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「新品のタイヤ」に付いてるヒゲってなに?

車の装着されている代表的な部品と言えばタイヤです。タイヤは、車だけじゃなく自転車やバイクにも装着されています。どの種のゴムのタイヤについているアレ!新品のタイヤについてるアレです。「もう、アレアレってなに!」アレってーのは、ヒゲです!新品のタイヤに細長く付いてるやつ、アレです。今回は「新品のタイヤに付いているあのヒゲってなに?」をご紹介します。

 

 

タイヤの材料

 

タイヤに付いているヒゲを見ていく前に、先ずはタイヤの材料から簡単に説明します。

タイヤに使われている材料は、いくつもの種類からなっていますが、主な材料を見ていくことにしましょう。

  • ゴム

天然ゴム
合成ゴム

 

  • 配合剤

カーボンブラック
シリカ

 

以上が代表的な材料になります。

ゴム

タイヤの主材料となるゴムは、大まかに2つあります。どのような内容なのでしょうか。

見てゆきましょう😄

天然ゴム

パラゴムノキの樹液からなり、シート状、ブロック状に固めた天然ゴムになります。強度が高くタイヤのあらゆる各部位に使われています。

合成ゴム

空気を通さず耐摩耗性、耐候性、弾性、強度を保つ優れたゴムが合成ゴムです。

配合剤

タイヤの強度や適度な柔らかさが必要となります。このような性能を持たせるには以下の配合剤が必要となります。代表的な配合剤をご紹介します。

カーボンブラック

カーボンブラックは、炭素からなる粉体でゴムの硬さや耐摩耗性の向上に使われています。

タイヤが黒色になるのは、このカーボンブラックの色が黒いからですよー😄

これに代わるものが、出てくれば様々な色のタイヤが出てくるのでしょうね。

シリカ

二酸化ケイ素の白い粉からなっています。ゴムに弾性や摩擦力を上げる効果があります。

油(オイル)

ゴムを柔らかくすることで、加工もしやすくします。

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タイヤの構造

 

タイヤの構造は、ゴム以外の素材で構成されています。それらを見てゆきましょう😄

タイヤ

トレッド

トレッドとは、路面と直接接地するタイヤの外側(外皮)になっていてタイヤの内部のカーカスを保護しています。

路面との接地部分は、トレッドパターンと言っていくつものギザギザなパターンが施されています。このパターンによって路面のグリップや路面の水を排出したり、タイヤの転がりを止める役割も果たしてくれています。

サイドウォール

サイドウォールは、タイヤの側面にあたるところです。皆さんもよく目にする箇所でメーカー名やブランド名、タイヤサイズなどの情報が表示されています。

またサイドウォールの役割は、走行する厳しい環境下でタイヤの曲がりやタイヤ内部のカーカスを守る働きをします。

ベルト

ベルトは、カーカスとトレッドの間に放射線状に張られた補強帯となっています。ベルトによってトレッドの強度を高めています。

カーカス

カーカスとは、タイヤの形を形成・維持するコード層の部分になります。

タイヤは、車の走る止まる曲がるといった動き、また路面から受ける過酷な環境面から安全に車を走らせ人を守ることが必要です。

それには、タイヤが路面から受ける衝撃や車からの荷重、または空気圧に耐え漏れの無いように守るといった役割をになっています。

ビード

ビードとは、カーカスコードの両端にあり、タイヤのリムをホイールに固定させています。これによって空気圧が保てれます。素材として、高炭素鋼をより束ねた構造になることで強固な作りになっています。

 

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タイヤに付いてるヒゲの正体とは

 

タイヤの素材や構造を見てきました。

次に、本題となっているタイヤに付いているヒゲとは何でしょうか?

タイヤにできるヒゲの正体は⁉

ちなみに、このヒゲの名前は、「スピュー」と呼ばれています😄

この「スピュー」は、タイヤの製造工程でなるのですよー。

また、ゴムのタイヤが使われている自転車やバイクにも「スピュー」があります。

タイヤの製造はゴムを溶かして流し込むと思われがちですが、先ほどの構造で説明したとおり、かなり複雑な構造になっています。

タイヤのゴムは、製造工程で180℃の圧力釜で加熱され固められていきます。その過程で、ゴムの内部に気泡(空気)が発生し残ります。その気泡は、タイヤの品質低下になります。品質低下は、異常な発熱であったり、バーストなどの原因にもなります。このようなトラブルはかなり危険です!

このような危険(品質低下)を起こさないために、気泡を抜くことが大事になります。

気泡を抜くには、タイヤのトレッドパターンを成形する金型に気泡(空気)を抜く穴があけられています。

この穴から空気と一緒に飛び出したゴムが、ヒゲの正体となります。それが「スピュー」です。

この押し出された「スピュー」はとても長いのですが、出荷前にカットされることになります。

その後、店頭で並ぶタイヤに伸びて付いているのが「スピュー」となるわけです。

 

 

タイヤのヒゲの注意点

 

ではでは、この「スピュー」を根元でカットすればよくね~と思いがちですが。

カット時にタイヤを傷つけることにもなりますので、おすすめできません。

そのまま、放置し自然とすり減っていくのを見守りましょう😄

 

 

まとめ

 

今回は、「新品のタイヤに付いてるあのヒゲってなに?」をご紹介しました。

タイヤのヒゲの正体は、タイヤ内の空気をにがしたときにできるものでした。

このヒゲに名前があるなんて思いもなかったですね。

そう、ヒゲの名は「スピュー」でした。なんかお菓子の名前みたい😆

「スピュー」は製造過程でとても重要な役割で出来たものでした。

タイヤは、人の命を預かる大事な部品の一つです。かなりの進化を経て安全に作られていることがよくわかりました!

今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事も配信しておりますのでご覧下さい。

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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。

では、また次回お会いしましょう😄

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田舎のおっちゃん
まめころ
田舎の沿岸沿いにポツリと在住のごく普通な凡人。昔は車の整備士さん。 物に愛が付くのは車だけ!この言葉に感動。車好きに。 将来の夢:車とバイク、工具に囲まれた生活! 休日に出来る車のDIYメンテにチャレンジしてみたい方に、車の修復をご紹介できたらと思いサイトを立ち上げました。 車の何でもを載せて、ご紹介もしていきます! ご視聴よろしくお願いします😄
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