車の”プルプル”っとした左右のふらつき!ハスラーさんのリヤが「プルプル」とロール?ふらつきが気になって少しでもおえられないものかと…。このふらつきで、アクセルを踏んだり離したりと「ブルンブルン」となっちゃいます。じゃーどうする?今回は、そんな悩みを解決しようと「車のリヤフロア補強バーに廃材を使って自分で作る方法」をご紹介します。
Contents
フロアバーとは
今回のテーマになるフロアバーとは、車の揺れ(ロール)を和らげるためのものです。元々の車の剛性が高いと、目立った揺れは無いのですが、剛性が弱いと揺れ(ロール)を感じやすくなります。この揺れの原因の一つとして、ねじれがあります。
ねじれ⁈車が雑巾のようにしぼられてねじれるようなことじゃないですよー「ぐるぐる~」😵
最近の車の工法で、剛性が高まるプラットホームになっているらしくて、スズキさんは「HEARTECT ハーテクト」、ダイハツさんでは「DNGA」など、各メーカーで剛性の高まる新世代のプラットホームが新設されてきています。
新しいプラットホームで、カチッとしなやかなボディ剛性となっているとのことです!
ざっくりですがこんな感じです😄
補強バーは必要?
補強バーは、必要なの?
そのように思われた方もいらっしゃるかと。
しかし、じぃーさんの乗っているハスラーさんは、前モデルです。「カチっとしなやかさ」になっていないです。ゆらゆらしてます😅
「ゆらゆら」している剛性を少しでも高めたいので補強が必要となるのです~。
そもそも前モデルのハスラーさんは、足回りや揺れの大きい車と「猫あし」ってネットで見た記憶があります。
「やっぱり足元がふらふらなのか~」とも感じるが今回、足回りの強化は、せずにボディーの剛性を高めることに!
こんなん思ってるのじぃーさんだけかも~😅
補強バーを自作!その方法とは
剛性を高めるなら、じゃー自分で補強バーを作っちゃおう!
用意する物から見てゆきます😄
補強バー自作に必要なもの
今回、補強バー自作に準備した用具・材料は、こちら。
- パイプ(アルミ円筒)廃材😆
- パイプカッター
- 万力(バイス)
- ドリル(ボール盤)
- ポンチ(オートポンチ)
- ボルト
- ボックスレンチ
- カッターナイフ(ケガキ)
以上が、今回使う工具と材料です。
step➊寸法を測る
今回、取り付けるお車は、ハスラーさんになります。
取り付け場所は、後部座席の後ろに取り付けます!
ではでは、補強バーに必要な長さを測ってゆきます😄
リヤ側のシートベルト(2箇所)がボルトによって取り付けられています。
この2箇所のボルトをゆるめ取り外します。
※この時のボルトのサイズは
ボルト M14
ボックスレンチM14を使い取り外します。
シートベルト取り付けのボルトが外せたらボルト穴の径を測ります。
ボルト穴の中心寸法を計算し出します。
左右のボルト穴の中心との間を測ります。
※実際のお車で寸法を取ります。
※簡単な図面ですが参考にしてください。a~dの単位はmmです。a~cは、実際の寸法を測って値を入れてくださいね。
step➋パイプにケガキを入れる
左右のボルト2箇所と全長の寸法を取ってケガキます。
ケガキがあればいいのですが、持っていないので今回は、代替えでカッターナイフを使いました。
パイプに「ケガキ」ます(キズによって目印の線を入れる。マジックで線をつけてもいいですよー😄)。
パイプの先端からボルト穴になる中心までの寸法を数センチにケガキを入れ、次に、ボルト中心から2つ目のボルトの中心までの寸法にケガキます。
それから数センチあけ先端になる部分にケヤキます。
と、いうことは!
➀先端+➁1つ目のボルト穴中心寸法+➂2つ目のボルト穴の中心+➃残りの先端までの寸法
➀~➃までが全長になります。
※分法取りは、端から順番に寸法取りを行います。穴の位置ずれの失敗が少なくなります。
step➌パイプを切る
全長となる部分をカットします。
step➋の➃になる部分になります。
パイプを万力(バイス)にはさみます。この時にキズが付くのが嫌な場合は、万力(バイス)とパイプの間にウエスを噛ますか万力のおさえにガムテープを貼り付けるとキズ防止になります!
※じぃーさんはそのままはさんでます😄
パイプカッターにパイプを入れて、パイプの径になるまで締めます。
カッター刃がパイプに触れたら、さらに締め込みます。
パイプカッターを回しながら締めていきます。
そうすると、パイプは切れます😄
今回は、パイプカッターを知り合いから借りたので業務用の硬質な金属パイプを切ることの出来るパイプカッターです。
カットした面はバリがあって危険です。リーマを使ってバリ取りをします。
リーマは、パイプの内と外側のバリを取ることができます。
1個で2つの働き!
DIYでパイプを切るならSK11がおすすめですよー。
step➍パイプをつぶす
両端のパイプをつぶします。
両端にあるボルト取り付けになる2箇所を万力(バイス)を使ってつぶします。
※両端のつぶす角度に気をつけます!同じ向きでつぶします。平らにする寸法は実寸で行いましょう。今回は17cmまでつぶし平らにしました。タイヤハウスを避けるために平らにします。
これが、また硬いことなんのって・・・根気よくやっちゃいましょう。
step➎穴を空ける
ボルトを通す穴を空けます。
ボルト穴の中心をケガキます。
ケガキが終ったらポンチ(オートポンチ)でドリル位置を決めます。
※オートポンチを使う時は、滑って指にケガをしないように気をつけて作業しましょう!
位置決めがの印が打てたところで、次にボルトを通すバカ穴を左右の2箇所に作ります。
ボルトより大きめの穴になります。
使用したキリ(ドリル)は、Ø12mmで穴を空けました。
※ボルトの頭より大きなサイズは、ダメですよー。留めることができないです!
ボール盤があれば楽に穴を空けることができますが、ボール盤を持っている方は、いないので、ドリルを使って穴を空けます。
ボール盤、ドリルのどちらも万力(バイス)で固定して穴を空けます。
穴あけは、細いキリ(ドリル)から空けます。今回使用したキリ(ドリル)は、3.2mmです。
3.2mmで穴あけしました。
※穴あけの時は、しっかりと部品を持って作業を行いましょう。バイス(万力)で固定するのが安全でしっかりと垂直に穴が空けられます。
12mmで、穴あけです!
12mmの穴ができました😄
step➏ボルトで固定
穴があいたら、いよいよ取り付けになります。
シートベルト取り付けのボルト穴にパイプを取り付けます。
パイプの下側にシートベルトをはさんで、ボルトを締めていきます。
左側のボルトを締めます。
これで、補強パイプの取り付けは完了です!
※もし寸法が合わずボルトがはめられない時は、Ø13mmを使用するかヤスリまたはミニルーターを使い長穴にします。
まとめ
今回は、「車のリヤフロア補強バーに廃材を使って自分で作る方法」をご紹介しました。
リアフロア補強バーの取り付け後の乗り味はどうかなー?
登りの交差点で路面が良くないところがあってそこでの体感測定です😄
体感ですけど…。
ハスラーさんを乗ってみて思ったのが、特に横揺れ!これが少しでもおさまれば成功ですね。
ではでは、走行です。
登りの交差点が、よく横に揺れてましたが、「なな、なんと!」ハンドルを右に切った時は、サスペンションの反動で左に突き上げがあって、その後のねじれた揺れがほぼなくなったような体感が「おお~!」。
これは、劇的な変化なのか!いい感じに仕上がりましたよー😄
乗り心地も良くなったと感じられました。
皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
ちょびっと難易度があがるかもしれないのですが装着した時の喜びは大きいですよー!
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事も配信しておりますのでご覧下さい。
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄