エンジンオイル

エンジンオイル上がり・下がりから出る白煙!その原因と対処方法

マフラー

車のマフラーから出る白煙や焦げた臭いって気になりますね。原因の一つとして今回はエンジンオイル上がり・下がりから出る白煙!その原因と防ぐ、対処方法をご紹介します。多走行車や定期点検で忘れてエンジンオイルの交換がなされていないとマフラーから白煙が出たり、オイルの焼けた臭いと様々な現象が現れてきます。このようなことが起きないのが一番いいのですが、原因としてオイル下がりやオイル上がりからと言われています。発生した白煙やオイルの焼けた臭いをできるだけ抑えてエンジンを守り長く乗っていきたいものです。それではエンジンオイルのオイル下がりオイル上がりを見ていきましょう!

 

エンジンオイルが原因で起こるトラブル

 

エンジンオイルの作用にはいくつかあります。潤滑作用、防錆作用、洗浄作用、緩衝作用、冷却作用、気密作用などの6つの作用がありエンジンオイルが重要な役割をするのが分かります。では、エンジンオイルを交換せずに車を長期間、走行させていた場合どのようなことになるのでしょうか。

エンジンオイルを交換していないと

エンジンオイルを交換せずに長期間・多走行しているとエンジンにかなりの負担が掛かり不具合の元になると言えるでしょう。先程、ご説明したエンジンオイルの作用が効かなくなりエンジンの劣化を防ぐことができなくなります。

エンジンオイル 6つの作用

➀潤滑作用、➁防錆作用、➂洗浄作用、➃緩衝作用、➄冷却作用、➅気密作用

これらの劣化によって作用が効かず又は、劣化したエンジンオイルによってエンジンにダメージを与えることになります。劣化したエンジンオイルは燃焼ガスによってすすでスラッジが溜まったり、又オイルパンに発生する水分によって部品がサビたり、シリンダー内に汚れたエンジンオイルで起こるキズや気密性の低下。

更に、エンジンオイルの量が減っていくことで洗浄やシリンダーやピストンの冷却の効果も低下していきます。

多走行車ともなると定期的にエンジンオイル交換をしていても汚れがひどいです。こまめな交換が必要ですね。
古いエンジンオイル

エンジンオイルが劣化した時の悪影響による症状はオイル警告灯の点滅・点灯、エンジン音大・異音、アイドリング不調、エンジン回りのオイル漏れ・にじみ、オイル焼けの臭い、水温計が上昇などが挙げられます。

エンジンオイルの劣化は主に汚れで、洗浄力の低下によってエンジン内で発生する不純物を除去できなくなり、エンジン内で汚れが溜まりエンジンが不調になっていきます。又、粘度が低下することで金属同士の摩擦を保護の低下になり金属にキズを付けるようにもなります。

 

エンジンオイル下がり、上がりとは

 

エンジンオイルの劣化が次第に進むと摩耗箇所やキズなど発生し、エンジン内部のシリンダーへとエンジンオイルが伝い燃焼室で燃焼されることになります。この現象をエンジンオイルのオイル下がりやオイル上がりと呼ばれています。このまま長期にわたりエンジンオイル下がり、上がりを放置していると最悪の場合、焼きついたりもします。

エンジンオイルの交換をしていないとエンジンに良くないことがよく分かりますね。

 

オイル下がりとは

 

オイル下がり、オイル上がりのどちらか、真の原因を探ろうとするとエンジンを分解するしかないです。

エンジンオイルの劣化・汚れによっていくつもの不具合が発生することが分かりました。その中のエンジンオイル下がりについて見てみましょう。

エンジンスタートから暖機後も白煙やオイルの焼けた臭いが続きます。これは、吸気・排気バルブからつたったエンジンオイルがシリンダー内にも伝わり燃焼される。燃焼されることで白煙やオイルの焼けた臭いが発生します。

オイル下がりの原因

吸気・燃焼バルブのバルブステムオイルシールが硬化やゴムの膨張によってできた隙間からエンジンオイルが伝わりバルブの開閉時にシリンダー内で燃焼されます。この場合は、白煙やオイル焼けの臭いの現象が発生します。バルブステムオイルシールの硬化・ゴムの膨張は、経年劣化によることやエンジンオイルの劣化による影響も原因の一つです。

バルブステムオイルシールとは

シリンダーヘッド内に供給されるエンジンオイルがバルブのガイドの摺動面を伝って、シリンダー内部の燃焼室に流入することを防ぐのがオイルシールでバルブステムオイルシールと呼ばれています。バルブステムオイルシールは吸排気バルブに組み込まれている円筒形の部品になります。

バルブステムオイルシールは通常の往復運動用のオイルシールとは違い適度な潤滑が必要な摺動部にエンジンオイルを補給します。又、補給するエンジンオイルの量を調節する作りになっているとても優れた部品です。

このオイルの補給量が多過ぎると燃焼室で燃焼されオイルの減りが多くマフラーからの白煙にもつながります。又、吸排気ポートにカーボンが蓄積されることにもなります。

反対にオイルの補給量が少ないとバルブステムオイルシールの摩耗や焼き付きを引き起こすことになります。

バルブステムオイルシールの特徴

材質:フッ素ゴム

特徴:

  • 耐熱性(200ºCの高温でもほとんど劣化しない)
  • 耐候性きわめて良い
  • 耐油性が非常によい
  • 耐ガス透過性もよい
  • 価格が高い
  • 耐寒性に若干弱い

吸排気バルブのオイル漏れによる現象

吸気バルブ側

吸気側からオイル下がりになるとエンジン始動後から白煙が出続ける。

排出バルブ側

排出側からオイル下がりだとエンジン始動後だけ白煙がでる。

以上のエンジンオイル下がりの現象は、一般的に言われているエンジンオイル下がりの現象です。実際、オイル下がりと思えば、オイル上がりだったということも聞いたりもします。実際にエンジンを分解してみないと判断が難しいということです。

 

オイル上がりとは

 

エンジンオイル上がりとは、オイルが摩耗箇所やキズなどの隙間を通って燃焼室に入り燃焼されることがオイル上がりと呼ばれています。

オイル上がりの原因

オイル上がりは、多走行車や経年劣化、又はエンジンオイルをさぼって交換されていなかったりなどでピストンリング、シリンダーなどの摩耗やキズによって起きるオイル漏れが原因と言われています。

このオイル漏れとは、摩耗したピストンリングの隙間から上がってきたオイルが通って燃焼され排ガスとなってまふらーから白煙となって排出されます。エンジンが温まるとピストンが熱によって熱膨張し摩耗した隙間を埋めるので白煙が止まります。

エンジンオイル上がり・下がりの対処方法

多走行や年季の入った車、経年劣化、エンジン交換をさばってたなどの要因で部品の摩耗やキズなどで燃焼室に通り燃焼されることが分かりました。では、実際にオイル下がりや上がりを止める方法、対処はできないものでしょうか?

あります!と言っても劣化の激しいエンジンには難しいですが、この後、出てくる方法を先ずは試してみてはいかがでしょうか!これで、問題が解決すれば幸いです。では、見ていくことにしましょう。

オイル下がりやオイル上がりを修復をするには、エンジンの分解を必要とし部品交換や部品洗浄を行うといいでしょう。しかしエンジン分解となると整備費用(修理費)が高額になっていきます。放置しているとエンジンが焼きつく原因にもなりかねません。又、車検にも受からなくなります!

そうなると、エンジン内部の部品が損傷していると考えられることで更に高額の修理代になったりもするでしょう!早期に対処することでエンジンオイルの漏れを改善してくれる場合もあります。

エンジンオイルの粘度を上げる

エンジンオイルの粘度を上げていきます。一般的に5W-10などの規格を使うのですがこの規格より粘度を上げてみます。多走行車や年季の入った車などに有効と言われています。オイルの粘度を上げることで摩耗などの隙間から通らないようにします。

多走行車の車検前のオイル交換は粘度を上げるのがおすすめです。

例)5W-10 ⇨ 10W-30・20W-40など

エンジンオイルーピストン
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エンジンオイル添加剤

軽度、又は早期のオイル漏れにエンジンオイル添加剤が効くこともあります。オイル漏れが改善されれば安価に抑えることができます。

オイル漏れを防ぐ添加剤
添加剤の効能
  • エンジンオイルの粘度を上げる

エンジンオイルの粘度が低いと摩耗やキズなどの隙間に浸透し適量以上のオイルが燃焼室に通ります。粘度を上げ硬くすることでこの隙間から通りにくくさせます。

  • オイルシールの伸縮・弾力効果

伸縮性や弾力性を良くさせていきます。浸透するまでに少し時間を要します。

  • オイルシールに高分子(ポリマー)によるシール効果

オイルシールなどの隙間に高分子ポリマーによって油膜を張りオイル漏れを防いでいきます。

オイル漏れを防ぐ転換剤の使用方法

一般的にエンジンオイルと混ぜて使用します。混ぜるタイミングや入れるタイミングは製品によって違うので自車のエンジンの調子に合わせ選ぶようにしましょう。完全に修復できるということではないですが、車検前のオイル漏れが分かった時の応急処置として使用するのもいいでしょう!

エンジンオイルに混ぜる:

新しいエンジンオイルにあらかじめ指定された分量を混ぜ合わせ注入口から注ぎ入れる。

直接エンジンに入れる:

今お使いのエンジンオイルの中に直接入れて使用します。こちらの添加剤は指定された分量を入れるタイプと使いきりのタイプがあります。

 

残念ながら効果が出ない場合は、シールの損傷又は他の原因があると考えられます。その時は修理工場やディーラーに見てもらうことをおすすめします。

車の修理工場が分からない方におすすめ



どうしても自分で出来ない方や自車の調子が改善できない場合は、身近な修理工場を探してくれるサービスで車を直すことをおすすめします。

 

おすすめのエンジンオイル添加剤

 

オススメのAmazonさん、売れ筋ランキングから見ていきましょう!

おすすめの添加剤!
ワコーズエンジンパワーシールド

【オイル上がり・下がり漏れ防止剤】
ダイラタント流体ポリマーの効果で油膜を厚くし、オイル上がり・下がりを防ぐ。
多走行車のオイル消費を防ぐ。
オイルシールの弾力を回復させ、エンジンオイルの漏れやにじみを防ぎ、オイルの寿命を延ばしエンジンを保護します。

ブランド ワコーズ
内容量 280㎖
使用量 オイル量の5~10%で添加
参考価格 2,760円

“使用方法”
オイル交換時に新品のオイルに混ぜてから入れます。直接、オイル注入口からは入れてはいけないです。必ず混ぜてから入れましょう!

 

ワコーズ エンジンパーワーシールド

 

日産 NC81オイルシーリング剤

【日産】ピットワーク オイルシーリング剤
オイル用の漏れ防止剤。
UV効果モノマー及びオリゴマーが熱や窒素、UVなどに重合・架橋反応を起こし、ポリマー化することで被膜形成し漏れを防止します。
メカニカルなノイズの低減。

ブランド NISSAN
内容量 300㎖
使用量 オイル量に対して割合は6~10%で使用します。
参考価格 4,230円

“使用方法”
暖機運転後エンジンを停止しオイル注入口から注ぎます。その後、30分程度アイドリング運転をします。添加量目安は、エンジンオイル4~5Lに対して1本(300㎖)です。

 

日産 オイルシーリング剤

 

 

PLUS 91 高性能オイルシーリング剤

【PLUS 91】高性能オイルシーリング剤
●1秒間に2滴のオイル漏れを防ぎます。
●オイル下がりの白煙を防ぎます。
●メカニカルなノイズの低減。
●エンジン圧縮、燃費、焼付きなどを改善。

ブランド名 PLUS 91 (プラス)
内容量 325㎖
使用量 エンジンオイル約4~5Lに対して1本(325㎖)使用。
価 格 5,700円

“使用方法”
使用する前に約1分程よく振っておきます。

エンジンを回しながら、ゆっくりとオイル注入口から注ぎます。それから10分ほどアイドリングします。(オイル交換時、新品のオイルと混ぜて使うと早く効果が出ます)

添加後、30分ほど走行すると漏れた箇所に早くたどり着きます。

 

多走行車の車検におすすめ

車検の当日にマフラーから白煙!エンジンオイル添加剤を急遽入れて白煙が止まった経験がありその時は「驚き」でした!しかし、安価なものを選んで長持ちしていない。価格と性能は比例するものだと実感。いいものを選ぶのがいいかと。

皆さんも是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか!

 

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まとめ

 

今回は、エンジンオイル上がり・下がりから出る白煙、その原因と対処方法をご紹介しました。

多走行車で年季の入った車ならマフラーからの白煙は、気になります。エンジンオイルの添加剤が白煙を止める効果があることが分かりました。エンジンの保護にもなりオイルの寿命も長くなります。添加剤の役割が優れているのにはびっくりです。

多走行での車検時におススメの添加剤です。一度、試してみる価値はありますね。

今回は、ここまでとなります。ご覧になった方は、いかがだったでしょうか。また、別の事も見てくださいね。

皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全に事故の無いことを祈っております。

では、また次回にお会いいたしましょう!