚れを落としてくれるのでとても重宝するワックスです!ガラスコーティングによるシミも落としてくれることもあったり、ちょっとしたキズによる汚れもおとしてくれます!
シュアラスター インパクト
カルナバロウが配合されたワックスです。ワックス効果も長持ちし触った感じも残りいいワックスです。
シュアラスターの上級位の商品は、もっとワックス効果が高いんだろうなーと想像させる『インパクト ジュニア』でした😄
でも、3種共、ワックスがけ直後の仕上がりは、「ツヤツヤ」「ヌルテカ」な感じで、満足のいくものでした😄
今回は、ここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございます。別の記事も配信しておりますので、そちらもご覧下さい。よろしくお願い致します。
また、mamecoroエンジンは、YouTubeでの動画も配信しております!何かの参考になればと思います。チャンネル登録も宜しくお願い致します。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄