車のエンジンを冷やすための冷却装置かあります。それは、ラジエターになります。ラジエターを気にする人は、そんなにいないでしょう。そんなラジエターですが、長年乗っていると劣化していきます。特に中古車になると購入時では、分からなくて、しばらく走行していると突然の不具合で困ることもあるのかもしれません。今回は、「ラジエター/ラジエターキャップ・ホースの点検のやり方」をご紹介します。ではでは、ラジエターはまじでマニアックな部品、装置ですが見てゆきましょう!
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ラジエターの劣化と点検のやり方
皆さんどうでしょう、ラジエターを意識して点検をしたことありますか?
じぃーさんは、ないです!気にしたことないです「ええ~」😅
そんな「ほっとかれ~」な、ラジエターですが、長年乗っていたり中古車での不具合や経年劣化によって冷却水(LLC)漏れを起こすこともあります。ラジエターの下の方で、水漏れがあると水の跡が残ります。そのような状態があれば、水漏れを疑ってみることが必要ですね!
とはいえ、他の部品からの水漏れも考えられるので、見極めが必要です。それは、ウインドウォッシャー液の漏れも疑われるので、そちらの確認も必要ですね。
こんな場合は、冷却水(LLC)だったら、LLCの成分が粉状になって残っています。この状態を見て判断ができます。
昔、じぃーさんが乗っていた車で、ラジエターの上が吹っ飛んだことがあって、その時はビックリしましたよー。ボンネットから白い煙(蒸気)が「モコモコ」と出てきて、まるでTVドラマや映画のような…。「びっくり~」😅
ラジエターキャップの劣化と点検のやり方
次にラジエター本体以外の冷却水(LLC)漏れってあるのでしょうか。
ありますよー!ラジエターキャップであったりラジエターホースなどがあります。ラジエターホースは、次にして、ここでは、ラジエターキャップの劣化や点検のやり方を解説します。
ラジエターキャップとは
ラジエターキャップは、冷却効果を高めるために外気温との差によって、ラジエター内を加圧してコア内の冷却水の沸点を上げる働きによって冷却効果を得ています。
このような役割を担うラジエターキャップの部品は、ゴムやスプリング、パッキンなどが使われています。このような高温環境での使用になるので、消耗品の一つとも言えます!
ラジエターキャップの機能
通常、水は大気圧での沸点は100°C(沸騰)で、これ以上にならないのですが、密閉することで圧力が上がり沸点は高くなります。それによって外気温との差がでてくることで冷却効果が上がります。
例)加圧式ラジエターキャップ
加圧式ラジエターキャップの部品構成は、バルブやバルブシート、ゴムパッキン、スプリングからなります。
バルブには、加圧弁と負圧弁が付いていて、規定以上(温度で110°C~120°C)の圧力がかかると加圧弁は開き、冷却水(LLC)はリザーブタンクへ流れてゆきます😄
その反対に温度が低い(内部が負圧)場合は、負圧弁が開いてラジエターに流れ込み、一定の冷却水(LLC)をたえず満たしています。
ラジエターキャップの症状と点検
ラジエターキャップの不具合前の症状とは、いつもと違う水温であったり、水温が高めになっている。または、ラジエターなどの冷却水(LLC)漏れが見当たらないのに冷却水が減ってきているなどがあります。
このような症状があったらラジエターキャップの不具合の可能性があるので、ディーラーやカー用品店、車の修理工場で見てもらうか、ラジエターキャップを交換することをおすすめします。
ラジエターホースの劣化
ラジエター、ラジエターキャップを見てきました。次は、ラジエターホースの劣化を見てゆきます😄
ラジエターホースは、高温となった冷却水が流れるので、劣化します。
不具合として、ゴムの配管にキズや亀裂の損傷であったり、ホースがやわらかくなったりゴムの配管が膨らんだりといった状態になります。
見てもなかなか分かりずらい部品ですね。手でつかみやわらかかったり「グニュグニュ」、「ボコボコ」変形していたら交換が必要です。
※冷却水の温度が熱い時の作業はやめましょう!火傷します。冷めた状態の時に気をつけて作業を行いましょう!
まとめ
今回は、「ラジエター/ラジエターキャップ・ホースの点検のやり方」をご紹介しました。
ラジエターの点検ポイントとして
➊経年劣化(古い)のあるラジエターは、水漏れの可能性があるので、交換する必要が場合によってはあります。
➋ラジエターキャップも劣化によっては交換が必要。水減り時は特に要注意。
➌ラジエターホースが柔らかい場合は、劣化している可能性がありますよー!
じぃーさんは、ラジエターが吹っ飛んじゃったことがあるので、ラジエターって普段は気にしない部品、装置ですが気にするようになりました。
その時の原因は、ラジエターキャップの劣化が原因で、ラジエター内部の圧が上がり過ぎてラジエター上部タンクの溶接部分が破裂してました。
その時の車は、8年乗った車だったですねー。
ラジエター吹き飛びが起きたこともあるので、たまに見るようにしていますよー。
ラジエターの点検も必要ですね。点検することをおすすめします。
※作業は注意して行いましょう。
無理だと思ったらカーディーラーやカー用品店、修理工場などで点検しましょう!
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では、また次回お会いしましょう😄