車のバンパー、ぶっつけちゃったことって皆さん経験ありますか?「やっちゃいました」ハスラーさんのリアバンパーをブロック塀にぶつけて(破損)キズつけちゃいました「トホホ」。キズといっても亀裂が入っている!でもよく見てみるとバンパーに付いてる部品なんです。調べてみると『リアバンパーとリアガーニッシュ』といった部品。この『リアバンパーガーニッシュ』だけの交換ですみそう。今回は、「スズキハスラーのリアバンパーとリアガーニッシュ自分で出来る交換方法」をご紹介します。
ハスラー リアバンパーガーニッシュとは
スズキ ハスラーさんのリアガーニッシュとは、リアバンパーに付いているパーツになります(ざっくりすぎ~😄)。
<リアバンパーガーニッシュ破損>
ではでは、ガーニッシュ「garnish」とは、『飾り』・『装飾』といった意味になります。今回は、リアのバンパーに施されている装飾となるので、リアバンパーガーニッシュとなります。
<新品のリアバンパーガーニッシュ>
サイドに付くものだったらサイドガーニッシュとなります😄
では、リアバンパーガーニッシュの色をみてみましょう。
ハスラーさんのリアバンパーガーニッシュには色が施され、その色は、2種類となっています。
<リアガーニッシュの色>
- スペリアホワイト
- スチールシルバーメタリック
以上の2色がハスラーさんのお色になります。
<リアガーニッシュの品番>
品番は、3種類です。
99000-99076-HU6 スペリアホワイト
99000-99076-HU5 スチールシルバーメタリック
99000-99-76-HU8 スペリアホワイト
形で分けると2種類で、色も区分すると3種類になります。
お値段は、こんな感じ😄
※本体価格は、税込み(10%)で11,000円でした。上記の価格は、消費税が8%の時です。
じーさんのハスラーさんは、Jスタイルで色は、『スチールシルバーメタリック』になります。なので、品番は「99000-99076-HU5」になります😄
取り付けは自分でやってみたいので、部品だけを注文し持って帰りました。
リアバンパーガーニッシュの交換方法
リアバンパーガーニッシュの交換をやってゆきます😄
準備する工具
リアバンパーガーニッシュを取り外す工具が必要です。専用工具があればいいのですが、代用できるものは、それを使い取り外します。
<用意する工具>
- マイナスドライバー ⊖
- プラスドライバー ⊕
以上の工具があれば取り外すことができます。思ったよりも意外と簡単なのです😄
じゃーリアバンパーを外していきますよー!
step➊ナンバープレート取り外し
初めにナンバープレートを外します。
ナンバープレートは、プラスネジ2本で止まっています。
プラスネジ2本を外しナンバープレートが外れました。
ナンバープレートのネジ左側。(プラスネジ、スパナ)
ナンバープレートの右側のプラス(スパナ)を外します。
step➋トリムクリップを外す
次にバンパーを止めているトリムクリップを外します。
リアバンパー左側クリップ2箇所。(サイズが違います)
リアバンパー真ん中クリップ。
リアバンパー右側。
リアバンパー左側のサイドと下のクリップ2箇所。
左と同じく右側のクリップ上。
下側のクリップ。
トリムクリップは、計9個が取り付けてあり、サイズ∅は2種類です。
トリムクリップを外すのですが今回は、専用の内張り用の工具を使わずマイナスドライバーを使って外します。
トリムクリップは首下が二重になっていて間にマイナスドライバーが入るほどの溝(左右対称の2箇所)が切ってあります。
その溝にマイナスドライバーを入れて回しクリップの頭をおこします。
<クリップにドライバーを差し込む>
<ドライバーを回しクリップをおこす>
トリムクリップが、飛び出しトリムクリップ全体が外れます。
9箇所のトリムクリップを同じ要領で取り外します😄
step➌ナンバー灯のコネクターを外す
リア側のナンバー灯コネクター端子を取り外します。
<ナンバー灯コネクター端子>
※上の写真でわかるように配線に余裕がない!
バンパーを取り外す時に注意したいのが、ナンバー灯の配線です。バンパーが外れたと思いきやバンパーを引っ張ってしまうとナンバー灯の配線がちぎれます😱
バンパーが取り外せたらゆっくりと外してゆきナンバー灯のコネクター端子を外します。
配線の長さに余裕がないので特に気を付けたいところです。
ナンバー灯のコネクター端子は、ツメがあるのでそこを押しながらフックを解除し取り外します。
※バックカメラが付いている場合は、この時点で取り外します。両面テープで止まっていることが多いのではがします。
CCDカメラをマイナスドライバでこじって外します。かなり強引です😅
中古部品として売るならヘラとかでキズが付かないように丁寧に!
じぃーさんは、ディーラーで引き取ってもらい廃棄してもらいました。
※バックカメラCCDが付いている場合は、取りはずしてからリアガーニッシュの隙間から抜いていきます。
step➍リアバンパーガーニッシュ取り外し
リアバンパーガーニッシュとバンパーにプラスネジが4本で取り付けられています。また、数十箇所にピンで止められています(止めてあるピンの本数は数えてないです。沢山あります~😄
<リアバンパー外したところ>
左右にあるネジ(片側2箇所、左右で4箇所)を取り外します。
片側に2本ありプラスドライバーを使って外します。
リアガーニッシュ向かって正面のネジを外す。
リアガーニッシュ横の取り付けネジを外す。
バンパーとガーニッシュ側をおさえる部品(プレート)も外します。左右に1箇所。
プラスネジ4本を外せたら、リアバンパーガーニッシュを止めてあるピン(爪)をマイナスドライバーでおこしゆるめながらリアバンパーガーニッシュの後ろをかるくたたいて順番に外します。
リアバンパーガーニッシュを止めるピンを外す。
リアガーニッシュが外します。
➊取り外し
➋取り外し
➌取り外し
➍取り外し
step➎バンパーを洗う
リアバンパーガーニッシュが外れたところで、バンパーの汚れが気になるところ・・・。
バンパーを洗ってゆきますー😄
ナンバー灯が付いているので養生し水が入らないようにします。または水がかからないようにします。
※洗剤または、水で洗います。
洗い終えたら乾かします。
<リアバンパー裏面掃除>
<リアバンパー表面掃除>
これでリアバンパーガーニッシュの取り外し、洗浄ができました!
思ったより簡単でよかった「ふぅ~」思わず本音😄
リアバンパーガーニッシュを取り付ける
リアバンパーが乾いたので次に、組付けてゆきます😄
step➊リアバンパーガーニッシュ取り付け
リアバンパーにリアバンパーガーニッシュを取り付けます。
リアバンパーガーニッシュの爪(ピン)をバンパーの各穴に入れます。
数十箇所の爪(ピン)が「パチン」と鳴るまで押し込みます。これで爪が止まり固定できました。
リアバンパーガーニッシュの左右を止めているプラスネジ4本を締めて固定します。
固定用のプレートもはさみ固定。
<リアバンパーガーニッシュ取付け➊>
<リアバンパーガーニッシュ取付け➋>
<リアバンパーガーニッシュ取付け➌>
※リアバンパーガーニッシュ取り付け時は、ガーニッシュとの隙間に入るプレート部品があるのでその部品をはさんで締めます。
step➋ナンバー灯の端子取り付け
バンパー本体とリアバンパーガーニッシュの組付けが終ったところで、ナンバー灯のコネクター端子をはめます。
この時、ナンバー灯の点灯の確認を行います。
※ナンバー灯の配線は、短くキチキチなので取り外したときに切れている可能性もあるのでこの時点で確認します。
バックカメラ(CCD)が取り付けてあった場合は、バンパー中央に大きな穴があるので通します。
step➌バンパーを取り付ける
いよいよバンパーをボディに取り付けます!
バンパーをボディに取り付け、付けられやすいトリムクリップを2箇所程、止めます。
左右のバンパーをタイヤハウスリア側のサイドガーニッシュに押し込んではめます。
※じぃーさんは、たたいてはめました(強引です)😄
<リアバンパー左取り付け>
<リアバンパー右取り付け>
これで、ぐらつきがなくなり安定します。
残りのトリムクリップをはめます。トリムグリップは合計9箇所ですので、取り付けを忘れないようにですよー!
クリップを取り付けています。
「あっ!1個あまってる~」なんてね😄
step➍ナンバープレートを付ける
次に、ナンバープレートを取り付けます。
ナンバープレートは、プラスネジ2本で止まっているので、締めていきます。
<ナンバープレート左ネジ>
<ナンバープレート右ネジ>
最後に、バックカメラを装着します。
<バックカメラ>
ナンバープレートのネジと共締めしたのですがカメラがバンパーから若干はみ出ました!
これは、車検が受からないので「あかん」です!
また、配線が見えてカッコ悪いのでやめました😅
シリコンオフを使って脱脂します。
リアガーニッシュとバックカメラステーをキレイに脱脂して取り付けます。
シリコンオイルをショップタオルに染み込ませバンパーガーニッシュとバックカメラステーの脱脂をします。
リアバンパーガーニッシュを脱脂。
バックカメラステーも脱脂する。
バックカメラステーに両面テープを2箇所を貼ります。
リアバンパーガーニッシュ下面に取り付けます。
※脱脂が不十分だと取れちゃいます!両面テープも強力なものを選びましょう。
※ゴム手袋をすると手の油が付かず、両面テープの粘着力が弱くならないです!
バックカメラは、外装(後方の端)に設置するので、取り付け場所には注意が必要です。
なぜなら、
平成13年6月に「道路運送車両の保安基準」が改正され「曲率半径が2.5mm未満である突起を有してはならない」と規定されています。
平成21年1月1日以降の新規登録車両に適合が義務付けられたからです。
基準に適合させるため、バックカメラやカメラのステー部分がはみ出したりしないようリヤガーニッシュやリヤスポイラーなどの裏や下面に設置する必要があります。
リアバンパーガーニッシュ交換時の注意点
リアバンパーガーニッシュ、バンパー交換時の注意点とは。
キズが付かないように取り扱う、止め部品やネジをつぶさない、トリムクリップの破損、部品のお掃除などがあげられます。
キズ防止
キズが付かないように、段ボールやエアパックなどを敷き保護をします。
なければ、新聞紙などを車内で敷きその上に置いてキズからの対策を行います。
部品、ネジの破損
ガーニッシュや取り付けネジの破損に気を付けましょう。
ガーニッシュの取り付け部分の材質は、一般的にプラスチック、樹脂になっています。
はめ合いが、よくないと折れたりするので慎重な作業が必要です。
また、ネジも同様、プラスネジが多いことでなめてしまうこともあります。ネジも慎重にドライバーをしっかりと奥まで入れ、回すことが大切です。
トリムクリップの破損
破損しがちなのが、トリムクリップです。
こちらは、外気にさらされることで経年劣化による硬化や汚れで取れにくくなっています。無理にこじると破損するので、できれば新品の交換用トリムクリップを持っておくことをおすすめします。
※トリムクリップが破損しての走行は、部品が外れることも!危険なので交換しましょう。
まとめ
今回は、「ハスラーのリアバンパーとリアガーニッシュ自分で出来る交換方法」をご紹介しました。
リアバンパーガーニッシュのキズ以外に色の変更で、交換したい方もいらっしゃるかと思います。そのような時にもリアバンパーガーニッシュの交換方法が役立ちます!
バンパーの脱着が難しそうに思えますが意外と簡単なので自分でやってみてはいかがでしょうか😄
※ハスラーだけでなく、他のお車にもお役にたてるかと。参考になれば幸いです。
注意点は、キズや破損などもありますが、バックカメラの取り付けには注意しましょう!
今回は、ここまでとなります。ご覧いただきありがとうございます。
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄