車は、気温(環境)の低い地域によって仕様が異なります。それって皆さんわかりますか?ほとんどの人がわかっておられるかと思いますが、そうです寒冷地仕様車です!とはいえ寒冷地仕様車の何が標準車と違うのかまでいまいちよく「わかんねー」と思われる方もいらっしゃるかと…。今回は、「車の寒冷地仕様車と標準車の違いってなに?」 をご紹介します。
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寒冷地仕様車とは
寒冷地とは、車業界で示す基準があり「-10℃以下」を寒冷地と定めています。
では、寒冷地仕様車とは、気候が寒く雪の降る厳しい地域でも安全にしかも快適に走行できるように装備を充実させた仕様になった車です。
通常の標準車と比べると雪にたいする装備だと考えてもいいのかもしれないですね😄
各国産メーカーでも寒冷地仕様の設定で、標準車と寒冷地仕様車と分けられていたり、寒冷地仕様車の設定のないメーカーがあります。
寒冷地仕様車が分けられているメーカー
トヨタさん、日産さん、ダイハツさん、三菱さんです。
寒冷地仕様など設定のないメーカー
ホンダさん、マツダさん、スズキさん、スバルさんです。
寒冷地仕様車の設定、オプションのないのは、気候の厳しい環境でも耐えられるように設定されていると考えられます。
寒冷地仕様車と標準車の違い
ではでは、寒冷地仕様車と標準車との違いってなにがあるのかをみてゆきましょう😄
寒冷地仕様車といわれても何が違うのって思われる方もいらっしゃるかと…。
メーカーによっても寒冷地仕様が違っていたりもしますが、その中でよくあるものをご紹介します。
- バッテリー
- ワイパーモーター
- ラジエター液
- ウオッシャー液
- 下回りのサビ止め
- シートヒーター
- ミラーヒーター
- リアフォグランプ
以上が、よくある寒冷地仕様車の装備です。
バッテリー
寒冷地仕様のバッテリーは、標準仕様と比べてバッテリーの容量が大きくなっています。
それは、寒い環境化の低温時にエンジンをスタートさせるための始動を保つためにバッテーリーの大型化が必要となります。
※バッテリーの種類で低温時でも強いパワーのバッテリーもあります!
ワイパーモーター
ワイパーモーターも強化されています。
ワイパーモーターが強化されているのは、雨と比べ雪は、重いことで強化されています。吹雪きにもなると徐々に雪の重みも増してきます。
ラジエター液
ラジエターに入れる不凍液の濃度を高めます。
エンジンを冷却するラジエター液が凍ってしまうと、エンジンにダメージ、破損させてしまいます。そんなことにならないように不凍液の濃度割合を濃く、50%まで高めることで、=35℃までの環境に対応できる濃度になっています。
ちなみに、標準車の濃度は30%です。この濃度は、=10℃までの対応になっています。
ウインドウオッシャー液
ウインドウオッシャー液の成分割合も変えることで凍結を防止します。
濃度が低かったり水だけだと配管内やノズルが凍ってしまうことで、いざという時に噴射してくれないことで、危険を伴うことになります!
下回りのサビ止め
下回りのサビ止めにコーティングを施します。
標準車でもコーティングはされてはいるのですが寒冷地仕様車では、さらに防錆に優れた塗料を塗っておくことで、冬の凍結した路面にまかれる「塩カル」によってサビの発生を防ぎます。
シートヒーター
冬の寒さで、車内も凍てついていることもあり車に乗り込むと寒い冷たいと「ビックリ」することも。
こんな状況に、頼もしい装備がシートヒーターです。これがあると座席に座った時のひんやりを緩和してくれます。いい装備ですね😄
じぃーさんは、ハスラーさんに乗っているのですが標準装備になっています。これは、重宝しますね!
ミラーヒーター
雪の付いたサイドミラー、結露やくもりにもなって視界の妨げになります。
これでは危険ですね😱
しかしですよー。雪の付いていたり結露、くもりを解決してくれるのが、「ミラーヒーター」です。この機能は、リアガラスの熱線と同じスイッチで連動している装置です。
機能としては、サイドミラーを熱線によって温め、雪や結露、くもりを取り除いてくれます。
リアフォグランプ
次にリアフォグランプです。
雪が降って後方の車から前方の車が見えにくくなったり、雪が降り積もることで、ストップランプやテールランプに雪が重なり付いて見えなくなることもよくあります。
このような場面で、活躍してくれるのが、リアフォグランプです😄
後方車両の視認性が高くなることで衝突事故の防止にも役立たせることにもなります。
雪道での運転は、前方に集中していることで、後方の車両の注意が薄くなりがちですが、リアフォグランプがあることで、後方のカバーもしてくれますね。
まとめ
今回は、「車の寒冷地仕様車と標準車の違いってなに?」をご紹介しました。
雪の降る寒冷地では、標準車では耐えられない環境も存在するので、寒冷地仕様車にすることをおすすめします。
また、冬のスポーツなどを楽しまれる方も寒冷地仕様車にしておくことでトラブルを防ぐことができます。いざという時がありますもんね😄
寒冷地仕様車とはいえ、冬のシーズンに合わせ準備が必要ですね。
備えあれば患いなしです。
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別の記事も配信しておりますのでご覧下さい。
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皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄