自動車を動かすには燃料から運動エネルギーに変える必要がある。その運動エネルギーを生み出してくれるのはエンジンです。運動エネルギーに変換するエンジン、今回はエンジン部品の一つクランクシャフトの構造をご紹介します。クランクシャフトはピストンから受ける往復運動を回転運動に変えてくれる重要な部品だ!
Contents
クランクシャフトの構造
クランクシャフトは、ピストンの往復運動をコンロッドを介して回転運動に変換するのがクランクシャフトの役割だ!
また、またその逆で回転運動でピストンを往復させる役割もある。
クランクシャフトの構造と役割
クランクシャフトの構造と役割について。
クランクシャフトはピストンの往復運動をコンロッドを介して回転運動に変換する部品となる。
またクランクシャフトは回転運動によってピストンの往復運動をさせる役割もある。
クランクシャフトの回転運動は、フライホイールやトルクコンバーターに伝わり、その運動エネルギーは各部の駆動力となり自動車を動かすことができる。
また、クランクシャフトの役割があります。吸排気のバルブとなるバルブシステムの稼働やバッテリーの蓄電に重要な働きを持ちます。
クランクピン
クランクピンは、往復運動を介す部分。
コンロッドを取り付ける部分にあたる。それによってピストンの往復運動をコンロッドに介してクランクピンで回転運動とする。
クランクアーム
クランクアームは、クランクピントクランクジャーナルをつなぐ部分になる。
クランクジャーナル
クランクジャーナルは、クランクシャフトの軸をエンジンに固定する部分となる。
バランスウエイト
バランスウエイトとは。
クランクシャフトが回転をすると発生するのが振動だ!
この振動を軽減させる役割を持つのがバランスウエイトの役割になる。
油穴
クランクシャフトにエンジンオイルが流れる空洞の通路になる。冷却や潤滑、摩耗低減の役割がある。
上記の5つが基本的な構造となる。
クランクシャフトの形状と役割
クランクシャフトの形状は、各機能を考慮された形状となる。その分、複雑となっている。
クランクシャフトは、エンジン内の振動をバランスをとるために打ち消すように部品が設けられている。
エンジンの種類には、「4シリンダー」「6シリンダー」といった種類がある。
クランクシャフトは、シリンダーの数の違いによって点火タイミングを合わせて動く設定がクランクピンにされている。
各部位をクランクシャフトはタイミングを合わせ同期を取りつつ回転する。
4シリンダー
直列4シリンダーのクランクシャフトの形状はの2種類「3軸受け式」「5軸受け式」となる。
クランクピン4つに対してクランクジャーナルが3つで受ける3軸受けと5つで受ける5軸受けがある。
軸受けを持たせることで、クランクシャフトを円滑に回転させている。
6シリンダー
6気筒エンジンの点火順序は2種類しかない。
2つの種類は、右手式と左手式に区分される。
クランクシャフトの前方から見て右手式は、1番目のシリンダーを圧縮上死点としたとき3番目の市rんだーがクランクピンの右手前側になるクランクをしめす。
左手式は右手式の逆となる。
【点火順序】
右手式:1―5―3―6―2―4
左手式:1―4―2―6―3―5
まとめ
今回は、【自動車のエンジン部品】クランクシャフトの構造と役割をご紹介しました。
クランクシャフトは、ピストンの往復運動を回転運動に変えます。
それによって駆動系に回転運動が伝えられ走行が可能になる。
またクランクシャフトはエンジンの各駆動部品を動かすことになっている。
そのタイミングに合わせ同期がとられている。もっとも重要な役割を持っていることがわかる。
今回は、ここまでとなります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもご覧下さい!
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また、皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを願っております。
では、また次回お会いしましょう。