車のエンジンの寿命は、すなわちシリンダーブロックの寿命と言っても過言ではない。シリンダーブロック内にシリンダーがありピストンが収納されている。そのシリンダーブロック内で混合気が燃焼することで収容されたピストンが往復運動をする。燃焼の際に発生する熱やピストンの摩擦などに耐える必要があるシリンダーブロック。今回はそのシリンダーブロックの構造をご紹介します。
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シリンダーブロックとは
シリンダーブロック内で混合気である燃料の燃焼は、シリンダーという筒内で行われる。
このシリンダーを構成しているのがシリンダーブロックになる。
混合気となる燃料が燃焼室で絶えず爆発が起こり、熱の膨張力でピストンが激しく動き往復運動となる。
そこでシリンダーブロックに求められる性能は丈夫でかつ熱に強い必要があります。
材質は、鋳鉄やアルミニウム合金で作られている。
他にも機能がある
クランクシャフトなどを収納する容器としても機能し、下部にはオイルパンが備えられる。
シリンダーブロックの構造
シリンダーブロックはどのような構造なのか?
ウオータージャケット
エンジンブロックは、冷却する必要がある。
シリンダーの周りにウオータージャケット(空洞)がある。
そのウオータージャケット部分に冷却液が流れる通り路になっていることでシリンダーブロックの熱を放散している。
エンジンオイルの通り路
エンジンオイルの通り路とは。
エンジンオイルが流れる通り路が必要。
エンジンには、オイルが流れ循環している。また、ピストンの外周にもいきわたらせ摩耗を防ぎ防錆、焼き付きを防ぎシリンダーとピストンにあたえるダメージを緩和させるのがエンジンオイルだ。
そのエンジンオイルを循環させるための通路になっています。
シリンダー
シリンダーはエンジンブロックの構成の中でもっとも重要。
シリンダーは、ピストンが収容されており燃焼室での燃焼から発する熱やピストンの往復運動による摩擦などがあり過酷な状況の中にある部位の一つになる。
シリンダーブロックの外側
一般的には、レシプロエンジンの4気筒が主流。
エンジンの周り、前面や側面には補機類などの付属装置が取り付けられている。
オイルパンやフィルター、ラジエターなどが補機類として装着されている。
シリンダーブロック底面
シリンダーブロックの底に面したところ。
クランクシャフトを納められるようになっており底面からでないとわかりにくい。
最後に
今回は、シリンダーブロックの構造をご紹介しました。
地球温暖化?に伴い脱炭素時代となりました。
その影響で、内燃機関はCO2の温床と悪い評判を与えられ姿を消していくことになります。
今後、次世代である電気自動車EVの時代になります。
これは、自動車界の黒船ともいえるものではないでしょうか。
とはいえ、内燃機関を決して否定できるものではなく、技術の結晶でありその素晴らしさを残していきたいものです。
少しでも後世に残るよう書き綴り記事に残したいと思いました。
今回は、以上となります。ご覧になられていかがだったでしょうか。また、別のブログも配信しておりますのでそちらもおすすめします。
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ご覧いただけますよう心から願っております。貴重なお時間ありがとうございました。
また、皆様の愛車がいつまでも綺麗であり続け安全かつ事故の無いことを願っております。
では、また次回お会いしましょう。