車のエンジンにかかせないエンジンオイル。そのエンジンオイルは、なぜ必要なのでしょうか?普段、何気なく乗っている車はエンジンを動かすことで各パーツを駆動し走行ができます。そのエンジンを円滑に動かすためにエンジンオイルが必要です。今回はエンジンオイルの役割と潤滑のしくみをご紹介します。
Contents
エンジンオイルの役割
エンジンオイルはメーカー推奨の物を使うのがベストですが、さらに車にいいおすすめのエンジンオイルの選び方をご紹介します!合わせてこちらもおすすめ!
エンジンオイルはこちらから
エンジンオイルの役割。エンジン内の各パーツまたは付帯する部品にエンジンオイルを潤滑させ、焼き付き防止や気密性を高めサビの発生を防ぐ防錆、またパーツに付着する金属片を洗い流したりする洗浄効果があります。
エンジンオイルは、エンジン内のクランクシャフトやカムシャフト、ピストン、吸排気バルブなど、同じ動作や回転を可動部品を滑らかにすることで摩耗を防ぎ長寿命化の働きも行っています。
エンジンオイルの性能
エンジンオイルの役割は、大きく6つの性能に分けられる。
❶潤滑作用
エンジンオイルの潤滑作用。金属同士を滑らかに動かし摩耗を防いでくれます。
❷気密作用(シーリング)
エンジン内部の気密性を高める。エンジンオイルは、エンジン内部で発生する燃焼ガスを漏らさせない役割があります。
ピストンに装着されたピストンリングや溝にエンジンオイルが覆って入り込む。シリンダーとピストンリングの隙間にシール状態をつくることで燃焼ガスを外へ漏らさないようにします。
❸緩衝作用(摩耗低減)
エンジンオイルの働きによって金属同士の摩擦による摩耗を低減しパーツの長寿命効果。
ピストンピンやクランクピンの各部位は、エンジンの燃焼時に圧力を受ける。
エンジンオイルは、パーツの隙間に入り込むことで緩衝効果により摩耗を防ぐ役割が必要となります。
❹防錆作用(サビ防止)
エンジンオイルは、防錆効果も!エンジンオイルは、エンジン内の部品に油膜となって覆われることで、錆ないようにしてくれます。
❺洗浄作用
エンジンオイルの洗浄作用。エンジンオイルは、エンジン内で循環しまた内部で飛散することで金属片や焼き付きなどの汚れ汚れ物質を洗う洗浄効果があります。
❻冷却作用
エンジンオイルは、循環することで各部を冷却。
エンジンオイルはエンジン内部で循環しオイルパンに戻りそこで熱を外部に放出する効果もあります。
エンジンオイルは、エンジンの各パーツを円滑に動かすためだけではなく、エンジン内のパーツを燃焼による圧力や燃焼時の熱から受けるダメージを油膜によって緩衝する役割にもなっています。
オイルの粘度も関係しますが、長期に放置したり交換が無いと酸化やオイル不足となり、エンジンオイルの作用の働きが低下します。
エンジンオイルの量が多いとカウンターウエイト(クランクシャフト部分)にすれることで、泡立ちの原因になります(白化)。
エンジンオイルの潤滑のしくみ
<エンジンオイルの循環>
エンジンオイルは「グルグル」回り循環!
エンジンオイルの循環は必要。エンジンオイルが循環することで各パーツを円滑に動かすための潤滑剤です。
エンジンオイルを循環させるには、エンジン内部の潤滑装置によってエンジンオイルを吸引、圧で送るようになっています。
エンジンオイル循環の種類
エンジンオイルの循環の仕組みは大きく全流式と分流式、併用式の3つに分類。
エンジンオイルは循環の際に、ろ過もする!
全流タイプ
エンジンオイルをオイルパンから吸引。
全てろ過機に通してから各部位へ送られ循環します。
ろ過機が目詰まりを起こした場合、バイパスをかえしてダイレクトにエンジン内の各パーツに送り込まれます。
分流タイプ
エンジンオイルの送り込むルートを分岐。
オイルパンからろ過機を通りオイルパンへ戻すルートと残りは、エンジンルーム内にダイレクトに送られていきます。
併用タイプ
全流式と分流式を併用した循環装置。
エンジンオイルは、ろ過機を通ってオイルパンに戻るオイルと別にろ過機を通りダイレクトに送り込まれるルートで全流式と分流式の2つの機能を合わせ持った循環装置です。
エンジンオイルは、走行距離や年次点検による定期交換や補充が最も必要です。
外車やグレードの高い車は、指定されたエンジンオイルもありますが(価格も高いですけど)、やはり定期的な交換を行っていった方がエンジンの耐久性を保つことができます。
車検の際は、オイル交換をすることをおすすめします。自分でオイル交換をするの…。できないかもと悩んでいる方、車検整備をしてくれる工場を見つける方法は下記のサイトから!
安い車検店舗が見つかる。ポイントも貯まる。車検の比較&予約サイト【楽天車検】
オイル交換を自分でもできます。自分で行うと安く仕上げられます。また愛車の状態もわかります!オイル交換を自分でする方法を動画と合わせておすすめします。
オイル交換動画はこちらから!
まとめ
今回は、自動車のエンジンオイルの役割や潤滑のしくみをご紹介しました。
エンジンオイルの役割は、エンジンの良好なコンディション、耐久性に重要な消耗品の一つになります。
また、エンジンオイルの役割には、いくつもの働き役割がありました。
エンジンオイルの性能を保つためには、こまめな交換か定期的な交換が必要です。
粘土や価格の高いものにこだわるのもいいのですが、やはりこまめな交換がおすすめします。
エンジン内も綺麗に保ち、長く乗り続けたいもんです!
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもご覧下さいね😄
ブログ以外にもmamecoroエンジンは、YouTubeでの動画を配信しております。そちらもご視聴よろしくお願いします。
またチャンネル登録も宜しくお願いします。ご覧いただけたらうれしいです。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう。