車の車内の汚れ気になる!長年乗っていると室内は汚れてくるもの。室内の汚れは、シートや天井で、とくにシートの汚れはひどく、汗の臭いだったり(ペット臭やたばこ)食べこぼしのシミなど。シートをキレイにしたい…。ん⁉シートの丸洗いって自分でできるの?今回は、汚れた自動車のシートを自分で外して掃除する方法をご紹介します。自分で丸洗いすることでコスパよく仕上られます!
Contents
汚れたシートを外す
車のメンテナンスはボディーにワックスやコーティング剤を施してこまめにお手入れをしている方も多いはず。
では、内装はどうでしょう?
内装は自分でも気が付かないうちに汚れてきているかと。よーく見てみると結構な汚れになっています。
シートの汚れってなに?
汚れの主な原因は人の汗や皮脂、飲食物の汚れ喫煙されるならヤニ、ペット、砂や泥汚れなどがあります。
私の車は中古車(経年劣化の車はとくに!)だったので、シートがかなり汚れて臭いがホコリっぽいというか汗の臭いなのかっていうような臭いが漂っています😱
これは「ヤバイ」と思いそれじゃシートを自分で丸洗いをやってやる~!とチャレンジしてみました。
ちなみにこの臭いは、私の加齢臭ではございません…😅
シートを取り外す道具(工具)
今回登場するお車は、「三菱 トッポさん」です。

<三菱 トッポさん>
軽自動車なのでそれに沿っての作業になりますが乗用車でもそんなに変わりはないです。熱線や電動シートではないので簡単です。
<使用する工具>
- ボックスレンチ(14mm)
- ラチェット
- モンキーレンチ(予備として)
上記の工具を使って外していきます。

【準備した工具】
汚れたシートを外す
前列の運転席、助手席の各シートはナット4個で固定。取り付けられているナットを外します。
次に後部座席は6箇所で固定されています。

<助手席 ボルト前2箇所>

<助手席 後ろ側ボルト 右>

<助手席 後ろ側ボルト 左>
ボックスレンチをしっかりと奥まで入れて慎重に回していきましょう。

<ラチェットを使って外す>
ボルトのサイズがメーカーや車種によって違う場合があるのでよく確認しましょう!
サビたナットやボルト:
サビているナットやボルトを外す時に注意が必要。サビていると外せないことががあり無理やり回すとなめたり破損の原因になります。
ナットの頭をなめた場合、ドリルを使い首下をペンチなどを使い挟んで回しながら外していきます。
シートのパーツを外す
シートのボルトが外せたらシートを車内から取り出す。
ボディや室内のキズ防止のために段ボールや要らなくなった毛布、タオルで養生してます。
シートを固定しているナット4個を無くさないように保管しておきます。
また他に固定されているものやボルトを確認、さらに配線が付いていないかをチェックし、シートを上へゆっくりと持ち上げ室内から取りだします。
室内からシートを取り出す際の注意点!
シートをナットやボルトで固定する部分は金属がむき出しになっている。
ボディーや内装部品にあててキズがつかないように慎重に取り外していきましょう!

シートは重い!
シートは思っているよりもかなり重いので腰を痛めたり怪我の無いようにしましょう!
シートを取り出せたら次にヘッドレストを外す。
外し方は、シートとヘッドレストに留具があるのでそれをつまんで、引っこ抜きます😄
※ヘッドレスト以外にアームレストなどがあれば外します。シートとヘッドレストは別々に洗浄するので分解します。必要でなかったらそのままで。
シートの汚れ落とし!
シート汚れを落とす。
取り出したシートは、室外に出すと汚れのひどさがよーくわかります。

ん?ええ~!
お~お~ 汚れてる~!
汚れたシートの洗浄、用意する物
洗浄に必要な用具はこちら。
<お掃除に必要な物>
- 高圧洗浄機 または、散水シャワー
- ルークリ洗剤(車内用洗剤)
- ゴム手袋
- 霧吹き
- ゴーグル(洗浄液の防具)
- ブラシ(毛の柔らかいブラシ)
汚れがひどく高圧洗浄機で落ちない場合、ブラシで汚れをかき出します。必ず必要という物ではないです。
次に準備がそろったところでシート洗浄をやっていきます。
シート洗浄
シートを丸洗い!
外したシートを高圧洗浄機を使って洗っていきます。
シートを水洗い、ヘッドレストも
外したシートを水で洗い流していきます。
今回は高圧洗浄機を使っていきます。
ヘッドレストも水で洗います。ヘッドレストの汚れもひどいので洗いましょう。
高圧洗浄機を使うと汚れは、吹き飛ぶことで楽にキレイにお掃除できます。
ルークリ洗剤を使う
洗剤は、ルークリ洗剤車内用(アルカリ性洗剤)。こちらを使ってシートを洗浄していきます。
シート、ヘッドレストを一度水で濡らし流します。
ルークリ洗剤(アルカリ性洗剤)を霧吹きのボトルに入れ水で希釈します。
希釈後、ルークリ洗剤を霧吹きによって吹き付けます。
<ルークリ洗剤>
今回の洗剤は、アクスさんのルークリ洗剤(アルカリ性)。
容量は4ℓで希釈タイプ、アルカリ性の洗剤。希釈は、洗剤1:2水の二倍で薄めます!
キャッチフレーズが「Newバカ落ちルークリ」と、出ているだけのことがあって、なかなかの優れものです!
吹き付けた瞬間から汚れが落ちるのがわかります!「ビックリ」

「用途は車内の布、モケット地やビニールレザー、ダッシュボード廻りの汚れ落とし用(柔軟仕上げ)」となっています。
内装にはもってこいの商品です。
<ルークリ洗剤概況>
メーカー名 | axe アクス |
---|---|
商品名 | ルークリ洗剤 |
用 途 | 自動車室内用 業務用クリーナー |
液 性 | アルカリ性 カセイソーダは含まない |
容 量 | 4L |
ルークリ洗剤は1Lのスプレータイプ(霧吹き)もあり、初めから希釈されているのでそのまま使うことができます。
シートを丸ごと洗うには、容量が若干足りないですが、部品などの洗浄には十分の容量です。
ルークリ洗剤(アルカリ性)を使用する時は必ずビニール手袋、ゴーグルを着用!
洗剤の用法、注意事項をよく確かめてから使用してください。
皮膚の弱い方や又、目に入らないようにビニール・ゴム手袋、ゴーグルを着用してください。
ブラシで汚れ取り
ブラシを使わない方は、次の「高圧洗浄機で汚れ落とし」に飛ばしてください。
シート、ヘッドレストはブラシを使って優しくなで洗いをしていきます。
ブラシは生地が傷む!
強くこすると生地が傷みまた、こすりすぎにも注意して洗いましょう。
今回は汚れがひどかったこともありブラシを使いましたが、多少の汚れは使わなくても取れてくれます。
高圧洗浄機で汚れ落とし
シート、ヘッドレスト、に付いている洗剤と汚れを落とす。
高圧洗浄機で汚れと洗剤を流していきます。
1回では落とせないので数回に分けてすすぎます。
高圧洗浄機を使う目安は泡が消え、汚れが浮き上がらない状態になるまで、すすぎ流していきます。
高圧洗浄機を使っていると汚れが浮いてくるのがわかります。
今回は汚れがひどいこともあって4回、高圧洗浄機で洗い流しています。

<洗浄後のシート>
どうでしょうか!
感想になるのですが、ルークリ洗剤と高圧洗浄機のこの2つを合わせて使うことで汚れはかなりキレイに取れます!
見違えるように綺麗になりました!自分でもできて簡単にシートの汚れを落とせます!
シートの乾燥と組付け
シートの洗浄、すすぎが終わったら乾燥。
シートの乾燥
シート、ヘッドレストの乾燥。自然乾燥で乾かしていきます。
シートを乾かす時間は、天候や季節によって変わります。天気のいい日は、約1~2日で乾きます。
今回、シートの乾燥を行ったのが3月とまだ肌寒い日でした。乾燥中(天日干」し)晴れだったのですがその後、雨の日が続き乾燥までに1週間はかかりました。
シートの取り付け
シートが乾いたら、次は車内に取り付け!
シートの組付け方は、取り外しの逆になります。
シート移動、装着時にも注意が必要です。取り外しの時と同様、ボディーや室内のパーツにキズを付けずに慎重に移動、装着します。
※ボディにキズがつかないように養生を行います!
また、ナットやボルトの締め過ぎでナメることのないようにしっかりと工具を奥まで装着し締め付けます。
組付けが終わったら、ヘッドレストを取り付けて作業は完了です。

-e1616247966349-320x180.png)

まとめ
今回は、自動車の汚れたシートを外して掃除する方法ををご紹介しました。
車のシート汚れ、意外と汚れているものです。その汚れを落とすとなると専門のプロにまかせたいところですが、工賃などのお金がかかります。
自分でお掃除をするとその分の節約にもなります。
シートのお掃除は、意外にも簡単で自分でもできます!それによってコスパも良くなる。
シートの洗浄のデメリットは何が考えられるでしょうか?
シート洗浄は全席、洗うことになります。その間は、車に乗れないので長期の休みの作業となります。
シート洗浄後の乾燥も夏の暑い晴れた日だと2日ほどで乾くので、でそういった日を狙ってシート洗浄をチャレンジしてみてはどうでしょうか。
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。関連記事も合わせてご覧ください😄
また、mamecoroエンジンは、YouTubeでの動画を配信しております。そちらもご視聴よろしくお願いします。
またチャンネル登録も宜しくお願いします。ご覧いただけたらうれしいです。
皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを祈っております。
では、また次回お会いしましょう😄