車検

ユーザー車検の予約方法とかかる費用【軽自動車】

車には車検といった検査が必要です。この車検は、ディーラーや車の修理工場に持っていくかれるかと。しかし車検は自分でも受けることができます。でもどうやってユーザー車検を受けるの?って思われることでしょう。今回は、自分でもできるユーザー車検(軽自動車)の予約方法とそれにかかる費用をご紹介します。とにかく軽自動車のユーザー車検は安い!ユーザー車検は、「簡単な手続き」で「費用を安く」抑えることができます。それではユーザー車検にチャレンジしてみましょう!

 

 

車検とは

 

皆さんが知っている「車検」の正式名称は、「自動車継続検査」です。

普通車は、「陸運局」で車検を受けます。軽自動車は「軽自動車検査協会」が管轄となっている。

「陸運局」や「軽自動車検査協会」で行う車検は「自動車継続検査」となります。

法律で定められた「保安基準」に適合しているか、走行・ブレーキ等の車に不具合(異常)がないか検査機器を使った検査で確認します。

自動車を所有している間は、必ず定期的に受ける必要がある検査になります。

道路運送車両法(第61条「自動車検査証の有効期間」に基づく国の制度。

車検をうけ検査に適合していないと公道で走行することができない。

車検は、ざっくり言うと自動車の健康診断のようなものです。

「走行に支障をきたしてないか」、「安全に走行できますか」、「故障個所はないか」また、「環境性能が低下していないか」など、法に沿って検査を行っていきます。

これらは安全確保や環境保全を維持するための法律で定められた義務になります。

安全確保や環境保全のために車検時期がきたら必ず検査を受ける必要があります。

車検の有効期間

車検の時期がくれば検査が必要となる。

この車検の有効期間はどのくらいの期間になるのでしょうか?

 

【車検の有効期限】

  • 普通車、軽自動車

新車登録から3年間で以降2年となっています。

  • 8ナンバー車

新車登録から2年間で以降2年になります。

  • 排気量250cc以上のバイク

新車登録から3年間で以降は2年となっています。

 

他にいくつもの種類によって区分されています。ここでは割愛しますが、ご興味のある方は下記の参考資料をご覧ください。

自動車検査証の有効期限

国土交通省 中部運輸局 三重運輸支局『自動車検査証の有効期間』

資料引用元:国土交通省 中部運輸局 三重運輸支局

 

車検の満了日ってどこを見るの?

車検の期間は、どこに表示されているの?

実際に所有されているお車の車検満了日(車検が切れる日)は、どこに表示されているでしょうか?

車検満了日の表示は下記のとおりです。

【車検満了日の表示】

  • 検査標章(ステッカー)
  • 車検証

満了時の表示または記載されているものは、2箇所になります。

一つ目は、フロントガラス上部の中央に四角い検査標章(ステッカー)が貼ってありそこに日付が表記されています。先ずはチェックしてみましょう!

二つ目の満了時の年月日が記載されているのは、車検証になります。車検証に日付が記載されています。

【罰則】

「無車検車運行、自動車損害賠償保障法違反」

車検や自賠責切れで公道を走行させた場合の最大の罰則は、

違反点数12点、90日間の免許停止

1年6ヶ月の懲役または80万円以下の罰金になります。

また、車検が切れた状態で事故を起こすと保険がきかなくなり

大変な事態になります。

とても大事なことなので必ず車検を受けるようにしましょう!

 

 

車検を受け付けるには

 

まめころくん
まめころくん
車検を受けるにはどうすればいいの?

車検を受けるにはいくつかの方法があるます。

先ず申し込みはどこへすればいいのでしょうか?

それは、自動車の修理工場やディーラー、また車検代行業者、ガソリンスタンドなどがありあります。

価格やお店の雰囲気、工場独自のサービスなどを比較し車検を受けるのをおすすめします。

ディーラー

皆さんご存知の通り自動車の販売を手掛けているディーラーです。

当然、点検や車検も受けられます。

新車購入と同時に初回の車検が格安になっていたり定期点検とセットでお得になっているサービスもあり最近では、加入する方も多いようです。

自動車整備工場

自動車整備工場とは民間整備工場と呼ばれる自動車の修理工場である。

この工場には2つの制度からなる「認証整備工場」、「指定整備工場」があります。

とは言えこのどちらからでも車検を受けることができます。

この2つからなる整備工場の特徴を見ていきます。

認証整備工場

「認証整備工場」とは、国から認証を受けエンジン、ブレーキ回りの部品など定期点検整備において分解整備を事業とする整備工場です。

指定整備工場

「指定整備工場」とは、一般的に呼ばれている民間車検場。国から認められ指定を受けている整備工場です。

認証整備工場の中で車検に必要な検査機器を持ち、国に代わって自動車検査員が検査をおこなう。もちろん自動車の点検整備も受けられます。

ガソリンスタンド

最近では、ガソリンスタンドの車検を選ばれる方も増えているようです。

ガソリンスタンドの車検はサービスが豊富で、ポイントが付いたりガソリンが少し安くなったり、オイル交換の時も工賃の値引きといったいくつもの特典があるのも魅力。

しかし、車検代行サービスの一種ということもあり最低限の点検になります。そのぶん価格は安くなりますが、車検だけに特化しているので車の深いところまでの点検はないです。

カー用品店

カー用品店もガソリンスタンドと同じく様々なサービス特典が付いているのが魅力です。

また安さも魅力の一つともいえるでしょう。カー用品店の良い点は、オイル交換やタイヤ交換などのサービスがあり日頃の点検面のサービスが充実しています。

こちらも車検代行サービスになるところもあるので車検だけに特化していると考えてもよろしいかと。

車検専門店

国に支払う費用はどこも同じですが点検料・検査料・申請代行料などが一つにまとめてあるので安くなっています。

最近では、全国チェーンの車検専門店も増え選ぶにも迷うほどです。しかし品質のいい専門店をよく調べて選ぶことをおすすめします。

車検代行

車検にかかる費用をできる限り安くおさえられる。

定期点検を行っている車なら分解を伴う整備を行わず人件費がかからないことで安くできるメリットがあります。

しかし品質面では車検だけの代行なので低いです。

分解をする整備は行わないので車検で不合格になると修理工場に持っていくことになります。その分の費用がかさむことになります。

車検にたいして少しでも不安があるのでしたら他の選択肢から選ぶことをおすすめします。

 

上記の車検を受ける方法は、全て業者の方に委託して行ってもらうことになります。

まめころくん
まめころくん
ほかに車検を受ける方法はないの?

あるんです!

では、その他の方法を見ていきましょう!

 

 

ユーザー車検とは

 

ディーラーや車の修理工場、業者さんに依頼すると「調整費用(テスター調整費用)」や「整備費用」、「ショートパーツ代」、他に「代行手数料」といった費用が掛かります。

ちなみに「申請代行手数料」の費用は、約10,000円~30,000円になります。

 

まめころくん
まめころくん
ショートパーツ代とは

部品に使う洗浄剤やグリス、潤滑剤などの消耗品のことをいいます。

少量の使用だとしても2,000円、5,000円と請求されることもあります。実際に使用しているのは少量なので10円~100円程度だとしても…。

こんなことも

車検を申し込んだ後に、「○○の部品が傷んでます交換が必要です」、「○○の部品も交換になります」といったやり取りを聞いたことがあります。

交換が必要な場合はしかたがないが「過剰品質(点検・検査)」、「過剰整備」、といったことも出てくる場合もあります。

例えば、「ウォッシャー液が無くなっているので補充します」などで500円~1,000円前後の費用が発生します。安くするなら極端ですが水でもいいのです!こちらの話は後ほど。

しかし車検費用に必ず支払わなくてはいけない費用があります。国に支払う費用です。

これは払わないといけないもので「自賠責保険」、「重量税」、「印紙代」などです。費用を抑えたいと考えても国に支払う費用は抑えることができないです。

車検にまつわる「調整費用」や「整備費用」、「ショートパーツ代」、「申請代行手数料」などの諸々を出来るだけ安くしたいものです。

業者さん以外で車検を受け、なおかつ「過剰品質(点検・検査)」や「過剰整備」にかかる費用をできるだけ抑えて安くする。

その方法が、車検を自分で行う『ユーザー車検』になります!

ユーザー車検は安くできる⁉

ユーザー車検は、基本的な整備費用を抑えることができます。

自分で車検にまつわる装置や部品の整備を行う。自分で行うことで整備費やその他もろもろの諸経費をなくした分、安くすることが可能になるわけです。

しかしその反面、安全面、品質面を担保できないことは事実です。

それは一般の方ができない部分で24ヶ月点検、ブレーキオイル・ブレーキ回りの部品交換などがあります(ブレーキ系統も自分でメンテナンスする方もいらっしゃいます)。

これらを放置して走行しているとやがて走行に支障を及ぼしかねないです。一般の方ができない部分はディーラーや修理工場に依頼しましょう。

上記の内容を踏まえ、それでも安く車検をしたい!ユーザー車検をやりたい方…

わかりました!

次にユーザー車検の手順をご紹介します。私が体験(失敗)したことも含め初めてのユーザー車検ですが、参考になれば幸いです。それでは見ていきましょう!

 

 

ユーザー車検の予約方法

 

ユーザー車検を受けるにあたってその順番を見ていくことにしましょう。

今回登場するお車は、2001年モデルの経年劣化となった軽自動車、三菱トッポになります。

【三菱 トッポ】

 

今回の車検は、軽自動車ということもあり管轄は、「軽自動車検査協会」になります。

普通自動車ならその管轄である「陸運局」になります。

どちらも自動車の基本となる点検・検査は何も変わらない。

変わる点としたら検査の場所が違う、国に支払う費用が違うといったことになる。

普通車の方も参考にしてみて頂ければ幸いです。

車検満了日の確認から

先ずは、車検の満了日を確認しましょう!

車検は、一般的に満了日の1ヶ月前から車検を受けるのが望ましい(基本)とされています。

今回の場合、満了日の1日前の車検ということもあり、崖っぷちの思いで検査をしましたが、これはおすすめできません!

余裕のある日を持って車検を受けましょう。

 

車検は満了日の1ヶ月前がいい?

車検の満了日は決まっています。

まめころくん
まめころくん
車検はいつ受ける?

いつ車検を受ければいいのか?

車検は、満了日の前でしたらいつでも車検を受けられます。極端に言うと1年前でも半年前でも受けることもできますが、受けた日が満了日になります。

これは、かなりもったいないような気がします。

【車検満了日の1ヶ月前が望ましい】

車検 2019年12月25日が満了日として2019年11月25日以降だと次回の満了時が2021年12月25日となります。

これが、2019年11月24日に車検を受けると次回は、2021年11月23日になります。

このことから1ヶ月前が基本で望ましいことがいえるでしょう。

 

ユーザー車検の予約

ユーザー車検の予約とは。

普通車の車検予約はインターネット車検のみの予約だけになっています。軽自動車の場合は、インターネットと電話予約ができます。

※詳しくは下記のHPから

普通車

 

普通車の車検予約はインターネットのみです。こちらのHPからとなります。

⇩⇩⇩

自動車検査インターネット予約システム

 

軽自動車

 

HPからの受付

インターネットからの軽自動車の車検予約はこちら

⇩⇩⇩

軽自動車検査予約システム

 

電話予約はこちら

電話予約はこちらから ※電話がつながらないことが多くかなり時間がかかりおすすめできません。

⇩⇩⇩

全国の事務所・支社一覧

 

軽自動車(普通自動車)検査予約システムの手順

 

軽自動車検査予約システム

【画像引用元:軽自動車検査協会】

軽自動車検査予約システムの登録方法

軽自動車検査予約システムの登録がされている方は、ログインから入ります。

初めての方は、「アカウント登録」が必要になりますが、簡単ですので登録しましょう。

アカウント登録の仕方は以下の通りです。

【予約の際のアカウント登録】

「メールアドレス」
 ⇩
「メールアドレス(確認)」
 ⇩
「パスワード」
 ⇩
「パスワード(確認)」
 ⇩
「利用区分」 ※ユーザー車検を受けるので一般ユーザーにチェックです。
◉一般ユーザー ⇦こちらにチェック
〇車検代行事業者
 ⇩
氏名
 ⇩
氏名(カタカナ)
 ⇩
※利用規約を読んで確認後「同意する」ボタンを選択してください。

これでアカウント登録ができました。

アカウント登録ができたらログインします。

ログイン画面に入ると先ほど登録した「アカウントID」、「パスワード」を入力し「実行」ボタンを押します。

次に、「予約」ボタンを押し「継続検査」のボタンを押してお住いの都道府県から管轄の事務所を選びます。

これで受検日時選択表にたどりつけます。

これで検査予約時間の一覧表が出てきます。

都合のいい日に合わせて予約を行いましょう!

 

軽自動車検査協会の「軽自動車検査予約システム」のアカウント登録はこちら

⇩⇩⇩

軽自動車検査予約システム アカウント登録

 

検査時間の予約

検査時間の予約をやってみよう!

「ログイン」ボタンから検査時間に入り時間の予約を行います。

検査時間は下の表の「1ラウンド」~「4ラウンド」のどれか1つを選び予約をします。

できれば1ラウンドを希望するのが望ましい。

万が一、不備があった場合、修復し午後からのラウンドで再検査することができます。

その日に受からないと自賠責保険の手続きがややこしくなります。

時間の予約表には〇△✕と言った記号で表示されています。

〇 :空きがあります。
△ :少し空きがあります。
✕ :空きがない。
ー :受付けしていません。
終 :検査時間が終っている。

上記の表示がされておりご自身の都合のいい日に〇か△になっているボタンを選択し押し予約をすることができます。

【検査時間】

ラウンド名 検査時間
1ラウンド 9:00~10:15
2ラウンド 10:30~12:00
3ラウンド 13:00~14:15
4ラウンド 14:30~16:00

 

検査時間は必ず再度確認しましょう。

※受付の時間は予約時に確認してください。

軽自動車の電話での車検予約は、自動音声ガイダンスから

コールセンターにつながり教えられた電話番号に電話…

しかし同じ自動音声ガイダンスが流れて結局たどり着けなかったのでおススメできません。

インターネットからの予約は簡単で、おすすめします。

 

 

ユーザー車検に必要な書類

 

車検を受けるには提出する書類が必要となります。

その提出書類とは、

自動車検査証(車検証)
軽自動車税(種別割)納税証明書
自動車損害賠償責任保険証明書
軽自動車検査票
自動車重量税納付書
点検整備記録簿
継続検査申請書(軽専用第2号様式)

上記の提出書類を前もって準備する必要があります。

自動車検査証(車検証)

 

●事前に用意する

自動車検査証(車検証)について。

皆さんもご存知だと思いますが、自動車検査証とは一般的に「車検証」と呼ばれている証票です。

車検証の内容は、車に関する情報が記載され車検や車に必要な各手続などに用いる重要な書類になります。

【車検証の記載内容】

  • (1) 車両番号
  • (2) 車台番号
  • (3) 車名
  • (4) 型式
  • (5) 使用者名・住所
  • (6) 所有者名
  • (7) 住所
  • (8) 車検の有効期間の満了する日

上記が車検証の内容になります。

 

車検証

【自動車検査証】

自動車損害賠償責任保険証明書

●事前に用意

自動車損害賠償責任保険証明書とは、皆さんがよく言う「自賠責保険」のことです。

必ず加入が必要な保険になります。

車検日や新規検査時に加入していなければ車検の交付が受けられなくなります。

車検や新規の際には、次回の車検の満了日までの「自賠責」の加入が必要となります。

自賠責保険

【自賠責保険証】

軽自動車税納税証明書(継続検査用)

事前に用意

軽自動車税納税証明書とは、毎年5月になると皆さんがよく言う「車の税金」のことです。

軽自動車の場合、市区町村から送付されてきます。

支払い方法は、銀行か市区町村または、コンビニでも支払いが可能になりました。

支払い時に収納済み印が押された左端の半券が軽自動車税納税証明書になります。

車検時に必要となりますので大事に保管しておきましょう。

 

失敗談

過去に失敗したこと:

軽自動車納税証明書を紛失したことがあります。

年末の大掃除に、ごみと混ざって捨ててしまったことがあります。

そんな時、焦ってはいけません!再発行は、可能です。

再発行を行うには、市役所(役場)の市民課で手続きをします。

記入用紙に名前と住所、車両番号(ナンバープレートの番号)を記入します。

再発行の費用は、無料です。

※持参する物は身分証明書が必要となります。

※持参したが使わなかったものは印鑑です。

軽自動車検査票

軽自動車検査票とは、車検や新規検査時の検査を項目に沿って合否を記録する用紙になります。

この用紙は検査当日に軽自動車検査協会の窓口で入手します。

軽自動車検査票は法に定められた保安基準を満たしていると合格印が押されます。

全ての項目に合格印が押されると窓口で車検証の交付となります。

 

軽自動車検査票

【軽自動車検査票】

自動車重量税納付書

自動車重量税とは、その名の取り「重量税」です。

聞き覚えのある税金です…。

「重量税」は車検や新規検査時に納めるための税金にとなり、必要となる書類が自動車重量税納付書です。

こちらの用紙は当日、軽自動車協会の受付窓口で配布を受けることになります。

車検の当日に納付金と自動車重量税納付書が必要となります。

 

自動車重量税

【自動車重量税納付書】

継続検査申請書(軽専用第2号様式)

継続検査申請書とは、車検証の発行に必要なOCR用紙のことです。

車検証を発行するには、コンピューターに読み込ませる必要がありその用紙になります。

記入方法はカウンターに見本がありますのでご安心ください。

こちらの用紙は、車検当日に軽自動車検査協会の窓口で受け取ることをおすすめします。

継続検査申請書

【継続検査申請書】

定期点検整備記録簿

更に車検に必要とされる書類で24か月点検の定期点検整備記録簿になります。

こちらの書類は、法定点検の内訳を記録する用紙です。

用紙を紛失や無い方はネットでもダウンロードができます。

ネットでは、持っていかなくても良いと言う方もおられますが、とはいえ持参する方が良いと思います。

ユーザー車検を受ける前に自分で記入し提出します。

印鑑

車検時に一応持っていきましたが、帰ってから印鑑を使ってないことに気づきました。

とりあえず持っていくことをおすすめします。

筆記用具

筆記用具も忘れずに!

シャープペンシル、ボールペンを持参します。心配な方だけ。

筆記用具は軽自動車検査協会の窓口にも設置されておりますが、取り敢えずシャープペンシル、ボールペンを持っていくことをおすすめします。

 

 

ユーザー車検は、とにかく安い

 

ユーザー車検の費用にはいくらかかる?

車検を受けるには申し込み手数料などいくつかの費用が必要となります。

ユーザー車検の場合、整備などの手数料がかからないことで費用面はかなり安くなります。

とはいえ最低限の費用はかかります。

下記の費用内容は、過去にユーザー車検を受けた時の費用になります。(令和2年1月時点)

  1. 申請手数料:持込検査: 1,400円
  2. 自動車重量税印紙代: 8,800円
  3. 自賠責保険:24ヶ月: 25,070円
  4. 継続検査申請書など: 30円

車検にかかる合計金額 35,300円でした。

法改正や自治体によって変わることもあります。

車検時の費用を事前に確認しておくことが大事です。

 

必要な金額

ユーザー車検にかかる金額を下記にまとめてみました。

申請手数料

1,400円

軽自動車検査協会の手数料納付窓口で検査のための手数料を納めます。

 

自動車重量税

8,800円(4,400円/年)

自動車重量税は、軽自動車検査協会の納付窓口で納付します。

自動車重量税とは、自動車の重量などに応じて納付する税金で、重量や経年数などに応じて決まります。

納付は軽自動車検査協会で、次回の車検までの2年分を納付します。

『自動車重量税(2年間分)の金額』
 ⇩⇩⇩
初度検査年から 18年経過した車の場合は、8,800円
初度検査年から 13年経過した車の場合は、8,200円
上記以外は、6,600円

 

自賠責保険

25,070円

自動車賠償責任保険「自賠責保険」の支払いは、軽自動車検査協会内に設けられた窓口での支払いになります。

また下記の取り扱い店でも受けることができます。

「損害保険会社や共済組合」

「自動車・バイク販売店」

「自動車整備工場や車検センター」

「陸運局(運輸支局)」

事前に取扱店で支払いをしてから車検を受けることもできます。

 

継続検査申請書など

30円

継続検査申請などの書類は当日必要になります。

 

 

 車検が不合格になった時の自賠責保険の注意点

 

車検は、当日の検査コースの時間が空いていれば何回でも受けることができます。

少しでも不安があるようでしたら、午前中に受けることをおすすめします。

もし不適合なった場合、修理ができるならその日に車検を再度受け可能な限り当日に合格するようにしましょう。

当日の検査コースは1回の検査申請で検査コースに入れるのは時間内において初回の検査と再入場の計3回までとなり検査手数料の納付は行わなくてもいいです。

4回以上になると限定自動車検査証の交付を受け検査手数料の1,200円を納付すれば再入場ができます。

また検査コースの再入場が翌日以降になる場合は、不適合箇所だけ検査を受けることができる「限定自動車検査証」の交付を受付窓口で受けることになります。

この場合、窓口は➄になります。

不適合になるとかなりの手間がかかりますので一回で受かる様にしましょう。

事前に余裕をもって点検や整備を行っておくことをおすすめします。

更に車検満了日ギリギリで予約を取らず余裕を持って予約をするのが望ましいです。

満了日の前日になるとかなり緊張します。

 

不適合になった時のことを考え以下のことを想定しておくことが必要です。

車検の不適合で車検満了日が過ぎて切れてしまった場合、車検の有効期間が変わることになります。

車検の有効期間と自賠責保険のズレが生じることになります。

1日でも多い保険期間には加入ができなくなることもあります。

このような場合は、自賠責保険の継続加入を行った取り扱いの窓口へ早急に保険期間の修正手続きを行いましょう。

しかし、保険会社の処理が終えていた場合は、修正不可能になります。

この場合は、1ヵ月間のみ保険加入が別途必要になります。

割高になりますが加入が必要となります。

通常は、保険の処理が終わっていると考えた方がいいでしょう。

 

また、再検査が2週間を超えて受ける場合は、全ての検査項目を改めて受けることになります。

このような場合は、「限定自動車検査証」の交付を受ける必要がないですが改めての検査になるので、検査手数料は1,400円が必要となります。

また先ほどの自賠責保険の1ヶ月間の保険に加入する必要があります。

さらに検査場までの仮ナンバー(赤い斜め線が入ったナンバープレート)が必要となり市役所(役場)で申請することになります。

費用は、750円程度はかかります。

この時に必要なものは身分証明書、印鑑、車検証になります。

仮ナンバーの有効期間は5日間でルートの説明など事前に報告、書類に記載が必要となります。

まだ注意することがあります。

車検満了時が過ぎての検査には必ず仮ナンバーと1か月間の自賠責保険が必要となります。

 

車検前準備
ユーザー車検の前の点検と整備方法!初めてユーザー車検を受ける方に少しでも役立ててもらえば幸いです。自車での経験を基にこれだけは押さえておきたいユーザー車検の点検・整備をご紹介します。失敗談も…。ユーザー車検を受ける事前の準備は何が必要なのか?点検はどうするを解決していきましょう!...
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●初めてのユーザー車検

初めてのユーザー車検の動画です!合わせておすすめします。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、ユーザー車検の予約方法とかかる費用【軽自動車】をご紹介しました。

ユーザ車検はとにかく安くなりますが、その代わり自身での管理が必要となります。

また気になる部品などがあれば、身近な車屋さんやディーラーに持っていくことをおすすめします。

そのまま放置していると突然動かないことも…。

どうでしたか、ユーザー車検は費用を抑えられるので是非チャレンジしてみてはどうでしょうか。

今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもご覧下さい!

ブログ以外にもmamecoroエンジンは、YouTubeで動画を配信しております。

皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを願っております。

では、また次回お会いしましょう。

 

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田舎の沿岸沿いにポツリと在住のごく普通な凡人。昔は車の整備士さん。 物に愛が付くのは車だけ!この言葉に感動。車好きに。 将来の夢:車とバイク、工具に囲まれた生活! 休日に出来る車のDIYメンテにチャレンジしてみたい方に、車の修復をご紹介できたらと思いサイトを立ち上げました。 車の何でもを載せて、ご紹介もしていきます! ご視聴よろしくお願いします😄
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