車のブレーキパッドやブレーキシューなどのブレーキ周りを点検していて、肝心なことを思い出しました。ブレーキフルードの交換です!皆さんは、ブレーキフルードの交換って必要なのご存知でしたか。車検の時や定期点検時に交換されていたりもします。ブレーキフルードは様々な環境や経年劣化によって透明だったブレーキフルードの色が段々と茶色から黒くなってゆきます。そうなるとブレーキの効きが悪くなり交換が必要です!とても重要なオイルです!このブレーキフルードの交換って車の修理工場やディラーで交換してもらうのですが自分でも出来ます。でも…自分で⁈「ブレーキフルードの交換ってどうやるの?」って思っていらっしゃる方に今回は、「ブレーキフルード交換を1人でやるエア抜きの方法」をご紹介します。ではでは、早速やってゆきましょう!
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ブレーキフルードとは
では、ブレーキフルードとは、一体何でしょう。車のことをよくご存じの時の方は知っておられますが、初心者の車DIYの皆さんには、聞きなれない言葉ですね。
ブレーキフルードとは、ブレーキ系統の中でとても重要なものです。(車の部品は、ほとんど重要ですよね)😆
ドライバーが車を停車させる時にブレーキの部品を動かすための制御の役割をやっています。
例えば、ドライバーが危険を察知し車を停める時にブレーキを踏みます(通常のブレーキも同じ)
この時にブレーキフルードがブレーキパイプ、ブレーキホースの中を満たされていることで、ペダルを踏んだ時の油圧が各パーツに伝わり動作させます。
このことからも、ブレーキフルードは重要だと分かりますね。
もし、パイプやホースの中にエアーがかんでいると油圧がからず、ブレーキは効かなくなってしまいます😣
エア抜きってなに?
ブレーキフルードに入ったエアとは何か?
それは、ブレーキのパイプやブレーキホース内のブレーキフルードにかんだエアのことになります。
なんでエアが発生するのか。これはブレーキフルードの性質によるものです。ブレーキフルードは、湿度によって水分を含んだり熱っせられた時に発生する水分によってエアが発生します。
この発生したエアを抜いていきます。とはいえ、ブレーキフルードの劣化や交換または部品交換によってエアがかんでしまいます。
エアがかんだ状態では、ブレーキが効かず走行することができません!エアがかんでしまうとその部分で圧が抜けることでブレーキ動作に重要な油圧が伝わることができなくなるからです。
このエアを抜く必要があります。
ブレーキフルード交換の目安
一般的な理想の交換時期は、2年となっていますが、最長でも4年で交換はしておくことが良いとされています。また時期的な以外にも何か違うと感じられたら交換が必要になります。
何かが違うとは、一体どのようなことでしょうか。それは、色で見分けがつきます!
マスターシリンダーに設けられているリザーバータンク内の色で判断ができます。ブレーキフルードの通常の色は、きれいな透明ですが経年劣化や過酷な走行ともなるとブレーキフルードの色が変色していきます。
劣化の色とは、透明から次第に黄色に変わり茶色となって濁り最後には黒くなっていきます。
今回は、真っ黒でした。リザーバータンク内はこげ茶色だったのですが、全部抜きっとたら「驚き」真っ黒でした😣
ここまで劣化するとブレーキの効きも弱く感じていましたし、フワフワしていたのもこのせいでしたね。
ブレーキフルードは、湿気に弱いので水分を含むとそれが熱せられ空気がかむことになり危険です。
今回、交換できてよかった😆
ブレーキフルード交換方法
ではでは、ブレーキフルードの交換をやっていきますよー!
エアー抜きの際の必要な道具の種類とその道具の使い方やエア抜きのやり方をご紹介します。
また、エア抜きには、1人で行う方法と2人で行う方法もあります。その辺りも解説しますね😄
エア抜きに必要な道具
エア抜きを1人でやる方法と2人でやる方法とありますが、今回は1人用を用意します。1人用でも2人でエア抜きができので大丈夫ですよ😄
- メガネレンチ(フレアレンチ)10mm
- シリコンチューブ 内径Ø4mm 長さ約1m
- ブレーキフルード DOT3 ※普通に乗るならDOT3で充分!
- 廃油用のボトル(ペットボトルなど)
- 逆流防止弁 ※あると1人作業がやりやすい
- ブレーキ補充用のボトル
- インシュロック ※逆流防止弁が抜けるなら使います。
必要な道具は揃いました。ではでは、作業開始ですー😄
マスターシリンダーからブレーキフルードを抜く
マスターシリンダーのリザーブタンクからブレーキフルードを抜いてゆきます。
マスターシリンダーのリザーブタンクのキャップ(フタ)を開けます。
スポイドなどを使い抜き取っていきます。
※この時に注意することは、ブレーキフルードが垂れてボディーの塗装面につかないようにボディーには、養生が必要ですよー!
マスターシリンダーにブレーキフルードを足す
じょうごを使いブレーキフルードをボトルに入れます。
マスターシリンダーのリザーブタンクに新品のブレーキフルードを補充します。
ボトルにブレーキフルードを入れリザーブタンクに逆さまに置き補充していきます。
ブレーキフルード交換を1人でやるエア抜きの方法
1人でエア抜きをやっていきますよー!
車の車輪は4つになっているので、ブレーキフルードのかみこみは、4つのブレーキから抜いていきます。
エア抜きの順番は、運転席フロント側から助手席リア側へと進み、次に助手席フロント側から運転席のリア側の順番にエアを抜いていきます。
※ブレーキに繋がっているエアのパイプは、クロスになっています。クロス配管ってことになりますね。
このクロス配管は、万が一に、一箇所のブレーキが効かなかった時にも必ず停車させるような作りになっています。
シリコンチューブを使いやすい位置(お好み)でカットしました。
カットしたところに逆流防止弁の両端にシリコンチューブを取り付けます。
※カットが少なく長めになっちゃて若干の使いづらくなってますー
廃油用のボトルを用意します。
シリコンチューブの排出側を廃油用ボトルに差し込みます。
ブリーダースクリューキャップを外しシリコンチューブを差し込みます。
※スクリューキャップが硬化していた場合は、交換することをおすすめします。
廃油用のボトルにシリコンチューブ差し込みます。
※倒れないように注意しましょう。
ブリーダースクリューにメガネレンチまたは、フレアレンチ8mmをかけます。
※フレアレンチなら後からでも取り付けられます。
もう片方のシリコンチューブを廃油用のボトルに差し込む。
ブリーダースクリューをゆるめます🤭
ブリーダースクリューにfレアレンチが差し込まれています。
ブレーキペダルを数回踏みます。それによってエアが押し出されブリーダースクリューからエアが抜けていきます。
それと同時にマスターシリンダーのリザーバータンク内のブレーキフルードの残量が無くならないように、こまめに確認しましょう。
無くなるとエアのかみこみになります。
古いブレーキフルードから新しいブレーキフルードになりエアのかみこみがなくなった。
シリコンチューブ内のエアが無くなったらブリーダースクリューを締めていきます。
この方法で、4箇所のエアを抜きます。
最後は、ブレーキスクリューキャップをはめて完了!
こぼれたブレーキフルードは、水で流していきましょう!
2人でやるエア抜き方法も!
2人で行うエア抜きは、1人で行う作業とほとんど同じです。
ブレーキフルードをボトルで補充します。
1人は、運転席に乗り込みます。
もう1人は、ブレーキキャリーパー、ブレーキドラムに取り付けてあるブリーダースクリューにメガネレンチやフレアレンチをかけシリコンチューブを取り付けます。
レンチを使ってブリーダースクリューを緩めます。
※作業は1人でやる時と同じ作業なんだけど、違う点があります😄
掛け声を決めます。「踏んで」と言ったら運転席の人がブレーキペダルを数回踏んでいきます。
それと同時に、エア抜き担当は、スクリューを緩めエアの混ざった古いブレーキフルードを出していきます。
スクリューを締め、運転席側の担当者が数回踏んだところで、「ハイ」と掛け声をかけたところでブレーキペダルを踏みこみます。
※掛け声は、もちろんエアー抜き側担当が声をだして合図しますよ!
これを数回繰り返し、エアまたは古いブレーキフルードが出尽くしたことを確認出来たらスクリューを締めて次に回ります。
これを4箇所行って、終わりになります。
※順番は、1人作業時と同じです😄
古いブレーキフルードは、廃油用のボトルに入りました。
「おっと!」かなり汚れていました!真っ黒です。ヤバたんです😣
こんな状態になる前に交換が必要ですね。
できないと感じたら近くのディーラーや車の修理工場に持って行きましょう!
ご視聴、よろしくお願いします!
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今後のはげみになりますのでよろしくお願いします!
まとめ
今回は、ブレーキフルード交換の際のエア抜き1人でやる方法をご紹介しました。
逆流防止弁を使うことで1人でも簡単にできました😄
ホームセンターのペットショップなどで購入できます。
あくまでも自己責任になります!どうしてもできそうにもないと感じたら無理をせずに近くのディーラーや車の修理工場でみてもうことをオススメします!
最後までご覧いただきましてありがとうございます。今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事もよろしくお願いします。
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では、また次回お会いしましょう!
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