車のエンジンが突然かからない!そんな車のトラブルで多いのがバッテリー上がりです。今回は、車のバッテリー上がりの原因と対処方法をご紹介します。バッテリーが上がってしまった時に先ずどのように対処すればいいのか正しい対処法を知っておくことで困らない。対処法の一つとして「ジャンピングスタート」があります。ドライバーの方には知識として知っておくことをおすすめします。それでは、解説そしていきますので見ていきましょう。
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バッテリー上がりの原因
バッテリー上がりの原因は、半ドアによるルームライトの点きっぱなしやヘッドライトの消し忘れ、車を長期間乗らなかったなどの「うっかり」した行動からなってしまいます。
遠出の時やお買い物にお出かけの最中にエンジンがかからないってことになると困ります。
バッテリーが上がった時のバッテリーの状態はどのようになっているのでしょうか?
その時のバッテリの状態は、バッテリーの劣化により完全放電した状態で充電ができなくなっています。
しかしバッテリーが新しい場合でも起こります。
それは、うっかりミスで半ドアやヘッドライトの消し忘れによってバッテリーの必要とされる電力が消費されバッテリー上がりになることです。
バッテリー上がりの大半はこれらの原因によるものが多いです。
また季節に(冬)によってはバッテリー上がりになることもある。
ヘッドライトや室内灯の消し忘れ
バッテリー上がりに多いのはヘッドライトや室内灯の消し忘れが原因。
エンジンが切れている時にやりがちなヘッドライト、室内灯(半ドアも)の消し忘れによるバッテリー上がりです。
この時バッテリー内に蓄電されていた電気が消費され続け限りなく0になりエンジンはかからなくなります。
エンジンOFF状態で電装品を使用する
次にバッテリー上がりになる原因にエンジンOFF状態で電装品を長く使う。
エンジン停止は、発電機も停止しているのでバッテリーに充電は行われていない。
その状態で電装品となるエアコンやカーステレオなどを使い続けるとバッテリー内の蓄電された電気が消費され続け、バッテリー上がりの原因になります。
冬のバッテリーは上がりやすいの?
さらにバッテリー上がりの原因を見ていきましょう。
バッテリー上がりの中で季節による原因もあります。
寒い時期になるとバッテリーの性能は落ちます。バッテリー内の希硫酸が寒さに弱いこともあって性能が下がる。
外気温が0ºCの時点で 80%の性能パフォーマンスが下がります。
さらに-20ºCに至っては本来の性能の約50%した出せなくなります。
新品のバッテリーの性能でこれほどまでに下がるので弱った(古い)バッテリーだとさらに下がっていきバッテリー上がりの原因となります。
車を長期間乗らない場合は?
車を長期間乗らないとバッテリー内は蓄電されている電気が自然放電で消費する。
これは、車を走らせていないとオルタネータで発電せず、蓄電されていかないことで最後は、バッテリー上がりになってエンジンがかからなくなります。
このような状態だと蓄電されている電気は、約3ヶ月ほどで自然放電されていきます。
このような場合は
車を長期間乗らない場合は、バッテリーケーブルを外しておくことをおすすめします。
バッテリーの寿命(経年劣化)
バッテリーの寿命は。
バッテリーの寿命は使い方によってはもちが違うのですが、言われているのは2~5年です。
あまり乗らない、近所の短いちょこっとの距離しか走行しない場合はバッテリーの寿命が短くなっていきます。
バッテリーの寿命の前兆は?
バッテリーの寿命は電装品やバッテリー本体に前兆があらわれる。
バッテリーの寿命の前兆によるサインは、以下の例があります。
【バッテーリー寿命の前兆の主な例として】
- エンジンON時のセルモーターの音(回転音)が鈍くなる。
- ヘッドライトが暗くなる。また明るくなったり暗くなったりを繰り返す。
- パワーウインドウの動きが悪くなる。
- バッテリー液が減りやすくなり、注ぎ口の蓋周辺にバッテリー液が漏れてきている。
- バッテリー本体の膨らみ。
このような現象が起こればバッテリーの劣化が進んでいると考えられます。
バッテリー上がりを防ぐには?
買い物や遠出した先でバッテリーが上がってしまうと困ります。
次にバッテリー上がり時の対処法を見ていきましょう。
バッテリー上がりを防ぐには?
バッテリー上がりを防ぐにはどうする?
エンジンを定期的にアイドリング状態で動かしたり車を走行するなどバッテリーに充電を行うことでバッテリー上がりを防ぐことができます。
それは、エンジンを始動することで走行中のオルタネーターが電力をバッテリーに供給し充電を行います。
満充電には約30分以上が必要です。定期的な走行やアイドリングを行いバッテリー上がりを防ぎましょう。
バッテリーの交換!
バッテリーの寿命は約2~5年程と言われている。
新車の場合は、5年ぐらい経っていても大丈夫ですが、定期的に点検を受けることが好ましいです。
先ほどご説明をした状態が頻繁に出てくるようでしたら、早めに交換をすることをおすすめします。
旅先や、出先でのバッテリー上がりになるとロードサービスにかかる費用や無駄な時間を使ってしまうことに繋がりかねないです。
こまめな点検による充電
あまり走行をしないお車はバッテリーのこまめな点検や充電も必要。
充電には、ディーラーや車の修理工場もありますが、自分でもできます。
直接、充電器でバッテリーに充電を行う方法です。
バッテリー用の充電器を用いて直接バッテリーに充電を定期的に行いバッテリーの電力を維持することもできます。
こちらもバッテリー上がりに有効で未然に防止することができます!
バッテリー上がりの対処法、復活方法!
バッテリー上がりを防いでいても、うっかりしてバッテリー上がりをやってしまうこともあります。
先程、解説しました半ドアやヘッドランプの消し忘れによる「うっかり」ミスによるバッテリー上がり!
バッテリーを復活させるにはどのようにすればいいのか見ていきましょう。
ジャンピングスタートを使う方法
ジャンピングスタートは他車のバッテリーから電力を分けてもらうことでエンジンを掛ける方法のことを言います。
【他車のバッテリーで繋げてみる!】
- ジャンピングケーブル(コード)を用意します。自車のバッテリーの ⊕ 端子にジャンピングケーブル(赤)のワニぐちクリップをはさみ、そのケーブルの反対側のワニぐちクリップを他車のバッテリーの ⊕ 端子にはさみつなげます。
- 他車のバッテリーの ⊖ 端子にジャンピングケーブル(黒)のワニぐちクリップをはさみつなげます。反対側のワニぐちクリップを自車のエンジン部分にはさみ取り付けます(金属部分)。
- 他車のエンジンを始動しエンジンの回転数を上げてキープします。次に自車のエンジンを始動します。少しアクセルを踏みます。これでエンジン始動。
- 自車のエンジンが掛かったらケーブルを取り外していきます。自社のエンジン部分に取り付けたジャンピングケーブル(黒)のワニぐちクリップを外し、ケーブルの反対側のワニぐちクリップを他車のバッテリー端子 ⊖ 端子から外します。
- 次に他車のバッテリーの ⊕ 端子につないだジャンピングケーブル(赤)のワニぐちクリップを外し、反対側の自車につながったバッテリーの ⊕ 端子につながったジャンピングケーブルの(赤)⊕ を外します。これですべてのケーブルが取り外せました。
【ジャンピングスタートの繋ぐ方法】
以上が「うっかり」によるバッテリー上がりで、バッテリーに問題が無ければ、その後に、充電を行えば復活していきます(約30分以上、エンジンを回す)。
ジャンピングケーブルの選びは、私の体験談から思うに…。
ジャンピングケーブル(コード)は長い方がいいと思います!
5mm以上の長さがあるといいですね。
それは何故か?
長いバッテリーケーブルは、冬のバッテリー上がりに役立ちます!短いと他車が近づいたとき滑って衝突したり、止まっている車の回りは、雪かきで雪の山ができていることが多く他車がスタックすることもあり立往生ってことにもなります。
過去の体験では、スタックで抜け出せなく立往生に!
ケーブルが長ければ少し離れたところからジャンピングスタートができ、自分の車がスタックすることなく助けられたのにといった経験があります。
バッテリー上がりの車とスタックした車で大変でした!
出来るだけ長めのケーブルが良いですね!
ジャンプスターターで復活!
バッテリー上がりをしたバッテリーを充電器を使い復活させエンジン始動!充電器は様々なものがあり価格もまちまちで市販されています。
この充電器は、家庭の電源100Vから充電ができ ⊕ 端子、 ⊖ 端子をコードでつなげるだけで充電できるお手軽なものです。
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ロードサービスを使う!
困った時のロードサービスを使うことも選択の内。
自動車保険に付帯サービスによるものやJAFなどがあります。
これらのサービスに加入することで困ったときに助けてもらうことができます。
加入が必要ですよ!自動車保険の内容も良く確かめておきましょう!
バッテリーを交換!
ロードサービスやジャンピングスタートを行ったとしてもバッテリーの劣化がある場合は、交換が必要になってきます。その時は、早めの交換をおすすめします。
まとめ
今回は、車のバッテリー上がりとは。バッテリー上がりの原因と対処方法をご紹介しました。
「うっかり」や突然のバッテリー上がりは、本当に困ります。
そんなときのためにジャンピングスタートケーブル(コード)やジャンプスターターなどを備えておくことも必要です。
また、いくつかのサービスも考えておくことも大事です。
日頃の点検もやっておくことでバッテリー上がりの前兆も見逃さず対応したいものです。
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもご覧下さい!
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを願っております。
では、また次回お会いしましょう。